TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

君が居なくなる未来

一覧ページ

「君が居なくなる未来」のメインビジュアル

君が居なくなる未来

6 - 第5話 運命の強制力

♥

11

2025年08月17日

シェアするシェアする
報告する

〈さぁーもん視点〉

………あれ?寝ちゃってた?

隣をそっと見る。

凸さんはまだ眠っていた。

えっと…今何時だろ?

7月12日の5時…日跨いでた…

てことは…俺が死ぬ未来は変わったってこと?

良かったあ…

「凸さん…ありがとう」

凸さんは俺の傍にずっといてくれた。

あ、おどろくちゃんにもお礼言わないと…

とりあえず、朝ごはん用意しよう。


〈凸もり視点〉

………明るい?

さっきまで暗い空間に居たような気がする。

…て、ここは…学校の図書室?

空がオレンジ色だから、放課後かもしれない。

………?

奥に行かなければ行けないと、脳が訴えている。

本棚があって、奥側はここからでは見えない。

俺は冷や汗をかきつつ、奥に向かう。

「………………あ?」

自分でも間抜けな声が出たと思う。

…そこには

胸を押さえて…制服を真っ赤に染めたさもさんがいた。

本棚に寄りかかっているから、本が血で染まっている。

………人が死ぬ運命は、簡単には変えられない。

分かりきっていたはずなのにな。

君が居なくなる未来

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

11

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚