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コメント
3件
けちゃまぜかぷいちばんすき❗続き楽しみです
最高すぎる
まぜけちゃは、やっぱりいいね💕
けちゃside
僕はまぜちは付き合っている
まぜちは優しくてかっこよくて、みんなから愛されててずっと僕の憧れの人だ
でも、いつからだろう
付き合い始めた頃よりも好きもキスも抱きしめることさえ少なくなった
いや、なくなったの方が正解かもしれない
け『ねぇ、まぜち』
ま『なに?』
け『ハグ、しようよ』
ま『ごめん、後でな』
け『ね、まぜち』
ま『ん、なに?』
け『好き…好きだよ』
ま『うん、ありがと』
け『ねぇ、ちゅー…したい』
ま『あー、ごめん』
いつの日か目線さえも合わなくなってしまった
まぜちにとっての僕ってなんなんだろう
でも、それに必死に気づかないふりをしていた
それも長くは続かなかった
け『…まぜち』
ま『ん?』
け『こっち見て…?』
ま『今、忙しいからあとででいい?』
やっぱり、もう無理なのかもしれない
活動に全力なのもリスナーさんが大好きなのも僕もまぜちと同じ
でもね、僕だって人間だ
まぜちからの大好きな人からの愛がほしいって思ってしまう
け『…まぜち』
ま『今度はなに?』
け『僕たち、別れよっか』
ま『うん…って、は…?』
け『っ…僕、まぜちこと好きじゃないんだよね!…まぜちも同じでしょ?ここでもう終わろうよ』
あぁ、言ってしまった
涙が溢れないように必至で我慢する
まぜちは今、どんな顔してるのかな?
僕と別れられるから嬉しい?それとも勝手なこと言って怒ってる?
やっぱり男同士なんて最初からダメだったんだ
ま『…今の本心?』
け『…うん、当たり前じゃん』
もう何も言ってこない
僕たちはここで終わり
明日からは同じ活動者で同じグループのメンバーだ
け『じゃあ、僕行くね』
色々な感情に潰されそうになりながら、部屋に戻る
いや、戻ろうとした
グイッ
け『へ…?』
ドサッ
いきなり押し倒されて、グッと腕を掴まれる
意味がわからず、困惑する
力が強くて痛い
け『ちょっ、いたっ…』
怖い、目に光がなくてヒュっと息を呑む
思わず、目を逸らすとグイッと強制的に目を合わせられて強引にキスされる
け『…んん゛っ!?…ふっ、ぁ』
ま『ん…はっ、』
苦しい、怖い
息が続かなくなり、トントンとまぜちの背中を叩くけどやめてくれない
このまま全部食べられそうで恐怖を覚える
け『はっ、んぅ゛ぅ、!…っ、んぁっ…..ぷはっっ…はっ…ケホッ、』
ま『はっ……さない』
け『…?』
ま『…別れるなんて絶対許さない』
本当に意味がわかんない
まぜちは今、なにを考えてるの?
僕のこと好きじゃなくなったんでしょ?
け『…やっ、離して…っ』
ま『嫌、離したらどっか行くだろ』
け『…なに今更…僕のこと無視してたくせに…っ、都合がよすぎだよ…!!』
ボロボロと涙が零れる
まぜちはハッとして手をパッと離す
ま『…ごめん』
そう言いながら、僕の涙をまぜちが拭ってポスッと僕の肩に顔を埋めて抱きしめる
ま『っ…本当にごめん、怖かったよな…嫌な思いさせてごめん』
け『っ、怖かった…でも、それ以上に僕、寂しかった…ずっとひとりぼっちみたいで、まぜちがほんとに好きなのかわかんなくて…っ』
ま『…うん』
け『…まぜちはさ、僕のこと好き…?』
ま『大好きだし愛してる…自分勝手だけど、こんな俺にもう一度チャンスをくれない?』
け『…僕、信じていいの…?』
ま『信じて欲しい』
け『…僕、次はいい子になんて待てないからね』
ま『うん、ありがとう』
これ以降、まぜちからたくさんの愛を貰っている
ま『けーちゃ!』
け『ん?』
チュッ
ま『ね、愛してるよ』
け『な、ぁ…///』
ま『けちゃは言ってくんないの?』
け『っ…愛してる、よ…?///』
ま『ふはっ、顔真っ赤笑』
け『もう、まぜちのばかっ!!』
ま『ごめんって笑』
お互いに好きを言葉にしなきゃ伝わらない
間違っても失敗してもまた1から一緒に愛を育てていこう
大好きだよ、まぜち