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『あ、新しいお家と体…?此処から出られないの!?帰してよ!』
とうとうパニックになって叫んでいると、また例の歯茎が飛んできた。
『はいはい、まず名前を決めよう!』
『な、名前…?私の名前は……………、』
あれ…?忘れるはずのない名前が思い出せない。必至に脳をフル回転させていると、私の前に大きなルーレットが降ってきた。
『じゃあこれで決めよう!』
歯茎が回そうとすると、背の高いうさぎがそれを止めた。
『待って、ケイン。この子の名前、僕が決めるよ。』
どうやら、歯茎はケインと言うらしい。
『そうだなぁ……君は、目が赤くてやたらキラキラしてるから…「ルビー」とかで良いんじゃない?』
『やたらって何よ!しかも、ルビーなんて宝石じゃない!どうしてそんな名前に…?』
『僕らだって、そんなもんだよ。僕はジャックス。そこにいるピエロが、ポムニ。で、リコリスみたいな頭をしている人形は、ラガタ。』
『ジャックス!!』
ラガタが叫んだ。どうでもいいけど、リコリスって何……?
『それで、このバラバラにできそうなのがズーブル。で、あの泣き虫がガングル。で、枕に埋もれてる人が、キンガー。あと、あの浮いてるのがケイン。ね?皆似たような名前だろ?』
と、言うわけで、半ば強制的に私は「ルビー」になった。