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✦ ☭卍 です 。
✦ 自己満 です 。
✦ 不定期 です 。
卍” _ ということなんだが
✺” それは ………
✞” ズバリ !! 恋なんね ~
卍” やはり …
この間のソビエトとのことを日本とイタリアに相談したが、私の推測は間違っていなかったらしい。
日本が後輩なりに気を遣ったのか言葉を詰まらせていたにも関わらず、同僚のイタリアは気なんて微塵も遣わず言葉にしてきた。
こいつに遠慮というものは無いのだろうか。
ここの間柄であれば私がソビエトを嫌っていることなんてとっくに知っているはずだ。
✞” ついにナチにも春が来たんね ♪
✺” … それで、先輩は
どうするつもりなんですか ?
卍” どうって ……
どうもこうも、伝えたいことすらまともに言葉に出来ないというのに、それ以上の事が私に出来るのだろうか。
そんなような不安が込み上げてきてしかたない。
いつもであればこんな事は1秒もかからずこなせるはずなんだが。
卍” ……… もう一度、考えてみようと思う
すまない、今日のところは解散としよう。
✺” 了解です。また明日聞かせてください
✞” え ー !! 恋バナもう終わり !?
もっとナチの惚気話聞きたいんね …
卍” はあ、まだ … というか全然
惚気 とまでは いっていないだろう。
✞” まだ !? じゃあこれからなるんね !?
待ってるよ ~ ナチくん ♪
卍” はあ …
からかってくるイタリアに溜息がこぼれるが、いつもの事だから少し安心する自分も何処かにいる気がする。
私が恋をしてどれだけ変わろうが、2人はいつもと変わらず接してくれる … そんな仲に安心している自分が何処かに _
☭” あ“ ー ………
早朝。鳥が鳴き始める頃、俺はまだ酒に溺れていた。
こんな事をしているのはこの間の出来事が頭にモヤをかけているから、ということにしておこう。
☭” 怒られちまうかな …
以前から、というかだいぶ前から。
定期的に酒を飲む悪い癖を繰り返していると
脳裏に不機嫌な顔をしたあいつが浮かぶ。
卍” そのような生活をしていると
いつか病気になり果てて死ぬぞ。
だから控えてくれないか ?
酒の匂いが不快でたまらない …
怒るというよりは単に不満というべきだろうか。
それでも、あいつらしい手段で思っている事を伝えてくれるのは悪い気分ではなかった。
☭” こんな事考えてても仕方ないか …
瓶に入っている残りの酒を一気に流し込み、そのまま立ち上がった。足取りが若干おぼろげかもしれないが、そんなことは気にしない。
今日も外をふらつこうと支度をして、外に出た。
☭” … !
外に出たとき、偶然かもしれないが ナチスと鉢合わせた。
本当に偶然だろうか … もしかすると ………
なんて都合の良いことを考えていると
ナチスから話はじめた。
卍” 今日は早いのだな。
というか、酒の匂い … ?
☭” あ、ああ … 実は
ついさっきまで 呑んでてな …
眉間にしわを寄せて尋ねてくる彼に対して、
申し訳なさそうに自白してやった。
卍” … あれだけ言ったというのに ……
どうやら、申し訳なさなんていうものをこちらが持ち合わせていないというのはお見通しのようだ。
☭” お前のことは騙せないか …
卍” 今 まで私が何人と
交渉してきたと思っているんだ
卍” … 私は …… もう行こう。
特に貴様に用事があった訳ではない …
☭” ふーん … そうか。
お前の言葉、そっくり返そうじゃないか。
今まで俺が何人騙してきたと思ってるんだ。