「あ~惜しかったな~。」
うるさ…
隣でたっつんが突然大きな声を出したからびっくりした。
「たっつん、もう少し声量を下げてくれると助かるんだけど…」
「あぁゴメン、だけど惜しかったよな?」
「まぁ…確かに…」
たっつんの言う通り。
実戦は結構惜しいところで終わった。
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【実戦】
「クソッ全然あたらねぇ!」
俺は今適当に炎を放っている。
しかしたっつんにはほぼあたっていない。
それもそのはず、たっつんはずっと雷で攻撃をガードしているからだ。
たまにあたるんだけどな……
痛ッ‥たっつんから受けた攻撃が痛い。
「じゃぱぱ、もう疲れたころやろ?とどめいくで!『雷神』」
あー、これ死んだな。って思った瞬間……
「たっつんやめてくれ、それを放つと学校が…!」
先生がたっつんをとめた。
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って感じで、俺はたっつんにおされてた。
前の実戦は1ヶ月くらい前。
こんなに力の差が開くものなんだな…
「おっじゃぱぱ、たっつん!」
先生が後ろから小走りでやってきて、俺らを引き止めた。
「何ですか?先生。」
「二人とも、校長から呼び出しだ。急いで校長室にな。」
先生はそのことだけ伝えると、また小走りで帰って行った。
校長から呼び出し……何かあったんだろうか。
俺とたっつんは急いで校長室に向かった。
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続き楽しみー(* 'ᵕ' )