・下手くそ
・誤字脱字あるかも!!
・地雷注意
・マナがめちゃつえーに罵られます
緋八マナ「」
その他〈〉
私が世界で一番いや宇宙で一番可愛くて強くてかっこいいに決まってる!!
なのに何でアイツ、私より可愛くないしたいして強くもないし面白くない男がモテてんの?
ほんと消えればいいのに、あんな奴。
ブーーーーッ、ブーーーーッ、ブーー…
用事も任務も何にもない休日に一つのメッセージが届いた。
差出人は同じヒーロー仲間のない〇〇さんだった。
「んん?…なんや?」
メッセージを開いてみると、ある住所と〈ここに来て下さい〉と一言添えられていた。
なんか嫌な感じがするし億劫だが、時々話している仲なので関係にひびが入ってはいけないと考えて、デバイスを起動させヒーローコスチュームで住所の場所へと向かった。
5分ぐらいで着く近くの場所らしいので歩きだが、何かトラブルがあってはいけないと思い早歩きでずんずんと進む。
誰よりも俺を頼っているっていうことなんかな、なんか嬉しいわ。
迷いながらもマップのアプリを使い向かっていくと、寂れた工場に着いた。重い扉を開いて入ってみると、昔の錆びている機械や大きい蜘蛛の巣が沢山あった。
ホンマにこんな所に〇〇さんがおるんか?
奥に進むとめちゃつえーの皆と〇〇さんと話していた。
「あれ?!✨めちゃつえー集合やん!なんかあったん??」
俺が話しかけたことにより、俺の存在を気がついたのだろう。話しかけた途端〇〇さんを庇うようにして囲み、俺に武器を向け睨んでいた。
ほのぼのしていた雰囲気から、緊張…いや怖い雰囲気に変わった。
🍱🦖〈マナ…最ッ低だね〉
🤝〈マナ君、…そんな人だったんだね〉
そんな事言われると思っておらず、素っ頓狂な声がでた。
「ぅえ?何?急にどしたん?」
🥷🔫〈…しらばっくれたって無駄やぞ〉
🌩️🦒〈っそうだぞ!証拠がでてんだからな!!〉
「しょ、証拠?」
え…本当に何?なんかのドッキリ?ドッキリにしては皆演技上手いな、さっすが俺の自慢の同期や。
なんて呑気な事を思っていたら、一つの動画を見せられた。
🍱🦖〈ほら〉
そこには、俺が〇〇さんにレイピアを向け脅し、罵り笑いながら楽しそうに殴ったり蹴っている動画だった。合成にしては精巧で、俺の声と〇〇さんの叫び声も流れていた。
勿論そんな記憶は何処にもない。
「…はっ?なにッこれ?!」
不意にも声が震える。何もかもが意味不明だった。
〇〇さんの事はちょっとぶりっ子で自慢癖があり、あんまり関わりたくない子と思っていたぐらいでそれ以上もそれ以下もない。
だがこの動画は凄い、本当に自分がしたと錯覚してしまう程に、
〇〇〈何これっじゃないでしょッ。私の家族をッ人質に取ってっ、…それからっ、ッそれからっ…!ッカヒュッごめッなさっゴホッ、ハヒューッハヒューッ〉
叫ぶように怒鳴りながら濡れ衣を被せつけ、〇〇さんの目からは大粒の涙が零れた、周りからすると悲劇のヒロインで庇護欲を掻き立てる材料だが俺からするとただの水だった。
🌩️🦒〈大丈夫、〇〇ちゃん。悪いのは全部マナだ。〇〇ちゃんは何も悪くないよ。〉
リトは〇〇さんの背中を摩り、庇うように俺を睨みつけた。
リトの周りには電気がバチバチと走っていて、こんなリト見たことないが明らかに怒っているのはわかった。
「……ッいやっ何でっ?!俺ッそんなことしたって良い事ないやん!…てかッ俺がそんなことすると思ってんのっ?!」
昨日まで一緒に遊んで笑った仲やん。
何で俺より〇〇さん信じるんッ?そんなに俺信用ない?ちょっとぐらい信じてくれやっッ!
ずっと口をつぐんでいたるべとロウとライの三人が口を開いた。
🐙🌟〈……俺はマナがそんなことしたって…信じたくないですけど、…合成がこんなに精巧に作れる訳がないですし〉
星導は俺から目線を外し軽く俯いた。
👻🔪〈……右に同じ〉
💡〈俺も信じたくないけど、…マナ、どうなの?〉
……ライなら俺を、信じてくれる?
🌩️🦒〈おいっライッ!〉
「…お、俺はそんなことしてないッ!信じてくれや!!」
今からでもドッキリだって嘘だって行ってくれや、笑って許すから、お願いッ。何でもするから、何言ってもええからドッキリって言ってやッ、
ちらりと皆の方を見てみても、じゃ~ん!ドッキリでした~!!なんて言う気配はない
〇〇〈またッ!嘘着くんですかっ?!貴方はッ私の憧れだったっ!!貴方に憧れてヒーローになったのにっテレビの前しか愛想が良くない嘘つきだって知って、私がどんなに傷付いたか!〉
もしそうだったとしても、なぁんにもしらんお前にッ勝手に俺の在り方を決めつけんなやっ!!
一歩近付こうとすると足元にクナイが刺さった。
🥷🔫〈……言い訳なんて後からなんぼでも言えるからなぁ〉
溜め息混じりの一言、その言葉が心臓の奥深くに突き刺さった気がした。
何で、何で何で何でっ!!〇〇さんを庇うの?!
🍱🦖〈……ほッんと何がしたいの。証拠もあって被害者の証言もあるのに、まだ自分は何もしてないって言い張るの?お前、気持ち悪いんだよ〉
いつも唐揚げを作ってくれるて時々トゲがある優しい彼ではなく、いまは俺を怪物を見ているかのように見下すようなウェンしかいない。こんな冷たい態度、低い声、冷酷な目のウェン見たことない。
「ッ………俺はっッ!」
……あー……、もういいや、どーせ何言ったって信じてくれんしッ?…皆俺を悪者扱いして、どーせやっぱ世の中の男なんてぶりっ子でも可愛い女の子の方がええんやろ?
……そうやったら早くこんなもん辞めたい。だってこんなん、ずっと俺が苦しいだけやんけっ、
…もういっそライバーもヒーローもコメディアンも全部何もかも辞めて、誰も俺を知らないどっか遠い所行きたいなぁ
特に大きな悔いもないし………..あ、悔いというか望みと言えば、…皆と離れたないな。……俺、罵られてでも近くに居たいほど皆が好きやったんよっ?
好きな人達から冷たい態度取られて無視されて罵られて遊んだり一緒にご飯も食べに行けんのんやったら、死んだ方がマシやッ
「ッ…もぅいややっ……」
彼らには気持ち悪いだろうが、俺がいたという事実を一秒でも多く記憶に縫い付けるため、いつものように口角を持ち上げ…したくもない笑顔を顔に張り付け一言そう告げた。
「…好きだった大嫌いな皆。さよぉなら」
来たときよりと冷たく重く感じる扉をこじ開けて、工場から飛び出す。
飛び出した瞬間、〇〇が皆さんありがとうございますぅ♡と媚びている声が微かに聞こえ、胸を締め付けられるように痛くなる。
一秒でも早くその場から離れたくてっ、離れないと息が出来なくてっ今まで一度も出したことないようなスピードで家に帰った。
泣きたいし叫びたいはずなのに涙は出ないし一言も声が出ない。
家に着くとすぐ、引っ越すための必要最低限を鞄に詰め込む。
だがだんだん、荷造りも歩くことも指を動かすことも、億劫になってきた。
布団にうずくまり、これからどうしようかどこに行こうかぐるぐると考えたが考えることも空気を吸う事も億劫になっきた。
もぅ、何にも考えたくない、何も考えられないようになりたい。
「何でこうなったのかなぁ。……海、行こうかな」
自殺してみよっかな…なんて、笑。誰も止めてくれるはずがないし、なんなら死んだ方がいいって進めるやろ。
??〈おにーさん、どうしたの?こんな時間に海だなんて〉
突然背後から声が聞こえた。
声にはノイズが掛かっていてよくは聞き取れないはずなのに何故だかはっきりと聞こえ、キャンディのような癖になる甘ったるい匂いが漂いだした。
「だぁれ?」
重い体を動かし、知らない誰かに目を向ける。
そこには俺と同じぐらいの歳の着物を着た白髪のお兄さんがいた。
??〈おっとぉ、名乗るの忘れてた笑。…僕は黎明(れいめい)。気軽にレイって読んでね〉
「……レ…イ?」
黎明やって、んふふ、中二病みたいな名前やね笑。
ぅあ、また思い出しちゃったアイツラのこと。自分が苦しくなるだけなのにッ、
レイ〈はい!〉
一瞬で悩みを吹き飛ばしてくれるような元気のよい返事。疲れているのか彼の頭とお尻らへんに耳と尻尾がぶんぶんと振っているのが見える。
「なんだか…、犬みたいやね」
レイ〈犬…か。犬みたいと言われたのは初めてだ!マナはとても面白いね!〉
「あれ……名前…いや何でもない」
俺レイに名前教えたっけ?言った記憶ないけど、まぁ俺が忘れただけやろ。
レイ〈……所で海に行きたいだなんてどうしたの?悩み事なら話聞くよ?〉
「ほんま?…何でも聞いてくれる?」
デスクの椅子を引っ張り、俺の前に座った。
心配、憐れみ、そんなもんじゃない俺に愛情を注いでくれているような慈愛が満ちた目を細めながら、マスク越しでも分かる妖艶な笑みを浮かべこう言った。
レイ〈はい〉
続く
マナが闇落ちする癖なんだよね😉でも書いてる時まーじで病みそうになりましたッッ😢黎明くんのビジュでなんとか持ちこたえた😷
二回、下書き全部消えた😭😭😭悲しすぎる
ちな、黎明くんはこんな感じです。
コメント
4件
ちょ、、まじ主さん天才すぎます! 私はこういうのを求めていたんだ~! マジで応援してます!頑張ってください(๑•̀ㅂ•́)و✧
本当にこんな感じのストーリー大好きなので本当に感謝しかないです…🥹続きまってます!🫶