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主「あっ、ヤベ、ゲロ吐きそう…お゙rrrrrrrrrrrr」
芬「汚ねぇな」
仏「ちょっと、気持ち悪いかも…(引」
主「ひどいよ〜🥺ということで、(?)story start!!」
『雲隠れした貴方の優しさ』
story start!
フランス視点
国際会議の帰り道にて。
芬「なぁ、本当にお前んちに泊めてもらっていいのか?」
仏「勿論!」
芬「…ていうか、なんでブルーベリーパイを作ろうと思ったわけ?」
仏「え、いや、その…」
訝しげに、睨むようにフィンランドはこっちを向いた
セレストブルーに鋭い光を宿した瞳で僕を捉えている
芬「…ブルーベリーパイ作るっていうの、嘘だろ?」
仏「ッ!!?」
フィンランドは鼻で笑うと、澄んだ秋の空を見て言った。
芬「ま、別に1つや2つ、誰にだって知られたくない目的や秘密だってあるよな」
仏「………」
芬「何が目的か知らないし、俺をどう利用するかはご自由だけど」
芬「俺の仲間には手を出すなよ?」
それが彼の本心だったようだ
強い意思を持っている彼の横顔は力強く、また、
雨上がりの、青空のように清々しかった
仏(嗚呼、やっぱりどうしても…××だな…彼が。)
仏「分かってるって、フィンランド」
にっこりと笑みを向けるとボソッとフィンランドが呟いた
芬「……でいい」
仏「え?もう一回言ってもらっていい?」
芬「フィンで良い。俺のことフィンって呼んでいいから」
仏「…え!?良いの!!?ありがとう!!」
抱きつこうとすると、フィンは華麗に避けた後、嫌そうな顔をした
仏「冗談だよ〜!」
カエデの葉が色づく、この秋に僕は貴方の優しさを知った。