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追記 拙い文章ですが、多分上手くなってくので暖かい目で見てください👍
初連載開始。
題:日常の穴
設定。
シェアハウスの6人
嫌われ、愛され❌
恋愛要素無い
赫様主人公
転生ではなく、実況者としての6人
注意⚠️
バッドエンド。
全体的に暗い。(喧嘩描写、殴り合い、入院描写あり)
本作品には医学的な描写がありますが、どれも主が調べたことなので確かではありません!
真に受けぬよう、お気をつけください。
本作品に出てくる、ご本人様方の個人名、グループ名の伏字はしません。
各一話にある題名には伏字を致します。
また、コメント欄では伏字をお願いします。
注意事項を守れない方、注意事項の中で地雷があった、設定が嫌な方はお帰りください。
以下、プロローグ。(喧嘩描写、殴り合い描写あり)
─────────
「なっちゃんのためにも、俺はなっちゃんを殺したい」
「…………は?」
ほんの一瞬、理解が遅れる。
「今、なんつった?」
口に運んでいた水の入ったコップを机に置く。コトンと机が鳴った。
「なつを、殺したい」
驚くほどに曇りのない、真っ直ぐな声。
遅れていた理解が、嫌と言っても追いついてくる。
窓に当たる嵐のような雨粒達がうるさい。
「……理由は?」
「なつ、前々から生きたいだなんて言ってなかったでしょ? あと、これ以上なつを苦しめたくない」
脳で木霊する。”前々から生きたいだなんて言ってない”。
胸糞悪い言葉を、噛み砕く。
「ふざけてんの?」
「ふざけてない。真剣だよ。後でみんなに話すつもり」
「真剣でそれ言ってんなら、ガチ、リーダー考え直すよ?」
信じられない。というか、信じたくない。
メンバーを殺したいというリーダーが、どこに居るのだろうか。
「そういうのはどうでもいいから。俺はなつを解放したい」
針のように鋭い眼差し。
──ああ、ガチだ。ガチでこいつは言ってる。
腹がほんのりと熱い。
「解放したいって……、まだ可能性あるかもしんねぇだろ」
「医者は、もう死を待つのみって言ってた。それに、もう呼吸も浅くなりつつあるって」
「だからって殺すのかよ」
心臓が痛いくらいに早く脈を打っている。
声を聞くたび、こいつに対するナニカが崩れていってるように感じる。
喉がカラカラに渇く。話すのも億劫になってくる。
「殺した方がなつも楽だと思うし。ずっと続く地獄なんて、誰だって嫌でしょ?」
「それはお前が決めることじゃねぇだろ」
自分でも驚くくらいに声は低く、震えていた。
らんの瞳が赤く見える。
「けど、状況を考えなよ。もう助からない可能性が高い──「状況考えてねぇのはどっちだよ、なぁ? お前は助かったかもしれないなつを殺した時に責任持てんのか?」
拳に力が込められる。手のひらが食い込んで痛い。何を言っても分からないこいつをどうしたらいい? ソファから立ち上がる。
こっちを見上げるあいつも、立ち上がってきた。
「取れないよ。だからってこのまま苦しむなつを見ておけるの、いるまは?」
段々と、うるさい雨音達が潜み、聞こえるのは俺とらんの声だけになっていく。
「見ておくも何も、何もできねぇから見ておくしかできねぇだろ!! そんなことも分かんねぇのか──「何もできねぇならできないなりに考えろよ!!」
首元を持たれた途端、ぐわんと視界が揺れる。ソファに尻もちをついた。ガタンッとコップが倒れる音がした。
「ボーッと死ぬゆく様を見てねぇでさぁ!?」
腰が痛む。身体の中が燃えるように熱い。
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「死ぬなんてまだ決まったことじゃねぇだろ!!」
らんの首元へ手を伸ばす。机なんて知らずにそのまま、怒り込めて押し倒してやる。大きな物音がした。
「勝手になつを殺してんじゃねぇよ!!」
「──いい加減現実見ろよ!!!!」
────バチン、音が鳴った。視界がぐるんと回る。
「医者も死を待つのみつってんだよ!! ど素人の俺らじゃ生かすことなんてできるわけねぇだろ!!」
頬が痛む。血の味が口の中でじんわりと広がっていく。
聞こえる怒号。叩かれたのか、俺は?
「てめぇ何しやがんだよ。いくらなんでも殴んのは違ぇだろ、なぁ?」
目の端でらんの顔を見てやれば、真っ赤な上に涙でぐちゃぐちゃになってやがる。
どうしてこいつが泣いてるんだ。泣きたいのは、なつじゃないのか。
「話逸らすんじゃねぇよ、今はなつの話だろうが」
ドタドタと何やらが慌ただしい。
「メンバーに手ぇ出すやつの話なんか聞いてられっかよ。話になるわけねぇだろ」
跨いでいたらんの上から退く。頬を抑えるとジーンと熱い。
「……あ、すち。わりぃ、起こしちまって」
部屋へ行こうとしたら、真っ青な顔でこちらを見ていたすちがいた。
今は相手をしたくない、一人になりたい。
「えっ……あ、いや……。い、いるまちゃん、頬、だいじょ──」
「大丈夫だから、悪いけど部屋の片付けしといてくれ。頭冷やす」
「逃げんなよ、なつのことだろ、俺らの──」
「俺らのじゃねぇだろ、今更絆語んなや」
吐き捨てるようにその場を離れる。背中から大声がしたが、気にしないフリをした────。
────
波乱ですね。
ちなみに、主人公を赫さんにしようか桃さんにしようか悩みました。結果赫さんになりましたけど✌️
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(10いっても出ない期間が長いです)