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失望なんて、されたくなかった。
けれど、心の中で嘆いたところで、もう遅い。
下を向いたら涙が零れ落ちそうだったわたしはシオドール殿下から顔を背け、光が消えた両目で、ただボーッと湖を眺める。
そうしている内に、重い空気を打ち消すような、ガコンッ、という大きな音が響いた。
あ、ボート、乗り場に止まって……。
戻って来たんだ……。
「降りろ」
わたしはシオドール殿下に冷たく命令され、逃げ出すように降りると、シオドール殿下もボートから降りる。
……だめ。
もう、こんな冷たい空気に耐えられない。
白岡くんと気まずくなったのも、距離が出来てしまったのも、ぜんぶ自分のせいなのに。
このままだと白岡***********
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