辰哉side
どれぐらい寝ていたのだろう。
気がついた時は、夕方16時になっていた。
「さすがに、みんな帰ってきてるか…。」
起き上がろうとした時に、背中があたたかく感じた。
照:「…ん」
照が抱きついていた。
心配しすぎだよ…。
頭を撫でて、晩御飯を作りに行こうと思った。
その時…
照:「…辰哉。起きた…?」
「あ…。おはよ」
「朝はごめん。迷惑だったでしょ。」
泣きそうになる自分を抑えながら、照に謝る。
照:「何言ってるの?こういう時ぐらい甘えなよ。」
こんなこと言わせてしまっている、俺なんて…ここに居ていいのかな…
「照。」
照:「どうした?夕飯なら、俺が作るから。」
「ううん。照も作るの大変だろうから。」
「だいぶ寝たし、もう平気だから…。」
本当は平気ではない…でも…子どもたちにも、照にもこれ以上迷惑かけたくない。
照:「何言ってるんだよ(怒)」
ドタバタ
亮平:「お母さんは無理しすぎなんだよ(怒)」
「えっ…?りょう…へ…い?」
亮平:「朝だって、フラフラだったじゃん。すごく心配だったんだから。」
照:「亮平だって、ほかの子どもたちだって、心配してたんだよ。」
トテトテ((((((っ*・ω・)っギュッ
ラウール:「おかあさん。グスッ…元気になってほしい…」
「…ありがとう(泣)」
いい家族持ったな。
この後、照に介抱され、次の日には良くなっていた。
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