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新しいシリーズです。
チャットノベルより、ノベルの方が書きやすいのでノベルです。
人格崩壊注意
口調迷子
何でも良い方のみどうぞ!
僕は鬼上えびす。
ついさっき高校2年生になったばかりだ。
1年のころはなんとなくの学校生活を送り、日々が過ぎていった。
2年になってもなんとなくの生活を送るつもりだった。
この先輩に会うまでは
今日もなんとなくの生活を送っていた。
ただ時間に身を委ねるだけでいいから、とても気楽だ。
「っ!」
何かがぶつかった。いや、ぶつかってきたの方が正しいのかもしれない。
頭がグラグラする。
痛い。
「ごめん!君、大丈夫?」
誰だろう、見たことのない顔。先輩かな?
「あっ、はい…大丈夫です…」
「良かった良かった〜、僕の不注意でほんとごめん!」
これは先輩…だな。
「いえいえ、俺もなんで…」
申し訳なさそうな顔をして、彼は優しく微笑んだ。
ライトグリーンの瞳の色。 珍しい。そして、美しい。
触れたくて、思わず手を前に出してしまった。
「目、気になる?」
「えっ、」
目を見ていることが気づかれていた。
「綺麗でしょ、でも触らせてあげないから」
そう言って彼はにっこり笑って言った。
「そういや、君の名前を聞いていなかったよね?」
「そう、ですね…」
「なんていうの?」
この人、ズカズカと僕の心に入ってくるな… 。
「あっ、やっぱり僕の方から言ったほうがいいよね?」
「どちらでも…」
もう良いや、任せよ。
「僕の名前は鳥野ぺんと。よろしくね」
彼はそう言って几帳面に胸に手を当て、お辞儀した。
「あ、えと…鬼上えびすです。よろしくお願いします」
俺も軽くお辞儀をした。
「鬼上…えびす?」
「はい」
「もしかして、えんちょうの友達?」
えんちょうのことを知っている…?もしかして知り合い?
「え、あ、まぁ…。家に何度か遊びに行ったぐらいですけど、」
「やっぱりそうだよね!よろしく、えびす君!」
そう言ってぺんとさんは僕の手を握って握手をした。
「あっ、もう行かなきゃ、3-3遊びに来てね!」
ぺんとさんは大きく手を振りながら教室へ戻って行った。
3-3…言ってみるのも悪くない、かな…。
キーンコーンカーンコーン
あ、
終わった………。