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3人で木兎の家に着いて、◯◯は慣れた様子で電気を付けていき、洗面所に誘導して手洗い、うがいをする。その後、◯◯は浴室のお湯はりをして、洗面所から出て行くと木兎が裸になりながら、
「あ!あかぁ〜しもお風呂に入ろうぜ!」
「えっ?でも、おれ着替え持ってきてないですよ?」
赤葦は慌てて返事する。
「ん?あ!着替えなら、新品のおれのパンツ履けばいいだろ?パジャマもおれの着たらいいし、大丈夫だって…」
「あ…それでは、お言葉に甘えて…」
赤葦は、昨日知り合った憧れのエースと裸の付き合いに少し緊張しながら服を脱いだ。
◯◯は2人がお風呂に入ってからバスタオルやタオル、パジャマ、下着を木兎と赤葦の分を洗面所の台にセットする。
その後は、ヒレカツを揚げながらお味噌汁をあたため直して、おかずを小鉢に盛り付けていく。ヒレカツが全部揚げあがった、タイミングで2人がダイニングにやってきた。
「おっ!すごい、いい匂いするな!ヒレカツ美味いんだよな!」
木兎は濡れた髪をタオルで拭きながら、ダイニングの椅子に座る。◯◯は、2人分の麦茶をグラスに入れて持ってくる。
赤葦は、
「あの◯◯さん、おれで手伝えることあれば手伝います。なにか、ありますか?」
と◯◯に声をかける。
「あ!赤葦くん。気にしないで、椅子に座ってもう少し待っててね。ここ、麦茶置いとくから飲んでね」
◯◯は笑顔で返すと、食事をトレーに乗せて持ってくる。赤葦は、椅子に座ってお茶を飲んでいると、赤葦の前にヒレカツ膳のような食事が用意されている。◯◯は、今度は木兎に持ってくると、
「やったぁー!ヒレカツ膳だぁ。赤葦、食おうぜ!」
木兎が元気よく赤葦を食事に誘う。◯◯も席に着いて3人で
「いただきます」
と、食べ始める。