須永の兄貴と車に乗りこみ,
兄貴から武器を頂いた。
須永「○○にはドスを渡す。上手く使えよ?」
『はい。有難く使わせて頂きます。』
兄貴から光り輝いたドスを受け取り,
懐にしまった。
次に,兄貴はカチコミ相手の詳細を話し出した。
どうやら相手は,
空龍街にヤクを持ち込もうとしていた奴で,
前回は未遂だったが今回とうとう実行したようだ。
しかも相手は1人では無く軽く5人以上は居るらしい。
あぁ~。聞いていて反吐が出る。楽して稼ぎたいのは解るが,法律を破って迄やる事なのだろうか。
まぁ,組織の人間が言う事じゃあ無いけど(笑)
そんな事思っていたら,どうやら目的地に着いたようだ。
あぁ。これが外道の臭いか。何度が嗅いだ事はあるが,こんなにハッキリと臭いが着いているのは初めてだ。
須永「オイ○○ゥ…もしミスったら頸動脈噛みちぎっちゃうからァ…」
軽ーい脅しを受け,自分たちは敵のアジトへ足を進めた。
息を潜めながら,糞共がいる部屋へ足を進める
のは何処ぞのスパイ映画を思い出す。
映画なら武器とか落としてバレる展開が待っているのだろう。
しかしそんな失態を犯す訳もなく,糞共が居る部屋の前へ辿り着いた。
須永「よし…行くぞ。」
兄貴が小声で合図をし,自分らは糞共がいる部屋の扉を蹴破った。
『野糞共を処理する専門業者でーすここに
野糞が転がっていると聞いて来ました~』
須永「噛む事に特化したディオです。本物です。」
MOB1「な,何だおめぇらは!!」
MOB2「アイツは…天羽組の須永?!」
適当に野糞野郎共に挨拶をし,処理を始める。
自分は足を踏み込み,一気に野糞共へ足を進めた。
『野糞はそこら辺に転がってましょーねー』
MOB3「ギャア!!」
MOB2「グアッ!!」
相手の反応など気にもせず,相手のアキレス腱を切り裂いた。
アイツらはもう二度と歩けないだろう。ざまぁ(笑)
本当はこのまま始末したいが,今はとりあえず制圧に力を尽くそう。
兄貴の方は…
須永「死神からのギフトだァ!!有難く受け取れェ!!」
MOB4「グガガガガガ…」
MOB5「うぁ…あ…!!」
数分後
始末し終わった頃には辺りは血が散乱していた。特に兄貴の方に。……………は?
須永「あ゛~半グレってンでこんな弱ェンだろ~ナ~」
辺りを血の海にしながら怠そうに周りを見渡す姿は,何故かとても魅力的だ。
『兄貴…死体の処理はどうするのですか?』
須永「あぁ。そーゆー系は北岡とかに任せてある。安心しろ。」
『了解です。それじゃあ帰りましょう。』
須永「ン,りょ~か~い」
自分達は車に乗りこみ,事務所へ戻った。
須永「そーいや○○よォ~…」
『はい。なんでしょうか。』
須永「半グレ野郎共のアキレス腱斬ってただろォ??」
『はい。一瞬で再起不能にしました。』
須永「ンであン時トドメ刺さなかったのォ?」
『あ…自分,あまり握力強くなくて…斬る事は出来るんですけど刺す事が出来ないんですよ…』
須永「ふ~ん…まぁ頑張れよ。」
初めて兄貴がくれた応援の言葉。
私は泣きそうになった。態度は冷たいが確かにその言葉には,聖母のような優しさと,抱きしめるような温かさがあった。
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コメント
8件
いやいや、、神なのよ… 好きだッ!!!!
へへっむちゃいい((´艸`*))
好きすぎる、