テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
俺はiemon。めめ村のメンバーであり、YouTuberだ。ある日、動画編集をしていると、めめさんから呼び出された。内容は「話があるので、全員リビングに集合してください。」とのこと。とりあえずリビングに行くか。
俺がリビングに行った頃にはほぼ全員が集まっていた。俺は空いている席に座る。俺が座った後に、めめさんが誰がいて誰がいないかを確認するために点呼をとる。
点呼を取った。ほとんどのメンバーは来ていたが、八幡さん、ガンマスさん、れいまりさんの三人がどうやら来ていないようだ。
めめ「あの三人、いつも遅れますね・・・」
めめさんはそう言って呆れている様子だった。あの三人はいつ来るんだろうな・・・と俺が思っているとバンッっという音を鳴らしてドアが開き、遅れた三人が入ってきた。
れいまり「すみません!遅れました!!」
めめ「まあ、いいですけどね。でもいつも遅れて来ますよね?少しは間に合うように努力してください。」
れいまり「すみません・・・」
まあ、無事残りの三人も来たことで、とめめさんが話し出す。
めめ「えっと、今日集まってもらったのには理由があって、めめ村に新しいメンバーを入れようと思います。」
全員(-めめ)「!?」
嘘だろ・・・正直、俺はあまり新しいメンバー追加に賛成できなかった。そもそも俺はあまり人と関わることが好きではない。俺はこのメンバーだから、一緒に居られると思ったのだ。周りを見てみると、他にも新メンバーに反対意見を持ってそうな人が何人か居た。まあ急に言われたら、そりゃ反対するよな。と、俺は思う。
めめ「反対する人はいますか?」
今回は村長命令とか使わないのか?と俺は思った。だがよく考えれば、ぜんさんや茶子さんが入った時も、めめさんは村長命令使わなかったな・・・俺がそう考えていると、Latteさんが手を上げる。
Latte「私は反対ですよ。そもそも人と関わるのが苦手な人もいるのに、急に新メンバーを入れると言われても、賛成は出来ません。」
めめ「それは分かっています。なので、みなさんに意見を聞こうと思ったんですよ。」
めめさんはそう言う。俺も言いたいことがあるし、手を上げるか・・・
iemon「俺も反対です。そもそも、その人は信用できるんですか?」
めめ「何度か会って話しましたが、かなりいい人だったので、信用は出来ますね。」
iemon「そうですか・・・」
ぶっちゃけ俺はイマイチ信用が出来ない。元々人を信用しずらい性格なのか、こういうときに納得できないのだ。
その後も、いろいろな意見があったが、結局新メンバーを受け入れるという形で話し合いは終了した。他のメンバーが自室に戻り始めているし、俺も部屋に戻るか。そう思い席を立って歩き始めると、ルカさんが話しかけてきた。
ルカ「iemonさん、新メンバー信用できそうですか?」
iemon「まだ信用は出来ないですね。でも、めめさんがやさしい人だったと言っていたので大丈夫だとは思います。」
ルカ「そうですか!よかったです!!」
ルカ「それじゃ、俺は部屋に戻りますね!」
そう言って、ルカさんは部屋に戻る。しばらく廊下を歩いて、俺も部屋についた。俺は部屋に入ってから、独り言を言う。
iemon「新メンバー、どんな人なんだろうな。」
iemon「優しい人だったらいいな。」
そう言い、俺はベットに横になる。しかし、俺は知らなかったのだ。新メンバーを受け入れたことが、地獄の始まりだったことを・・・
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!