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社会の発表シート作ってるときに思ったんだ。
待って、ここから急に潜入にしたら急すぎるよな。…間、書くか。
ということで、千文字にも満たないけど、潜入前の話し合いのシーン書いたよ!!
それじゃ、いってらっしゃ~い(^_^)/
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路地裏から商店街へ戻ると、さっきまでの騒がしさが嘘みたいに遠く感じた。
蘇枋は歩きながらもずっと黙っていた。
いつもの笑みを浮かべてはいるが、 噛みしめるように奥歯を鳴らしていた。
ただ、その沈黙が続くのが落ち着かなくて、オレは口を開いた。
桜:…悪ぃ、勝手に路地裏行って。
蘇:違うよ。
短く、即答だった。
蘇:悪いのは院長だ。桜君は悪くない。
蘇枋の言葉以降、結果的に会話を広げることなく、屋敷のオレの部屋に戻ってきた。
長いソファに隣同士で座る。
蘇:…桜君、怖かった?
桜:べ、別に…。
蘇枋はオレの顔をちらりと見て、ほんの少し笑った。
けど、その笑みはさっきまでの軽い感じじゃなくて、どこか痛そうだった。
蘇:連れ戻されると思ったでしょ?
桜:うぐっ、ま、まあちょっとな。…アイツ、何も変わってなかった。
蘇:…桜君。
蘇枋は体ごとオレの方へ向き直り、まっすぐに見つめてきた。
その右目は、怒りでも苛立ちでもなく。
どこまでも真剣で、どこまでも優しかった。
蘇:もう二度と、あの研究所には戻さない。 君は実験体じゃない。桜君は、桜君 だよ。
桜:きゅ、急に変なこと言うなよ…///
胸の奥がモゾモゾして落ち着かなくなる。
蘇:となると、やっぱり行かないとね。正々堂々向き合って、桜君はオレの嫁だ、って証明する!
桜:ちょ、は!?///
少し既視感のある状況に、蘇枋は意地悪く笑った。
蘇:油断は禁物だよ~?
桜:っ…///うるせぇ!!
夜風が吹き抜けて、二人の影を揺らした。
“今夜”という言葉だけが、重く、熱く、胸に刻みつけられた。
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今回はここまで。
ちょっと甘いすおさく要素を頑張って入れたつもりだけど、感じてもらえたかな?
てか三連休で終わらせられなかったねw ま、いいや☆
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