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煙幕に包まれ、夏目が次に目を開けたときそこは自分の部屋だった
夏目
「俺の部屋!?、さっきまで的場さんの屋敷に居たはず!」
ニャンコ先生
「こいつが連れてきたんだろう、、」
夏目
「こいつ、、、」
と夏目はこいつ、、白髪の青年を見る
白髪の青年の瞳は左目が赤く、右目が真っ黒で左目しか見えてないいないのかと夏目が思っていると
白髪の青年
「普通に両目見えるから安心しなよ」
夏目
「そ、そうなんで、ですね、、」
夏目
(心を読まれた!、、この人、、何者何だ?)
そう夏目は思っていると白髪の青年はこう言った
白髪の青年
「夏目貴志、俺の正体が知りたいんだろ?」
夏目
「、、貴方は何者ですか、、この子とはどう言った関係ですか、、」
と夏目は男の子を抱き締め聞くと白髪の青年は名乗った
白
「俺は白、、、と言っても人間じゃあない、、ましてや妖でもない、、」
ニャンコ先生
「ほぉ、、ならば何だと言うんだ、、」
白
「夏目貴志は一度会っているんだがな、、」
白がそう言うが夏目には白に会った記憶がない
夏目
「すいません、、会ったことがないと思うんですが、、」
白
「まぁ、、人間の姿じゃあなくてあっちの姿だったからな、、見せてやる」
そう白が言った次の瞬間、白の周りが白く煙が上がった
夏目
「ゴホゴホ!、な、なんだ!?」
ニャンコ先生
「おい!、部屋を煙くするな!この白髪!」
とニャンコ先生は言って、白に突進するために煙の中へ行くがそこには白の姿、形も無かった
ニャンコ先生
「何処に行った!」
ニャンコ先生はそう言って煙の中を探って行っていた時、突然、目の前に白い人魂が現れた
フョ
ニャンコ先生
「な!、なんだ!?人魂!?!?」
夏目
「ニャンコ先生!、人魂ってどういう、、!」
夏目はニャンコ先生の人魂と言う単語を聞き、窓を開けて煙を出し、言うとそこには自分が森で見た、白い人魂に赤い色のした物が浮いていた
ニャンコ先生
「この人魂め!」
ニャンコ先生は白い人魂を攻撃するが人魂はそれを避けて、夏目へと近づく
そして、夏目に近づいた人魂は夏目の目の前で人の形をしていき、夏目達の知っている姿へとなっていった
夏目
「白さん、、!」
白
「あはは!、驚いた?」
ニャンコ先生
「お前!、人魂だったのか!、なぜ人の姿に慣れる!」
白
「うん?、あぁ、自分の意思と**主様の力をちょこと貰って慣れてるんだよ**」
夏目
「主様?、、って、、」
と夏目は言ったあと、友人帳を守ると白は慌てて言う
白
「安心しろ!、友人帳は取らない!、俺達は陸を探しに来ただけなんだ!」
夏目
「**陸?、、**って、、」
白
「今、お宅の用心棒が見てる男の子だよ」
と白はニャンコ先生がじっと見ている男の子を指差し言うとニャンコ先生は白にこう聞いた
ニャンコ先生
「この子供、、霊か、、気配と力がちと強いのはお前達と居るからか?」
夏目
「え!?、霊!?、この子か!?、あと力が強いって!」
夏目もニャンコ先生の話しを聞いて驚いていると白はそうだよと答え言う
白
「そうだよ、俺達は強いからねぇー、陸に少し力を上げたのさ」
白
「まぁ、、今回の事で力も少し挙げるのよさないと行けないけどね」
夏目
「え?、どうして?」
夏目がそう聞いて白が答えようとした時、玄関から登子の声が聞こえ、夏目は白を見つめる
白
「行ってきなよ、俺は陸の隣で待ってるからさ、、あと**仲間に報告しないとだから**」
夏目
「あ、うん、、」
夏目
(陸くんを一緒に探している仲間、、)
そう夏目は思いながらリビングへ降りて昼飯の支度を手伝い、食べた
昼飯を食べ終えた後、夏目は食器を片付けていた時に登子にこうお願いした
夏目
「登子さん、すいませんがおにぎり四個ぐらい握ってくれませんか?、これから少し課題をしなくては行けなくて、、、」
登子
「あら、良いわよ、作るからちょと待っててね」
登子はそう言うとおにぎりを作り、皿に置いて夏目に渡した
登子
「おにぎり、足りなかったら行ってね」
夏目
「はい、ありがとうございます」
そう夏目は言うとお皿を貰い、部屋へと戻った
部屋へ戻るとそこには白と陸、ニャンコ先生の他に黒髪の青年と青髪の青年がいた
夏目
「ニャンコ先生!、この人達は!」
ニャンコ先生
「この白とやらのお仲間だ」
とニャンコ先生が言うと黒髪の青年達は名乗った
黒
「初めて、俺は黒、白と同じで人魂だ」
青
「初めて!、俺は青!、二人と同じで人魂!」
夏目
「は、初めて!、俺は!」
と夏目も自己紹介しようとしたが黒はしなくて言いと言った
黒
「自己紹介なら言い、夏目貴志」
夏目
「どうして!、俺の名前を!」
青
「だって、この辺じゃあ有名よ?夏目レイコの孫で、、、友人帳の持ち主だしね」
青はそう友人帳が入っている鞄を見て言う
夏目は鞄を抱き締め、ニャンコ先生は青の前へと行くと青はニャンコ先生を抱き上げる
ニャンコ先生
「何をする!、離さんか!」
青
「あはは!、友人帳を俺達は取らないよ、陸を助けてくれた恩人の宝物だからね」
夏目
「恩人、、、って俺はそんな、、」
黒
「いや、恩人だ、陸の事を見つけ、白に場所を教えてくれたからな」
夏目
「え?、俺、白さんに教えてなんて居ないですよ?」
白
「いや、教えてくれたよ、、これでね」
そう白は言うと手の甲に白い鶴を作り、夏目達に見せると夏目達はその白い鶴を見てまさか!と言う
夏目
「その白い鶴を挙げた、青年って!」
ニャンコ先生
「お前だったのか!?」
白
「おう、って言っても渡して貰ったのは俺達片割れで鶴には俺が成ってたがな」
夏目
「成ってたって!」
黒
「俺達は形を自由に変えられるんだ、鶴や蝶や、色々な」
青
「今回は白が、夏目貴志のポケットに印を着けてあの屋敷にたどり着いたんだよ」
白達はそう説明すると夏目は納得し、寝ている陸について白達に聞いた
夏目
「あの、陸くんって、、妖ですか?さっきいた屋敷の牢屋壊していたし、、雰囲気が、、何て言うか怖くて、、」
と夏目が聞くと黒が答えた
黒
「陸は霊だ、妖ではない」
夏目
「霊?!」
黒
「あぁ、陸が牢屋を壊せたのは白から聞いたと思うが俺達が力を少し与えているんだが、、、、陸の雰囲気が怖かったと言ったな?」
黒
「それは力のコントロールがうまく聞いていないからだ、あの的場一門は結界が何重でコントロールが効き煩い、コントロールで出来なくて、雰囲気が怖くなってしまったのさ」
と黒の説明を聞いた夏目は約束について聞いた
夏目
「あの、実は陸くんはレイコさん、、僕の祖母と何か約束していたそうなんですが、、何か知りませんか?」
青
「知らない、俺達も未来、、陸の双子の妹からただ約束を果たしにってだけ聞きたからさ」
白
「内容までは知らないんだよ」
夏目
「そうなんですか、、」
と夏目が言うと白が夏目にこう言った
白
「そういえば、夏目貴志、主様がお礼を言いたいから七辻屋に来てほしいと伝言を受けた」
夏目
「七辻屋にですか、、分かりました、、その主様の特徴などは、、」
と夏目が聞くと白は答える
白
「主様の特徴は、、書学院の服で白い狐面をしれおられる、後は俺の片割れの緑色で白いの人魂が側にいる」
そう白から聞いた特徴に白い狐面、、と言う単語で夏目は柊から聞いた人の特徴と似てると思った
夏目
(柊から聞いた報告と似てる、、まさか白さんの主、、はどんな人なのかだろうか)
夏目
「分かりました、これから行ってきます」
と夏目が言うと白は分かったと言い、青からニャンコ先生を返して貰い、夏目に返した
白
「主様には俺から連絡しておくから、行きなよ、陸が起きたら一緒に行くから」
夏目
「分かりました、そのおにぎりあるので陸くんと食べて下さい」
青
「うん、ありがとうねー」
夏目
「行ってきます」
そう夏目は支度をしてから七辻屋へとニャンコ先生と共に向かった
七辻屋
夏目達は七辻屋へと着くとそこには店員しか居なく、白い狐面を被った人は居なかった
夏目
「早く来すぎちゃたのかな、、」
ニャンコ先生
「そうかもしれん、、少し中で待って来なかったら饅頭を買って外で待っていようではないか」
夏目
「そうだな」
二人はそう話しながら店内で待っていると後ろなら声を掛けられた
???
「すいません」
夏目
「はい、、!」
夏目は声を掛けられ後ろを向くとそこには白い狐面を被り、書学院の服を来ており隣には白い人魂が浮いている青年がいた
白い狐面を被った青年
「あの、夏目貴志さん、、とニャンコ先生で合ってますか?、その俺は白のその主で、、」
夏目
「はい、合ってます」
と夏目が言うと青年は良かったです、と言うと外で話そうと言って店から出て、近くのベンチに夏目達と一緒に座った
夏目
「改めて、俺は夏目貴志って言います、此方は俺の用心棒のニャンコ先生です」
ニャンコ先生
「ふん」
夏目
「えっと、、貴方は、、」
と夏目が聞くと青年は名乗った
首魁
「俺は、、首魁、怪異だよ、あと、、七不思議のリーダーで首魁」
ニャンコ先生
「首魁?、本名を言わんか!本名を!」
ニャンコ先生がそう言うと首魁はこう言う
首魁
「本名言っちゃうと、俺の事分かってしまうし、生前の事も分かるのでちょと困るんです」
ニャンコ先生
「生意気な!、その面取ってやる!」
夏目
「ニャンコ先生!、ダメだ!」
と夏目はニャンコ先生を抱き締め止める
ニャンコ先生
「離せ!、夏目!、このガキの顔を見てやる!」
そうニャンコ先生は言って夏目の腕から逃げ出し、首魁の着けている面を取った
夏目達は面の取れた顔に見覚えがあった
夏目
『須王、、環?』
須王環
あれはまだ夏目が親戚の家を転々としていた頃
ある事件が大きく報道された
内容は私立桜蘭高校で七人の生徒が殺され
犯人が自殺したと言うニュースだ
そのニュースには殺された生徒一人一人の名前が呼ばれ、その一人である須王環が今自分の目の前に居る
ニャンコ先生
「須王環?、夏目知っているのか?」
夏目
「知ってるもなも!、ニュースになってたんだよ!」
夏目
「けど、結構前に亡くなってるんだけど、、どうして、、まさか、、未練が、、」
と夏目が言うと首魁、、環は違うと言う
環
「未練はまぁ、あるけど違うよ」
環
「俺達は**ある役目のために怪異になったんだよ**」
夏目
「ある役目って一体、、」
環
「それは秘密だよ、、ってニャンコ先生返してくれませんか?、その面被っていないと落ち着かないので」
と環が言うとニャンコ先生は面を返し、環は面を再び被り、本題に入った
環
「ゴホン、、話しを戻して」
環
「白から聞きました、陸を助けてくれてありがとうございました」
と環は言うと頭を下げた
夏目
「止めて下さい!、俺はその助けなんて、、陸くんがその自分で檻を壊して出たので!」
環
「けど、場所まで案内してくれた、、まさかあの的場一門に捕らえられていたとは、、驚きましたが、、、」
夏目
「捕らえられていたのを、、知ってたん、、」
環
「タメ語で良いよ、敬語だと話し煩いでしょう?」
と環が言うと夏目は少し間を開けて聞く
夏目
「、、的場一門に捕らわれていたのは知ってただな」
環
「うん、噂で妖か霊が祓いやに捕まったって聞いてね、、その調査で俺達来たんだけど、、何か白の噂が広まっていて、、、」
夏目
「あ!、、、あの噂か、、」
夏目は妖達が噂していた話してを思いだし、環は続けて言う
環
「それに何故か、柊と言う式に俺の姿が見られていて、、動きずらくなってしまって、、」
夏目
「柊の事、、気付いていたのか、、」
環
「うん、俺、気配とか直ぐ分かるんだ、、それで白達に陸の調査して貰ってたんだ」
環はそう説明すると夏目は環にこれからについて聞く
夏目
「なぁ、これからどうするんだ?」
環
「陸が目覚めてから、、約束について聞かないとかな、、夏目くんの祖母であるレイコさんと何のその約束をしたのかをしらない事には何も、、、」
夏目
「だよな、、、」
そう二人が話していると突然、環の目の前に赤色で白い人魂が現れた
夏目
「わぁ!、、って!、白さん!?」
ニャンコ先生
「驚かすな!」
環
「あはは、、陸が目覚めたのか?」
そう環が聞くと人魂はユラリと揺れて、グルリと回ったあと、一人の男の子が姿を現した
三章終わり
最終章開始