【君と僕は一つの命】
※“小湊”奏(固定男夢主)×小湊圭一
※今発表します。2人は義理なので血は繋がってないです
※捏造の父親がでます
※死ネタです
※不快に思った方はスキップしてください
通報しないでください
僕には兄がいる 年は3つはなれてて、いつも僕に優しい、大好きな兄さんだ
僕は生まれつき目が殆ど見えていなかった
僕の母は、兄の母さんとは別の人だ
僕の母は、腰まで伸びた黒髪に、真っ赤な瞳でとても綺麗だ ただ性格が悪いとこがある
兄の母さんは、とても大人びていて美しい人だ、髪にはいつも髪飾りをつけてた そして兄に対してとても優しかった
僕と兄は、似ているところが多くあった。だから互いに信用できた
僕はこの目のせいで誰とも遊べない、そんな僕と唯一遊んでくれた兄は、とっても良い人だ
僕と兄は父親が一緒だ 父は兄たちの家に帰ることはなく
いつも僕の家に居た 父は北条家の後継で、村から少し離れた大きな家に、僕らと住んでる
*父は僕を世継ぎにしたかったらしい*
僕は毎日の様に稽古をつけられた
剣術から古武術まで、とことん教えられた
そんな父が嫌いだった。殺してやりたいくらい
だが、その日は突然やってきた
ある日、村の川で1人の女性が亡くなったと聞いた …母さんだった
僕は村へはいけなかった、父に、あいつに屋敷に囚われていたからだ
_______夜、僕は家の倉から刀を持ち出した
よく見えない目で、父への恨みだけで僕は家を回った
まずは母を消そう…あの女は母さんの死を笑いながら聞き流した。それが許せないからだ
寝室の奥、父と母の体を交わらせる嫌な音と声、そしてにおい。2人は気づいてすらない…
そして、僕は2人に向けて刀を振り下ろした
肉を切り裂く嫌な音と感覚で埋まる
血がどんどん流れてくる____気づけば家は血の海だった記憶がない、
僕は消えた兄を思い出して、真っ先に家をでた
そして僕はある男に拾われることになる____
あの日から数年、兄と再会し、同じ組織に入り、裏世界の暗殺者として生きている
今の私には師と呼べる人がいる その人は裏社会で恐れられている、拷問士だ
兄を守るために私は力を求める
そのためになら私はどんなことにでと手を出す
あの日、までは____
兄が組織から消えた、私は兄を探してまわった
何故だかひどく胸騒ぎがする、どうか無事でいてほしい、そう願う私の願いも虚しく、現実は無慈悲な結果を突き出してくる
いつもの様に師の元へ稽古にいくと、拷問室からひどい断末魔が聞こえてきた
外道を屠っているのだろう、そう考えていた
だがそれと同時に、その声にどこか聞き覚えがあるという不安をもった
部屋に入るのが怖くなり、しばらく部屋の外で固まっていると…数時間後、その声は二度と聞こえなくなった
部屋へ入る……私の眼前に映るのは信じられない光景だった____
________なんて、これを考えるのもこれが最後
もう少しで私の人生も終わるのだから
今、私がもといた組織が内部抗争を起こし、それに参戦している 今は敵の足止めをしている
「要約終わりなのかな、兄さん、もう少しでそっち行くから、もう少しだけ力を貸して____」
そして僕は兄が使っていた刀を握りしめて、敵の大軍へと飛び込んだ
それから何時間たったのだろう…目を覚ますと、私は全身ぼろぼろになり血だらけ、
まわりには敵兵の死体の山
「…最後に、役に立てたかな」
準備はできてる、
このまま私だけ生きても意味ないんだから、兄弟はずっと、一緒に居ないと…
私は奏 小湊奏。兄のために生きて、兄のために死ぬのが使命だ
目を閉じる、次に目をひらけた時、私の手を握るあの頃の兄がいた
「待たせちゃって、ごめんね…」
これで私達はずっと一緒だから ずっと一つのまま、このまま…2人で一つの命
コメント
2件
ええぇ話やぁ😭😭(((( 2人で1つの命…いい言葉やねぇ✨((((