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第九話:人間と魔物の結び
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黄くんは意識を失ったまま
体の形は保っていた。
その遺体とも言える体を
俺は神社に運んだ。
その遺体は
何百年も経った今でも
朽ち果てることは無く、
ただ静かに眠っているようなものだった。
でもある日突然、
その遺体は無くなった。
寝かせていた場所には
朝は もう何も無かった。
その場に立ち尽くしていると
桃が俺の方を叩いて笑った。
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桃「 久しぶり、笑 」
赤「 …黄くん、は… 」
桃「 それを伝えに来たんだ 」
「 お前は試練を突破した 」
赤「 そんなことは どうでもいい、ッ… 」
桃「 …もうすぐ、黄の生まれ変わりが 」
「 お前の傍に来て 笑いかける 」
赤「 生まれ変わり…ッ、? 」
桃「 あぁ 」
「 …大丈夫、 」
「 輪廻転生を繰り返すようにした 」
赤「 そんなことをしたってッッ゛!! 」
桃「 …赤は嫌がると思った 」
「 でもな、黄が救われない 」
赤「 黄…くんが、 」
桃「 お前を救った黄は 」
「 永遠に救われず、神の側にいた 」
赤「 …… 」
桃「 今度はお前が救う番だろ 」
赤「 …わかっ、た…笑 」
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俺に希望を届けてくれた君が
絶望に満ちているなら
それを救うよ。
俺にそうしてくれたように。
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×「 …そこに居たら危ないよ! 」
赤「 …どうやって、 」
「 この森に入ったの 」
×「 …別に、歩いてただけだよ笑 」
「 って言うか降りて来てよ〜!! 」
赤「 …そうだね、 」
×「 どうやって
こんな高い木に登ったの… 」
赤「 …君、名前は? 」
×「 僕の名前は… 」
「 青だよ! 」
青「 よろしくね!! 」
赤「 うん、よろしく 」
「 …久しぶりだね 」
青「 …初めましてだよね…? 」
赤「 …そうだねっ笑 」
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久しぶり、黄くん。
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初めまして、赤くん。
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今度は、俺が救うから。
たとえ、
そのせいで世界が滅びようとも。
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完結〜!!
といいながら、
かなりのボツです。。
へへっ。
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コメント
2件
もう何百年も経ってしまったのか、、時の流れは早いねぇ、、 黄くんの生まれ変わり青くんなんだ!✨
ほんまに最高でした〜✊🏻💫 生まれ変わって赤くんの前に現れた時敬語じゃないと思ったら青くんになってたんですね💭✨すごく素敵でした!!