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霜月リラ@瑠璃ノ月第4夜
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お手紙
四
かえるくんが言いました。
「僕さ。僕が君にお手紙を書いたんだよ。」
「本当かい?」と、がまくんが言いました。「何て書いたんだい?」
かえるくんが言いました。
「こう書いたんだ。
『親愛なるがまくん。
僕は、君が僕の親友であることを、とても嬉しく思っています。
君の親友、かえるより。』」
「まあ。」と、がまくんが言いました。「それはとっても素敵なお手紙だね。」
それから二人は、玄関の前の階段に出て、お手紙が届くのを待つことにしました。
二人はそこに並んで腰掛けて、幸せな気持ちで待っていました。
がまくんは、もう悲しくありませんでした。お手紙が届くことが、ちゃんと分かっていたからです。
四段落 終わり
コメント
1件
ああ、もう、このお話、大好きです……!かえるくんががまくんに宛てたお手紙の内容が、本当に優しくてまっすぐで。読んでいて胸がじんわり温かくなりました。「君の親友」って言葉、たったそれだけなのに、こんなに心を満たしてくれるんですね。二人で階段に並んでお手紙を待つ姿が目に浮かんで、幸せな気持ちになりました。素敵なエピソードをありがとうございます🌷