テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
#夢小説
さらん
3,884
さたん📖🕊️
22
#不定期更新
朝日の眩しさに目を覚ます。
私、いつの間にか寝てたんだ…
昨晩の記憶を掘り起こす。
なんだか幸せな時間を過ごしたような…
そうそう、目を覚ますと兵長がいて…
手を握って頬に当てたんだ…
そして立ち去ろうとする兵長に
行かないでくださいって引き留めて…
………
……
…
え?
私昨日何した??
…いや、夢だな。
だって兵長がわざわざここに来る理由が
見つからない。
…いや。
頭ではわかってる。
あれは夢などではない。
頬から伝わる兵長の手の温度を
体が覚えている。
じわじわと羞恥心が襲ってくる。
「……死にたい」
熱もすっかり下がったので
部屋に戻る。
杖を使って歩くのって
結構難しいんだな…
そんなことを思いながら
部屋に向かっていると
ある人に遭遇した。
「やぁ◯◯!
怪我したんだって?
リヴァイから聞いたよ。
調子はどうだい?」
「ハンジさん、お疲れ様です!
1ヶ月ほど安静にするように
言われちゃいました…
ご迷惑おかけしてすみません。」
“リヴァイ”…
彼の名前を聞くだけで
心臓が跳ねる。
「迷惑なんてことはないよ?
兵士をやってれば怪我はつきものだからね。」
「その…兵長は、なんて?」
「” あいつはすぐ無茶をしようとするから
気にかけといてくれ”って、
そんなことを言っていたよ!」
そういえば…とハンジさんは続ける。
「昨日も新兵たちのところへ
君が怪我をした経緯を聞きに行ってたな。
彼は別に怒っていたわけじゃないんだけど
新兵たちはみんな怯えていたね笑」
「そうなんですか…
兵長って本当に部下思いなんですね…」
うーん…とその上官は
腑に落ちない顔をした。
「まぁ彼は確かに
仲間思いな人間だけど、
1人の兵士にここまですることが
今まであったかな…」
「えっ、それってどういう…」
「リヴァイにも聞いてみたんだけど
彼は自覚なさそうだったし…
一体どういう風の吹き回しだろうね?」
あ、 ニファたちを待たせてるんだった!
そう言ってハンジさんは行ってしまった。
部屋に戻ってベッドに腰掛け、
ぼーっと考える。
…ハンジさんが言っていたことを
額面通りに受け取るなら、
兵長が特別気にかけるのは
私だけってこと…?
いやいやいや、
そんなわけないじゃん…
私はどちらかと言えば
うざがられてるんだから。
気にかけてくれるのも
たまたま怪我してるところに遭遇して
たまたま2人になるタイミングが
あったからだ。
勘違いしちゃだめ。
そう言い聞かせて私は
体を休めた。
コメント
1件
さたん📖🕊️さん、第19話読みました〜!😭💕 「死にたい」って呟く主人公の気持ち、めっちゃわかる…!熱でぼんやりしてたとはいえ、兵長の手を引き留めちゃったの、思い出したら気絶ものだよね…/// ハンジさんの「一人の兵士にここまでするのは初めて」発言、めっちゃ気になるんだけど!!兵長、自覚ないって言われてるけど、これはもう主人公に特別な感情あるってことじゃないですか…?!でも主人公は「うざがられてる」って自分を納得させようとしてて、そのすれ違い感がもどかしすぎる〜〜😭💕 次回も楽しみにしてます!