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「このネイルデザインは駄作ね。」女性が悩みながらデザイン用紙を見てため息をつくと
突然グッと釣竿なような糸で首を締め付けられた。
「うっ…。」強く締め付けられ
女性はばたりと倒れた。
するとピンポーンとインターホンが鳴った。
「先生入りま…先生!先生!」
男性は揺らしたが女性に反応がないことに気づき震えた手でスマホを取り出し「じ、事件ですアトリエで女性が…。」
「住所わかりますか?」純は
冷静に対応した。
「目黒区です。」
「直ちに向かいます。」
二人はパトカーに乗り現場に向かった。
「通報あった場所は目黒区であってるよな。」
「はい。」
現場に到着し降りた。
「け、刑事さん…。」
「あなたが通報してくださった方ですね。」男性はオロオロしながら「笹崎と申します。」と名刺を渡した。
「神奈川県警の守谷です。」
「坂崎です。」二人は男性に名刺を渡した。
「先生と僕は次のネイルデザインについて話し合おうとして…。」
「来たら女性が倒れてたと。」
笹崎は頷き「菊池先生と僕は何度か食事を行くほど仲が良いのでまさかこんな事になるなんて…。」幸範は笹崎の首筋に
キスマークがついてることに
気がついた。
「首のこれは…?」
「あー行きつけのオカマバーのホステスにつけられたんですよ。」純はふふと笑い
「モテるんですね。」と言った。
「やめてください僕は先生一筋ですから。」
「そうですか。」
幸範はメモを取った。
「あの笹崎って男女性に好意があったのでしょうね。」
「さぁな笹崎の行きつけのバーに行くぞ。」
現場近くのオカマバーに入った。
「神奈川県警です笹崎さんが指名したホステスは居ませんか?」
「私が笹崎さんの首筋にキッスしましたよ☆他の女の所に行かないように。」
二人は苦笑しながら
「笹崎さんはよく来られるのですか?」
「ええ一昨日も来られてましたよ。」ママが笑顔で答えた。
「ありがとうごさいます。」
「坂崎ネイルサロン行こうか。」純は首を傾げたが
「はい。」と答えた。
サロンに入り「此方に菊池さんの同期は居ますか?」と質問した。
「私ですが。」
「笹崎さんと菊池先生の関係について聞きたいのですが。」
女性は席に案内した。
「笹崎さんと美紅は前から怪しいと噂されてましたでも…。」
「でも?」女性はゆっくり
息を吸って「美紅には明智さんと言う彼氏が居たんです。」と
証言した。
「それホントですか。」
「はい。」女性は美紅が明智と言う男性と裸で撮った写真を見せた。
「誰があなたに送ったんですか?」
「私ではなく笹崎さんに明智さんが見せてたのを見たんです。」二人は顔を見合わせて明智の自宅に向かった。
「神奈川県警です笹崎さんと菊池先生について教えてください。」
「彼奴は俺が居ながら笹崎と不倫していたんだだから…。」
二人は顔面蒼白し
「あなたが…。」
「そうですあの男が来るのを把握してアトリエに行ったんです。」純はスマホを取り出し
「警部犯人らしき男が容疑を供述しました。」と報告した。
「坂崎わかった今すぐ署に戻れ。」幸範はその様子見て純の成長に微笑んだ。
「お前が菊池先生を殺したんだな!」
「笹崎さんやめて!」純の腕を切りつけたとこを見た幸範は
笹崎を投げ倒した。
「坂崎大丈夫か?」
「はい。」
駆けつけた警官に明智と笹崎は逮捕された。
「坂崎血が出てるぞ。」
「かすり傷ですよ。」
純の痩せ我慢が許せなかったのかお姫様抱っこしてパトカーに乗せた。純は思わず頬を赤らめた。