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︎︎⚠︎︎注意⚠︎︎
・ご本人様方には一切関係がない
・捏造、妄想要素が激しい可能性あり
・特徴を捉えきれていない部分が多々あり
・恋愛要素が今後恐らくきっとほぼない
・868のBOSSたちがロスサントスに入国する以前の物語
・投稿頻度がノロマかつ不定期
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こんにちは!
好ペースに執筆とはなんだったのでしょうか。
行ってらっしゃいませぇ。
最近、というよりずっと前からレダーは空き時間に事務作業ばかりしている。初めの頃は、真面目だし頼られやすいのかなで片付けられていたが、どうにも1人でやりきれる量ではない気がしていた。そんなある日、大型犯罪の対応から帰ってきたオレは署員たちのこんな会話を耳にする。
「最近、芹沢さんとヨージロー常に2人で行動してるよな。マジで羨まし〜。」
「いやいや、呼び捨てやばい(笑)まぁ、おじさんのくせにキツイよな〜。」
「お前も大概だろ(笑)てか俺やけくそでこの前から報告書丸投げしてる。」
「マジ!?俺も昨日パトカーの全修理投げたばっかりだわ(笑)」
「やばすぎだろ、おじさん過労で辞めんじゃね?」
「ねぇ、なにソレ。詳しく話してヨ。」
「お、芹沢さんじゃないっすか。」
「芹沢さんも楽に働きたい時は、ヨージローさんに仕事任せればいいよ。ぜーんぶやってくれっから(笑)」
「ほぼ奴隷だよな(笑)」
「ははっ。君たちろくに検挙もしてないの二。」
「「え?」」
「いや、ほんとでショ?てか、レダーより暇なのに銃もヘリもパトカーも上手くないシ。」
「いや、さすがにパトカーとか銃は俺らの方がッ」
「ェ、あれで!?凄いね、逆にオレより化け物なんじゃなイ(笑)」
途中で口を挟むだけではもの足らず、自分でも驚くほど煽り言葉を並べてしまった。誰かのために腹を立てた経験があまり無かったので、署員たちが去った後もしばらく立ち尽くす。今まで、自分や他人のことをどうこう言われても何も感じなかったのに、何故こんなことをしたのだろうか。
あの一件があってからレダーの事務作業の量は格段に減って…とはならなかった。しかし、本人に聞いたところ変に絡まれる、急な仕事を任されることはなくなったらしい。オレへの待遇が少し変わったような気もするが、あいにくこういうのは慣れっこなので痛くも痒くもない。
(まぁ、オレが事務作業を手伝えばいい話なんだけど、つまんないし文字読めないからイヤ。)
人には向き不向きがあり、オレに事務ははなから向いていない。罪悪感はあるが、足を引っ張るだけだと分かっている以上仕方がないのである。
「芹沢〜、後でヘリポート行かん?またおじさんが真面目に修理してるから邪魔しに行こっ。」
「おけ〜(笑)」
でも、そんな悩みは”タコ”が解消してくれた。あくまでオレの中で腑に落ちた、と言うだけなのだが…。
「ほーら、やっぱり。」
「レダー、いつも地味な事務しかやってナイ。手伝いたいとは思うけど、オレ向いてないし。」
「確かに芹沢出来なそ〜(笑)でもね、あいつ手伝うって言っても聞かないと思うよ。」
「え、そうなノ。」
「あーゆうタイプの人間は、人を信じきれずに簡単に頼ることも出来ないの。頼ってるつもりでも結局自分が責任を持ってやった方が楽みたいな…ちょっとムズいな芹沢には。」
「うーん、ムズい。」
「まぁつまり、あいつはアタシらを仲間だと思ってない。ので、とにかくつけ回って無理やり仕事を奪う作戦、やっていきましょ〜う。」
「おぉ〜、やりまース!やっていきましョー。」
(ナカマ、仲間か……。)
初めて成瀬タコに出会った時は、凄く警戒したし関わることはないだろうなと思っていた。同じ女とはいえ、弱々しくて役立たずな奴しか見てこなかったため、仲良くする必要性を感じなかった。しかし、大型に行く度彼女はオレのパトカーに同席してきて話しかけてくる。最初こそ恐怖を感じていたものの、心を許すまでそう時間は要さなかった。彼女には惹かれる魅力が多すぎたのだ。比較的になんでも出来るが、人としても戦う駒としても、クラッチする力は人一倍飛び抜けている。お姉さんみたいだと思っていたのに、オレより年下と知った時は本当に驚いた。
レダーと話すタコを見ていると、仲間がどういうものなのか何となく意味を理解した気がする。
(オレが仲良くしてもいいと思った人は、仲間ってことなのかな。友達とかは別にいらないし。)
友達を作るということはオレにとって、大切なものを増やすことであり仕事柄必要がなかった。しかし、仲間はどうだろうか。互いを信じて頼って背中を預けられる、守り守られる関係がオレを化け物でなくしてくれるかもしれない。今度はタコがレダーを殴っていて、楽しそう(?)に追いかけっこをしている。そんな光景を見てつい声を出して笑ってしまった。
「えぇー、芹沢がめっちゃ高笑いしてるぅー。」
「ほんとだ。てかいっち〜〜もうほぼゴリラやん(笑)」
「は?おいマジで、ノンデリがよぉー!!」
この日はやけに騒がしかった。大分離れた仮眠室にまで聞こえてきて、オレは渋々起床し背伸びをする。ドアを開けて人の集まる方に行くと、見ない顔ばかりが並んでいた。寝ぼけながらもなんとかレダーを見つけたが、同じ所に知らない青髪の人もいる。ぼやぼやした焦点をどうにか定めながら、2人の元へ近づいていく。
「誰ー?」
「彼は”刃弐ランド”君だよ、こっちは芹沢で半年くらいはここで働いてるから先輩、かな。」
「刃弐ランドです、どうも。」
「ふーーん(あ、昨日新人教育がどうとか言ってたナ。しかもオレも参加しろって…。)てかオレはなんで呼ばれタ?」
「そうそう、芹沢聞きたいんだけどさ。」
そう言ってレダーはしばらく黙り込んでしまう。他に何か大事なことがあっただろうか、と「?」を思い浮かべながら必死に考えた。すると、思わぬ話題が返ってくる。
「……芹沢、大型対応で署員撃ったの?」
「ェ。」
「しかも、ギャングも含めその懐からモノ取って使ってるの?」
「その…イヤ…。」
「着服って言って罪に問われはしないかもだけど良くないんだよ…。」
「ヴッ…(なんだろう、優しいのに怖い)。」
「着服はちょっとムズいか、うーん泥棒やね。」
「ドロボウ…?」
「そう、人の物を盗む悪い人のこと。」
「悪い人……ご、ゴメンなさい。」
「謝れて偉いね。まぁ前の職場では大丈夫だったんだろうけど、警察はね市民の目があるからさ。」
これから気をつけて行けばいいよ、と優しく言った後、オレを呼んだ経緯を改めて話してきた。説教のわりには優しすぎるのかもしれないが、オレにとっては充分効いた。これを刃弐ランドとかいう奴に見聞きされていたのも相まってだろう。
『あ〜合流して一気に説明するか、了解。』
「じゃあ、武器とかスタッシュ倉庫の説明一通りするから、また着いてきてくれる?沢山歩かせてごめんねぇ〜。」
「全然大丈夫っす。」
「……ハイ。」
レダーからの遠慮がなくなってきているのは、”仲間”になれたからなのだろうか。眠いのか落ち込んでいるのか、オレは重い足取りでタコたちの元へ向かう。
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