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夏目
「え?、囚われ子?」
と夏目が聞くと中級達がはいと言う
つるつる
「えぇ、そのような噂が今我々妖の間で流行っている噂なのです」
牛
「そうなのそうなの」
ニャンコ先生
「確かに最近、そのような噂を耳にするが本当なのか?妖か霊が祓いやに囚われていると言うのは」
ニャンコ先生がそう聞くとヒノエが言った
ヒノエ
「本当にだよ、一昨年ぐらいに祓いやの式に追われてる妖か霊を見たって言う目撃が多数あったからね、それにその祓いやが、、」
ヒノエ
『的場だったからね』
的場、、それを聞いた夏目はヒノエに一昨年の事を聞く
夏目
「ヒノエ、一昨年に的場さん達はこの森に来ていたのか?」
ヒノエ
「来てたよ、何か探してたね、、何かは知らないけど」
そうヒノエが言と中級達がそう言えばと何か思い出した
つるつる
「そう言えば、夏目様、これは今回関係しているか分かりませんが、ある子供の霊が夏目レイコを知らないかと訪ねて来ました」
つるつるがそう言うと夏目は聞く
夏目
「それはいつ頃だ?」
つるつる
「確か、、一昨年です」
ニャンコ先生
「その子供の霊はレイコが死んだ事を知らないかのか?」
つるつる
「知らない様子でした、夏目レイコは死んだと伝えると驚き、悲しそうな顔をして居ましたから」
夏目
「レイコさんに会いに、、」
そう夏目は言うと鞄に入れている友人帳に触れる
もしかしたら、名を返して欲しいのかもしれない、そう思い中級達にその男の子の霊は名を返して欲しいとか言っていたか?と聞くが牛は首を振り、こう言っていた
牛
「言ってません、ただ**約束を果たしに来たって**言ってました」
夏目
「え?、、約束?」
夏目
(約束?、、レイコさんと何を約束してたんだ?)
夏目は一人でそう思っているとニャンコ先生が夏目にこう言った
ニャンコ先生
「夏目、そろそろ帰るぞ昼飯に間に合わん!」
そうニャンコ先生に言うわれた夏目はスマホで時間を見ると11時半過ぎになっていた
夏目
「本当だ!、ヒノエ達また何か分かったら教えてくれ!」
ヒノエ
「あいよ」
中級達
「「はい!」」
夏目達はそうしてヒノエ達と別れて、家へと帰ろうと走っていると前から一人のおばあちゃんがやって来た
おばあちゃん
「おや、夏目じゃあないか」
おばあちゃん
「元気そうだね」
と夏目言うわれ夏目がそのおばあちゃんの顔を見るとそこには自分が知っている人がいた
夏目
「七瀬さん、、」
そうそこには的場、、的場一門の秘書の七瀬がいた
七瀬
「この森に来てるって事は噂の調査かい?」
夏目
「えぇ、、その噂の審理を確かめに、、七瀬さんこそどうして此処に?」
と七瀬に聞く
七瀬
「仕事さ、この森に少しばかり用事があってね、来たのさ」
夏目
「そうですか、、失礼します」
そう夏目は言ってニャンコ先生と一緒に走ろうとした時、七瀬がこう言った
七瀬
「噂の囚われの子に合ってみたくないかい?」
夏目
「、、!」
七瀬
「お前さん達が調査している物は囚われ子だろ?、あの噂は本当さ、、私達的場一門が捕らえ、閉じ込めている」
七瀬は噂は真実だと夏目達に伝える
だが、何故真実だと自分達に言うのか
夏目は何かの罠か、、それとも友人帳狙いかと考えを回らせていると七瀬はこう言った
七瀬
「何も企んじゃあいないよ、ただ合わせやりたいと思っただけさ」
七瀬がそう言うと黒い車が止まり、七瀬は夏目を見る
夏目はニャンコ先生を抱きしめて七瀬と共に車に乗った
車に乗った夏目達に七瀬はあの噂の事を話した
七瀬
「お前さん達が聞いた噂は少し違って伝わっているんだ」
夏目
「違うと言うと?、、」
七瀬
「そう、、あの日は満月がよく見えた日だったね、、」
七瀬
「さて、、そろそろ帰るかね、、」
七瀬はそう言って歩いていた時、何処からが子供の声が聞こえた
七瀬
「ん?、こんな夜中に、、、この声、、男の子かい?」
七瀬は男の子の声を辿って行くとある木の元で何かを探していた
男の子
「可笑しいな、、この辺に落としたと想ったんだけどな、、奥か?」
七瀬
(何か探している?、、)
そう七瀬が思っていたその時だった
男の子
「奥にも無かったな、、歩いてきた道に落としたのか?」
フョ
男の子は浮いて、移動したのだ
七瀬
(!、浮いた、、あの子は、、妖、、いや違う、、妖特有の気配を感じない、、、)
七瀬
(、、話を聞いてみる価値はあるね、、)
そう七瀬は思い男の子の前に出る
男の子は七瀬を無視して通りすぎようとするが七瀬は式を使い男の子を囲った
男の子
「え?、え!?、な、何だよこれ!?」
七瀬
「あんたね、人を無視するじゃあないよ」
男の子
「え?、、」
男の子は七瀬の無視?を聞いて見えたのか、、と呟く
男の子
「す、すいません!、見えてないのかと!」
七瀬
「見えてない?、、あんた、、」
七瀬はそう言って男の子に近づこうと一歩足を出したとき
男の子
「ひ、失礼します!!!」
男の子は浮くのを止めて走って逃げて行った
七瀬
「捕まえな!」
と七瀬は式に命令すると直ぐに男の子は捕まり、的場一門へと連れて帰った
そう七瀬から噂の真相を聞いた夏目達は捕まえた後について聞く
夏目
「その捕まえた男の子はどうしたんですか、、まさか閉じこめて酷いことを、、」
七瀬
「していないよ、、って言っても閉じこめては居るよ、何せ全く話そうとしないし、何を聞いても黙っているしね」
七瀬
「それに、、何も抵抗も攻撃もして来ないからね、、不気味さ」
夏目
「不気味ですか、、」
夏目
(不気味、、でも男の子だし、、強がってるだけだと思うけど、、)
そう夏目が思っていると車は止まり、的場一門へと到着した
七瀬
「降りな、男の子の部屋まで案内するよ」
夏目達は車から降りて七瀬と一緒に屋敷へと入っていった
的場一門、祓いや集団
妖を祓い、使役、式にする
ニャンコ先生
「ぅぷ、、何重にも結界が張っていて気持ち悪い、、」
夏目
「大丈夫か?、ニャンコ先生?」
ニャンコ先生
「何時来てもなれん、、、、」
そう二人は話して歩いていると七瀬はある部屋で立ち止まりドアを開けた
七瀬
「此処に囚われの子はいるよ」
夏目
「行こう、、ニャンコ先生、、」
夏目達は七瀬の後ろを階段を降りて行くと七瀬は立ち止まり、夏目達にこう言った
七瀬
「あの子が噂の囚われの子さ」
そう七瀬は言って、夏目達に噂の子を見せた
夏目
「っ!、、」
ニャンコ先生
「これは、、不気味だな、、」
ニャンコ先生がそう言うのもそうだろう
男の子、牢屋のような部屋の中で1人正座をし無表情で夏目達を見ている
それに雰囲気も妖に近くも遠くもなく、気配が全くしない
だが、話しをしないしと何も始まらない
ニャンコ先生
「夏目、何か言ってみろ、、」
夏目
「何かって、、何をだよ、、」
ニャンコ先生
「レイコの孫だって言えば反応があるかもしれん、、試しに言ってみろ」
そうニャンコ先生に言う言われた夏目は男の子に話しかけた
夏目
「は、初めて、、お、俺は夏目貴志って言うんだ、、」
男の子
「、、、、」
夏目
「君がその、祖母、、夏目レイコと何か約束をしていたって聞いて、、」
男の子
「、、、、」
夏目
「その、、俺は夏目レイコさんの孫なんだ、、」
男の子
「、、、」
男の子の反応は無で夏目はこの雰囲気に耐えきれず、ニャンコ先生を男の子の方へ投げた
ニャンコ先生
「な!、夏目!何をする!」
夏目
「先生!、頼んだ!」
ニャンコ先生
「この!、私に押し付けるとは!」
とニャンコ先生が言っていると今まで黙っていた男の子がニャンコ先生を撫でてこう言った
男の子
「、、時みたいに口が悪い猫だな、、」
七瀬
「これは驚いたね、、まさかその猫を見て喋るなんて」
夏目
「ニャンコ先生、、」
夏目はニャンコ先生に話して欲しいと言うとニャンコ先生は頷き話した
ニャンコ先生
「時と言う奴は知らんが、、お前何者だ?妖でも人間でもない、、」
そう聞くと男の子は立ちやがり答える
男の子
「俺は、、幽霊だ、、時に似た猫」
男の子
「実はレイコさんに会いに来たんだが、、居なくてな、、」
ニャンコ先生
「レイコなら、、他界したぞ、、レイコの血縁は夏目一人だけだ」
とニャンコ先生が言うと男の子は夏目を見た
そして、男の子は牢屋の鉄格子に手を降れる
男の子が触れた瞬間、鉄格子は粉々に砕け中から男の子とニャンコ先生が出てきた
七瀬
「これは、、、化け物だね、、」
七瀬
「妖でもなく、、何かだ、、」
そう七瀬が言っていると夏目は男の子に話そうと口を開こうとした時、男の子はまるで糸が切れたかのように倒れる
夏目
「!、危ない!」
夏目はギリギリ、男の子が完全に倒れる前に支えることが出来た
ニャンコ先生
「夏目、その子供は、、」
夏目
「気絶してるだけだ、、、」
夏目はそう言って七瀬の方を向くとそこにら的場一門、当主、的場静司が立っていた
夏目
「!、的場さん!」
的場
「夏目くん、久しぶりですね、、七瀬から報告を聞いて来たんですが、、その子供は私が貰いますよ、、とても興味深い」
的場はそう言うと式を使い男の子を夏目から奪おうとする
夏目
「っ!!」
夏目はニャンコ先生と一緒に男の子を守ってもう無理だと思ったその時
???
「こんな所に居たとはね、、どうりで見付からないはずたわ」
と青年の声が聞こえたと同時に的場が使役していた式が消えて、夏目達の前に白髪の青年が現れた
夏目
「き、君は、、」
白髪の青年
「俺の紹介は後でするから、、今は目の前の事を片付けないとね」
的場
「君は、、何者です、、気配を消し、的場一門の張った結界を越えるとは、、」
白髪の青年
「何者だろうね?、まぁ、、名乗る事はないけどね?」
白髪の青年はそう言うとパチンと指を鳴らすと夏目達を白い煙幕で包み、的場達にこう言った
白髪の青年
「俺達此処で失礼するけど、先に言っておくよ、結界壊したから妖沢山襲ってくるよ、頑張ってねぇー」
七瀬
「待ちな!」
と七瀬が式で攻撃しようとするが的場が止めた
的場
「七瀬、止めなさい、、攻撃しても無駄です、、」
白髪の青年
「的場静司いい判断だよ、、、」
そう白髪の青年は言うと夏目達と共に白い煙の中、消えて行った
二章終わり
三章開始