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続きお願いします!!
らっだぁの過去編です。
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俺とぺいんとは小さい頃からよく一緒に遊んでた。あの日、初めてぺいんとに会った日。あんなことが起きるなんて思ってなかった。ぺいんとがどれだけ苦しんでいたか分からなかった。だから、それを知った日俺はぺいんとから俺と母親達の記憶を消した。もう一度あいつに笑ってもらうために……
ぺいんとには別の人生を歩んで欲しかった。苦しまずに、幸せになれるように願った。だが、俺の願いも虚しく高校で一緒になってしまった。俺は愚かだった。全て忘れているなら、せめて友達になるのはいいんじゃないかと思ってしまったのだ。考えが浅はかだった。結局また、苦しめることになった。俺があいつの足枷になっていた。
─────10年前
pn「らっだぁ!こっち来て!」
rd「今行くよ、ぺんちゃん」
6歳の時、俺とぺいんとはとある公園で出会った。
kr「ぺいんと!あんまり奥の方行ったらダメだよ!」
pn「わかってるって!クロノアさん!」
rd「あははw楽しいね!ぺんちゃん!」
pn「楽しいな!大きくなっても一緒に楽しいことしような!」
rd「うん!」
俺はぺいんとに救われていた。俺は有名な青井財閥の息子だ。その肩書きのせいで友達ができず、寂しい毎日を過ごしていた。母はそんな俺を気遣ってきょーさん達を雇った。当時、レウさん、きょーさん、ミドリは中学生でコンちゃんは俺と同い年だった。向こうからすれば、とてつもなく重い責任がのしかかっていたと思う。5人も有名な家柄だったが、急に連れてこられて困ったような顔をしていた。昔から人と関わろうとすると離れて言ってしまうためか俺は5人を拒絶した。上辺だけの友達なんていらないと言い放ち部屋にこもった。でも、毎日話しかけに来てくれて、だんだん心を開いていった。
kyo「らっだぁ、俺ら本当に仲良くしたいだけなんや」
ru「出てきてよ、一緒に遊ぼう?」
md「ラダオトアソビタイナ」
co「沢山話したいこともあるんだよ」
こんな風に毎日話しかけに来るから、俺も本当なのかもと思って部屋を出てみることにした。
rd「……おはよう」
kyo「おはよう、やっとでてきたな」
ru「ずっと待ってたんだよ?」
md「ナニシテアソブ?」
co「何する?」
rd「……! 公園に行きたい!」
ru「じゃあ、行こっか!」
そこでぺいんとに会った。あとは、最初に話した通りだ。俺はぺいんとを助けることに全力を尽くした。その結果、忘れさせたのだ。後悔はなかった。
pn「らっだぁ!お前、なんで忘れさせたんだよ!」
あぁ、神様はなんて酷いやつなんだろう