セルディンスカ共和国連邦
現在地 不明
状況 不明
薄っすらとした意識の中声が聞こえる
だが何を言っているか解らない
金属音が聞こえる
銃の金属音だろうか?
頭が…痛い
どうしてこうなった
「どうして」なんでこうなったんだっけ?
思い出せない…
この事件による火災は軍の立ち入り禁止区域外からも確認された
後日連邦大統領は国防省、連邦中央情報局に首謀者を捕らえるように指示した
この件に対し各国諜報機関も探りを入れているが多数の諜報員が行方不明になった為ほとんどの国家はこの件に対する探りをやめた
カセットテープ1
題セルディンスカの作戦報告
録音者 不明
1「作戦は終了した」
1「ターゲットはおそらく死んだだろう」
2「あの女は簡単には死なないだろう」
2「少しの情報も漏らすなよ」
1「やけに過大評価しますね少佐」
2「大佐のただ一人の教え子だからな」
カセットテープ1
題セルディンスカ共和国連邦情報局
録音者 情報局局長
局長「副官、「アンジェ」の容態はどうなんだ」
副官「今のところ天国と地獄を行ったり来たりしている担当医が」
局長「これから1ヶ月政府要人の警備人数を増やしておいてくれ」
副官「アンジェの方は?」
局長「彼女の部隊に」
副官「了解しました」
副官は部屋から出た
局長「大佐これがあんたの意識なのか」
局長「俺は4年前大佐が独自で諜報機関作ってからあなたの意識がわからない」
カセットテープ2
題ルシアと副官の会話
副官「お前の命令は変わらずアンジェの警護だ、いいな」
ルシア「それはもちろんですが病院でする話ではありませんよ」
副官「お前こそ銃を持つな」
ルシア「一般市民でさえ銃武装している社会に何を今更」
副官の少し笑った声が入った
副官「それとこの件は貴官の部隊に任せると局長が」
ルシア「もちろん奴らに必ず「報復」する」
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