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らっだぁの過去編です。

✂︎———————–ₖᵢᵣᵢₜₒᵣᵢₛₑₙ———————–✂︎

俺とぺいんとは小さい頃からよく一緒に遊んでた。あの日、初めてぺいんとに会った日。あんなことが起きるなんて思ってなかった。ぺいんとがどれだけ苦しんでいたか分からなかった。だから、それを知った日俺はぺいんとから俺と母親達の記憶を消した。もう一度あいつに笑ってもらうために……


ぺいんとには別の人生を歩んで欲しかった。苦しまずに、幸せになれるように願った。だが、俺の願いも虚しく高校で一緒になってしまった。俺は愚かだった。全て忘れているなら、せめて友達になるのはいいんじゃないかと思ってしまったのだ。考えが浅はかだった。結局また、苦しめることになった。俺があいつの足枷になっていた。

─────10年前

pn「らっだぁ!こっち来て!」

rd「今行くよ、ぺんちゃん」

6歳の時、俺とぺいんとはとある公園で出会った。

kr「ぺいんと!あんまり奥の方行ったらダメだよ!」

pn「わかってるって!クロノアさん!」

rd「あははw楽しいね!ぺんちゃん!」

pn「楽しいな!大きくなっても一緒に楽しいことしような!」

rd「うん!」

俺はぺいんとに救われていた。俺は有名な青井財閥の息子だ。その肩書きのせいで友達ができず、寂しい毎日を過ごしていた。母はそんな俺を気遣ってきょーさん達を雇った。当時、レウさん、きょーさん、ミドリは中学生でコンちゃんは俺と同い年だった。向こうからすれば、とてつもなく重い責任がのしかかっていたと思う。5人も有名な家柄だったが、急に連れてこられて困ったような顔をしていた。昔から人と関わろうとすると離れて言ってしまうためか俺は5人を拒絶した。上辺だけの友達なんていらないと言い放ち部屋にこもった。でも、毎日話しかけに来てくれて、だんだん心を開いていった。


kyo「らっだぁ、俺ら本当に仲良くしたいだけなんや」

ru「出てきてよ、一緒に遊ぼう?」

md「ラダオトアソビタイナ」

co「沢山話したいこともあるんだよ」

こんな風に毎日話しかけに来るから、俺も本当なのかもと思って部屋を出てみることにした。

rd「……おはよう」

kyo「おはよう、やっとでてきたな」

ru「ずっと待ってたんだよ?」

md「ナニシテアソブ?」

co「何する?」

rd「……! 公園に行きたい!」

ru「じゃあ、行こっか!」

そこでぺいんとに会った。あとは、最初に話した通りだ。俺はぺいんとを助けることに全力を尽くした。その結果、忘れさせたのだ。後悔はなかった。















pn「らっだぁ!お前、なんで忘れさせたんだよ!」










あぁ、神様はなんて酷いやつなんだろう

大嫌いだけど大好きな君へ

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