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4 - 第4話丹村海琉

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2022年12月14日

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現在地 青森新都心


どうやら父さんは話を通しているらしいから俺がここにいるのは知っているはず、、

しかし一体どこにいるんだ

丹村海琉のやつ、、

とりあえず俺はここらで1番目立つ塔の下で待機することにした。

こう考えて塔に到着した瞬間だった。

目の前に5個の浮遊する球体のようなものがでてきた。

そして突然こちらに向かってきて撃ってきたのだ

「ここにも来ているのか!NGEめ!」

NGEの奇襲だ、青森に俺が向かっていることを知られていた!

だがしばらくしてその球体は1人の男の元へと向かっていった。

青い髪に虚ろな目、あまり清潔感は無い容姿をしている

「丹村、、海琉?、、」

俺はいつの間にかそう聞いてしまっていた。

「やはり出てきて正解でした」

出てきて?どういうことだ

「おい、出てきて正解ってどういう意味だ?これに正解も間違いもないだろ仲間に姿は見せるもんだ。」

なぜこれから仲間になる俺に姿を隠す必要がある?なんかわかんねぇけどやな奴だ。

「信じてないからです。いつあなたが私の仲間と言いました?いつ私があなたの仲間と言いました?この両方が証明されない限り、裏切りや罠という可能性は捨てきれません。」

このあとも海琉は続けた。

「しかしあなたの前に出たのに理由がないわけではありません。あなた私の名前をこの場で呼びましたよね?そしてあなたはこの球体に襲われた際NGEかと声に出した。NGEがいるという可能性もあるのに私の名前を出した。これは自分がNGEの敵対勢力であるのと私もNGEの敵対勢力であることを証明したも同然。これを言うような頭脳の時点であなたは私の敵ではありません。これはあなたを仲間と言っている訳ではありません。仮に敵でもなんの驚異でもないということです。」

こいつ、どこまで考えているんだ?

本当にこいつは味方なのか?

しかし丹村海琉と俺が呼んだと言ってるならこいつは丹村海琉で間違いないのか?

「海琉、お願いだ。福岡に今敵がいるそして福岡には俺の友達がいるんだ。この通りだ頼む、一緒に戦ってくれないか?」

俺は地面に額を付けた、俺がこんなに下出に出ることはまずない。

「、、、、いいですよ。ただ一つだけ

私はあなたをまだ味方とは思ってません。」

「あぁ、これから証明してみせる、だから一緒に戦ってくれ。


俺はお前と対峙したくない。」

そう言うと海琉はこちらに背を向けて去っていってしまった

とりあえず一緒に戦ってくれるようにはなったのだろうか?

ところでこいつが使うレガリアは一体何なのだろう?

「な、なぁ海琉お前の使ってるレガリアってなんなんだ?良かったら教えてくれよ」

後を追うように着いていき下出に出て聞いてみた

「レガリアを教える気はありません。あなたはテストでカンペを共有するタイプですか?」

やはり教えてはくれなかった。海琉、なんでお前はこんなにも仲間というものを拒絶する?

「そ、そうだよな!言われりゃそうだ悪ぃな、じゃあ俺もそろそろ戻ろうかな」

そう言って戻ろうとした時だった、

父さんから通信を受信した。

「大宗、聞こえるか?私だ、良いかよく聞け?青森から北海道へ繋ぐ青函トンネルをNGEと見られる者が通過した。NGEは少なくとも北海道に向かっている。後を追って何としてでも食い止めてくれ何か嫌な予感がする、、」

ものすごく急いだ口調でこう告げてきた。今から俺は北海道へ向かいNGEと対峙することになる。

「北海道と青森を繋ぐ青函トンネルにNGEの目撃情報。彼らの目的は一体なんでしょう?」

後ろには海琉がいた。本当にこいつは掴めない そして続けるようにこういった。

「私の予想はふたつですが、札幌新都心もしくは網走掘削エリア、資源が大量にあるところです。」

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