テラーノベル
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〈さぁーもん視点〉
………あれ?寝ちゃってた?
隣をそっと見る。
凸さんはまだ眠っていた。
えっと…今何時だろ?
7月12日の5時…日跨いでた…
てことは…俺が死ぬ未来は変わったってこと?
良かったあ…
「凸さん…ありがとう」
凸さんは俺の傍にずっといてくれた。
あ、おどろくちゃんにもお礼言わないと…
とりあえず、朝ごはん用意しよう。
〈凸もり視点〉
………明るい?
さっきまで暗い空間に居たような気がする。
…て、ここは…学校の図書室?
空がオレンジ色だから、放課後かもしれない。
………?
奥に行かなければ行けないと、脳が訴えている。
本棚があって、奥側はここからでは見えない。
俺は冷や汗をかきつつ、奥に向かう。
「………………あ?」
自分でも間抜けな声が出たと思う。
…そこには
胸を押さえて…制服を真っ赤に染めたさもさんがいた。
本棚に寄りかかっているから、本が血で染まっている。
………人が死ぬ運命は、簡単には変えられない。
分かりきっていたはずなのにな。
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