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この小説には以下の要素を含みます。
・擬人化
・勝手な設定が盛られている
・私の妄想全開&推し優遇
・オリキャラ
・軽い暴力表現
・「ゆっくり育てていってね!」のネタバレ(ダンジョン行きますので未プレイの方はゆく育をちょっとでもプレイするか開き直ってからどうぞ)
以上のことが許せる女神のような心の持ち主様はどうぞお進み下さい。苦手な方はブラウザバックをお願いいたします。
それではどうぞ。
風神「それで、これが新しいダンジョンなの。もともと廃坑だったのがダンジョン化したみたいなんだけど、崩落でもあったのかわからないけどすごく道が狭くて……」
風神が地図を机の上に広げる。
剣豪「なるほどな、……じゃ、俺一人で行ってくる。前留守番だったしな。」
剣豪はその地図をつかみ、立ち上がる。
雷神「それは……そう……はい。行ってらっしゃい」
剣豪「何でそんながっかりすんだよ……」
雷神の不服を背中に受けながら、剣豪は母屋を後にした。
洞窟内は道がとても狭く、一人がギリギリ通れるくらいだった。
剣豪「(うわ……本当に狭いんだな……俺一人で良かったぜ)」
そう思いながら、反対側からやってくる敵を次から次へと薙ぎ倒して行く。すると今自分が斬ろうとしていた敵が、突然倒れた。
剣豪「(何だ……?)」
ズダダダダッ!
すると、突然銃声が響く。
剣豪「(銃声……ティロか……?いや……これはマシンガン……ティロはマシンガンまで扱えるのか……?)」
地面に伏せ、剣豪は考えを巡らす。しかし、奥から出てきたのは長身の男だった。剣豪はその男に見覚えがあった。
剣豪「なんだよ……派手な登場しやがって。誰かと思えばジェネラルじゃねぇか」
ジェネ「……!剣豪……何してるんだ?こんなところで」
剣豪「(俺の敵を撃った辺りあいつらの味方じゃ無さそうだな……)この辺でモンスターが大量発生してるだろ?それの調査。」
ジェネ「……目当てはこれか?」
ジェネラルが地図を見せる。ジェネラルはすでに最深部まで潜って帰ってくる途中だったのだ。
剣豪「……ああ。寄越せ」
ジェネ「ダメだ。これはギルドに提出する」
剣豪「何もなかったって言えば良いだけだろ?」
ジェネ「……俺も一応ギルドの依頼で来てるんだ」
剣豪「クソ真面目かよ……そうだ、俺と戦って勝ったら提出しても良い。」
ジェネ「……お前は相変わらずの戦闘狂だな。……で?お前が勝ったらこれを寄越せ、とでも言うのか?」
剣豪「……いや。お前、俺の仲間になれ」
ジェネ「はぁ?パーティーなんて組むような奴だったかお前?俺が何回もパーティーの誘い断ってるのも知ってんだろ」
剣豪「諸事情があってな。パーティーを組むことになったんだよ。」
ジェネ「ふーん。」
剣豪「良いからやるぞ。」
剣豪は戦闘態勢に入る。しかし、ジェネラルの返事は意外なものだった。
ジェネ「……いや、俺の負けで良い。お前には勝てる気がしない。……まだ死にたくないからな。」
剣豪「あっそ。じゃ、行くぞ」
ジェネ「……ああ」
2人は剣豪が来た道を戻って行った。
剣豪「何でそんな残念そうなんだよ」
ジェネ「……パーティーには良い思い出ねぇんだよ」
剣豪「ってことで、連れてきた」
冬乃「ってことでじゃないですよ!何捨て猫を拾うみたいな感じで勝手に人連れ込んでるんですか!?」
ジェネラルを連れて帰ってきた剣豪を見て、冬乃は驚いてまくし立てた。
剣豪「まあ良いだろ?部屋なんて有り余ってるんだし」
冬乃「良くないですよ!えーっとすみません!」
冬乃が深々と頭を下げる。
剣豪「冬乃って言うんだ。ここの医者。」
剣豪が小声でジェネラルに紹介する。
ジェネ「ジェネラルと申します。どうぞよろしくお願いします。」
冬乃「そんな……全然タメ口でも結構ですので……」
剣豪「(こいつら面白すぎないか?)」
雷神「あれ、剣豪君知り合い?」
そこに雷神と風神がやってくる。
剣豪「ああ。ジェネラルってんだ。」
雷神「へぇー!私は雷神。こっち風神ね。よろしく。」
ジェネ「……よろしくお願いします」
雷神「タメ口で良いって!」
ジェネ「……よろしく」
冬乃「っていうかジェネラルさんその服どこかで……あっ、日本の自衛隊じゃないですか?あれ?でも国旗がない……」
ジェネ「ああ。……やっぱり人間だったか、お前」
冬乃「そうですよー!あれ?ってことは人間界にいたことがあるんですか!?」
ジェネ「まあ……」
冬乃「はえー、できるものなんですね……って、ああっ!」
いきなり冬乃が声をあげる。
剣豪「どうした?」
冬乃「ちょっジェネラルさん!来て下さい!」
ジェネ「はぁ!?離せ!」
そのままジェネラルは冬乃に連れて行かれてしまった。