テラーノベル
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配信が終わった深夜の楽屋。
他のメンバーはもう帰ったのか、照明も落ちた静かな空間に、二人だけの気配が残る。
「莉犬、今日も配信お疲れさまでした」
「ふふ、ありがとー るぅとくんもね」
屈託ない笑顔。
いつも通り、可愛くて、無邪気で…でも。
るぅとくんは――その笑顔を見て、そっと言った。
「ねぇ、莉犬。今日は…帰したくないんですけど。いいですか?」
「……え、どぉしたの?急に」
ゆるっと首を傾ける莉犬に、彼はゆっくり距離を詰めた。
至近距離。鼻先が触れそうなほど近く。
「莉犬、今日は一段と可愛かったです」
「さっき配信中ゲームで喘いでました?誘ってるんですかね」
「な……なに、言って……っ」
キス。
強引で、逃がさない深い口づけ。
舌先が甘く触れ、唇をふわりと吸われて。
反射的に舌を引こうとするも、それすらさせてくれない。
「んっ……ちゅ、るぅとくん……っ♡ ちょ、まってっ……んんっ♡」
「莉犬、やだったら今のうちにどうぞ」
⸻
気づけば、莉犬はソファに押し倒されていた。
Tシャツを捲り上げられ、敏感な胸元を舌先でなぞられて、背筋がビクリと跳ねる。
「ひっ……♡あっ、くすぐった……ふぁ♡」
「ふふっ莉犬の身体は 素直ですね」
太ももを撫でながら、下着の中にそっと手が伸びる。
指先が触れただけで、ピクリと反応して、脚をぎゅっと閉じた。
「やぁっ♡……そ、そこだめかも…」
「ダメじゃないですよ。だって、ほら……もう、こんなに」
ねっとりと愛撫されて、恥ずかしい音が空気に混ざる。
頬が赤く染まり、目元が潤む。
「やぁ……♡るぅとくん、やだ……んあっ♡声……でちゃ、うっ♡」
「大丈夫です。ここ、防音なので」
「そういう問題っじゃない」
そんなことを言いながら、るぅとくんは自分の服を下ろし、莉犬の腰を掴んだ。
「莉犬、ちゃんと見ててくださいね。僕がちゃんと気持ちよくしてあげます」
「ま、って……っ♡まだ、心の準備がっ……!」
「こんなに濡らしてるのに?(笑)」
⸻
指で拡げられた場所に、熱いものがゆっくり押し当てられる。
ずぶっ……と、太くて硬い感触がゆっくり侵入してきて――
「ふっ……ん゛ぁっ♡やぁっ……♡る、ぅとくんっ……っ!」
「莉犬、きつ……っ。ゆっくり動くから、力抜いて?」
「んあっ♡だ、だめっ♡むりぃっ……♡」
るぅとくんの腰が、ねっとりとした動きで押し込んでくる。
そのたびに、口から甘い声がこぼれ、涙が滲む。
「莉犬、やっぱり中の締まり……最高ですね」
「こんな声出して……配信より、ずっと可愛いかも」
「やっ……♡いじわる、っ♡言わないで……んあっ♡う゛っぁ♡」
「まだ先っぽしか入れてませんよ?奥、もっと……突いてあげますから」
「ふぁっ♡あっあっ♡あ゛〜♡……くる、っ……!も、っむりぃっ♡」
⸻
快感と羞恥、全部がごちゃ混ぜになって、彼の身体はとろけていく。
ふわふわになった脳内で、かすれた声で「るぅとくん……♡」と呼んだそのとき、彼 はそっと莉犬の額にキスを落として
「莉犬は僕のなんです 。……可愛い声、全部聞かせてくれますよね?」
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