【恋に焦がれる吸血鬼】
※BL(吸血鬼化パロ)
※何度も息抜きすみません
※城ヶ崎賢志×小湊圭一(半吸血鬼、吸血衝動はあるけど理性がある状態。)
※小湊→「」 城ヶ崎→『』
※個人によってはエッ!展開(意味深)
※戦争?何ソレオイシイノ?って頭になって読みましょう。
暗がりを照らす暁月、雲がかかり霞かけて見える空は、血の池のような深い紅色
小湊「珍しい、こんな都会で月がこんなに目立つなんて、」
こんな日は何かあると、直感的に感じる。そう考えながらも、僕はいつも通り辻斬りに向かう
小湊「今日は誰を斬ろうかな〜、ふふ」
___…でもこれだけはいつもと違う、後ろから、僕のスピードに合わせて誰かが付いてきている
小湊「(気配の消しがあまいな…今日はこの人にきーめた♡)」
でもまあ、ターゲットを決めるのが省けてラッキーかな…そして僕は刀に手をかけ、後ろを振り返る
小湊「さっきから僕の後ろをついてくるなんて、余程僕に斬られたいんだね…?♡」
⁇?)グルルルッ…ぅぅッ…
相手は男か、でも何か、様子がおかしいな。まるでゾンビみたいな足取りに、青白く見える肌は死人の様だ…
小湊「まぁどうせ、死んじゃうし関係ないか…」
そう考え斬りかかる
小湊「君の心臓はどんな色かな〜、見せて♡」
そして思いっきり男の肩から足にかけて袈裟斬り…男は血を吐き絶命した
その返り血が僕の顔に飛び散る、その数滴ほど、僕は飲んでしまった
小湊「うえっ、ヤバい飲んじゃった…最悪…____」
そう思った、次の瞬間____
ドクンッ____________
小湊「ッ…!//」
心臓が跳ねる様に脈打ち、身体が熱くなっていく、まるで体が細胞から変化しているみたいに…
小湊「はッ//、何ッこれ…ヤバぃッ…何でッ…!//」
必死に理性を保つけど、身体が熱くて頭が回らない、そしてただひたすらに____
小湊「血がっ…/// 血が、ほしいっ…///」
そんな自分を抑えつけて、僕は羅威刃の本部へ戻った
〜【羅威刃本部】〜
何とか本部までたどり着いた…けど、本当に身体が云う事を聞かなくなってきた…
小湊「早く…城ヶ崎さんにっ//、病院でも、手配して貰おっと…///」
そのまま城ヶ崎さんのいる部屋へと僕は向かった
(ノック音)コンコンコン
小湊「城ヶ崎さんっ…///、ねえ、ここ開けてッ…///、お願い…//」
あぁもう本当、何で僕がこんな目にあうんだよ
城ヶ崎『小湊か?どうした、自分で開けれない理由があるのか?』
ドアの向こうから城ヶ崎さんの声がした、心臓がうるさい…熱っぽくて身体が小刻みに震える
そして一番の恐怖だったのは、血が飲みたいと云う衝動だった
小湊「ねぇッ//…助けて…//…本当に、今、…///」
頭が、血が飲みたいという衝動で埋まりそうだでも、飲みたくない…とりあえずは病院に行かないと…
そして待っていると、城ヶ崎さんがドアを開けてくれた
城ヶ崎『何だ、どこか悪いのか?負傷でもしたのか?』
その瞬間、僕は衝動が抑えられなくなった____
城ヶ崎さんの血を、飲みたいと思ってしまった、もう殺されてもいいから血を飲みたい
小湊「ッ……///」
そのまま僕は城ヶ崎さんを力いっぱい押し倒した
城ヶ崎『⁈』
ドサッと、重い音が響く。ドアが閉まり、部屋には僕と城ヶ崎さんだけ____
城ヶ崎『小湊、どう云うつもりだ?…』
困惑するよね、でももう無理なんだ。
そして僕は城ヶ崎さんの首を噛んだ
城ヶ崎『!』
プツンッと、皮膚を牙が貫くような音がして、僕の口の中には甘いものが流れた
城ヶ崎『小湊、お前もしかして____』
あぁーあ、嫌われたかな。と思ったけど____
城ヶ崎『“吸血鬼”なのか?』
小湊「ん、ぇ…?///」
吸血鬼?なんで僕がそんな…と、考えていると、城ヶ崎さんが僕の口を指で少し強引に開けさせた
小湊「ふぇ?///ちょっろ、///やめへ…///」
城ヶ崎『やっぱりな、お前歯、牙になっていて鋭いな…』
今、確実に、血が飲みたいからとかじゃなく、城ヶ崎さんに対してドキドキしてる気がする
城ヶ崎『小湊、血がほしいか?』
小湊「ほ、ほしぃ…///」
冗談じゃない、焦らさないでよ…酷い人だな
城ヶ崎『じゃあ俺の、ここから吸え』
小湊「っ…/////」
そういい舌をレッと出した城ヶ崎さん、僕は躊躇いもなく舌に吸いついた
チュチュゥ〜ッ、ジュルジュルッ♡
音を立てて血を吸う僕を、城ヶ崎さんは子どものように抱き寄せ、服の中に手を入れてきた
細くて暖かい指先が僕の肌の上をなぞっていく
小湊「んぅ///、んンッ///」ジュッチュッジュルッ♡
血が滲む舌を絡ませながら、僕はそのまま、城ヶ崎さんに身体を触られ続けた
城ヶ崎『苦い…鉄の味がする』
小湊「ご、ごめん///、つい、夢中になって…///」
僕の口の周りは血で染まっていた、城ヶ崎さんの血は、凄く甘くて僕の脳が溶けちゃうと思うくらいだった…
城ヶ崎『しっかりコレの責任は、払ってもらうぞ』
小湊「っ///、うん///」
そして僕らは、そのまま夜を共にした
城ヶ崎『小湊、一つ俺と契約しろ』
小湊「?///、契、約ぅ?///」
城ヶ崎『定期的に、俺の血を飲ませてやる、そのかわりにお前は俺のモノになれ』
小湊「………ぇ、?//////」
何故か、血を飲ませてもらうのを条件に、僕は城ヶ崎さんの所有物(恋人的ポジション?)になった
コメント
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こんな最高な話しが息抜きだと??? スゴすぎる…✨