ほんの少し歩き,
異様な気配がする扉の前へ辿り着いた。
小峠「ここから先の部屋は親っさんの部屋だ。
くれぐれも失礼無いように。」
『は,はい…。』
隣の須永の兄貴は,何故か自分の事をまるで観察するように見てきている。
小峠さんはそんなことも気にせず,
深呼吸をし扉を叩いた。
小峠「親っさん。失礼します。」
親っさん「おう。入っていいぞ。」
親っさんからの許可とともに,
小峠さんは扉を開いた。
小峠「親っさん。
此奴が新しく天羽組に入りたいと。」
親っさん「あぁ。今は人が少ないし,わざわざ勇気を出してここまで来てくれたんだ。
追い返す訳には行かない。○○を,天羽組に入る事を許可する。」
『!っありがとうございます。』
須永「親っさん。此奴はオレが世話します。
宜しいですね?」
親っさん「あぁ。○○の世話,頼んだぞ。」
そこ言葉を受け取り,自分達は1つお辞儀をし,部屋を出た。
その後,小峠さんとは別れを告げ,須永の兄貴と行動することになった。
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須永「オイ○○ゥ…ま~た半グレの糞共がなんかしたらしい…分かるよなァ…?」
少しの沈黙が続き,一体何を話し出したかと思えば,とても血生臭い内容だ。しかし,断れば何されるか分からない。自分は内容を察し,言葉を返した。
『はい。その半グレ共を粛清させて頂きます。』
須永「あぁ正解だ…行くぞ。」
初めての仕事だ。上手くできるのだろうか,きちんと自分にとってのベストをこなせるのだろうか。ワクワクと恐怖が入り交じった複雑な感情で,須永の兄貴の車に乗り込んだ。
100♡で続き作成…
コメント
5件
良きぃぃぃぃ!!!!!! 続きが楽しみ(*´艸`)
おっと、好きです。(?)