テラーノベル
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部屋を出てから、目黒と佐久間はロビーを目指した。そこで支配人に、実際に被害者が泊まっていた部屋に案内してもらうことになった。
事前に話をしていた為、三室ほどが調査用に空けられている。
「カードキーをお貸ししますので、終わりましたら、またお声がけください」
受け取ったカードキーを持って、案内板を見ながらその部屋を探す。
🖤「1056、1056……あった、ここだ」
機械にかざすと、ピピっと音が鳴って電子ロックが解除される。
中に入れば観葉植物があったので、目黒はすぐに観葉植物に触れた。その間、暇な佐久間は部屋の中を見て回り、あとの時間は窓から外を眺めて過ごしていた。
🖤「……やっと見つけた」
🩷「おお、おかえり。結構、時間かかったね」
🖤「ここの人、被害に遭ったの二ヶ月前なんだよ。俺の異能ってさ、見たいものがパッと出るわけじゃないんだよね。今から遡るの。だから、二ヶ月分ずーっと巻き戻し」
🩷「それは疲れるな。めっちゃ目まぐるしい」
🖤「でしょ。で、見えたのは、眠ったまま起きないその人だけで、特に誰か入って来たとかではなかった。朝になって目が覚めなくて、でも一人で来てたから気付かれなくて、部屋の掃除に入った人が発見者かな。その後は、別のホテルスタッフが駆け付けて、状態を診て、別の部屋に運ばれてった」
🩷「そのまま部屋使い続けるわけにもいかないもんな。ホテルだし。元々何泊もする予定なら別だけど」
🖤「だね。あとの二つも見て回ろう」
その部屋を出てから、二つ目の部屋に行って観葉植物から記憶を辿り、三つ目の部屋でも同じように記憶を辿ったけれど、どの部屋も状況は同じようなものだった。
🩷「手がかりなし、か」
🖤「うん。でもちょっと気になる」
🩷「どした?」
🖤「この三つの部屋に泊まってた人、全員、一人客なんだよね。だから第一発見者は全部、ホテルの清掃員かスタッフ」
🩷「え、こんなリゾートホテルで一人客ばっか?」
🖤「ね、変でしょ」
🩷「そりゃ、一人で来る人も多いだろうけどさ。15人中3人だろ?」
🖤「そう。五分の一。何百部屋ってあって、何千人って泊まってるのに、なんか気になんない?」
🩷「確かにな。被害者情報って、確か警察からの資料の方にあったよな。一応、こっちで見たことの報告もあるし、阿部ちゃんに共有しとくか」
🖤「そうだね」
🩷「あとさ、ちょっと気になったんだけど」
🖤「ん?」
🩷「なんで、眠り姫シンドローム? 被害者って女性ばっか?」
🖤「そんなことないよ。俺が見たの、女性一人と男性二人」
🩷「で、眠り姫?」
🖤「ずっと眠ってるからじゃないの? 佐久間くん、ずっと寝てる、で想像できるの何?」
🩷「……三年寝太郎」
🖤「……寝太郎よりは眠り姫の方がずっといいと思う」
思わず、顔を見合わせてしまった。
渡辺、ラウール、深澤の三人は、目黒たちのいるエントランスがあるイーストウィングではなく、もう一つの棟、ウェストウィングに来ていた。
こちらの棟でも、直近で被害に遭った人が泊まっていた部屋を二つ、空室として確保してくれている。
ウェストウィングでは副支配人が対応してくれて、カードキーを二つ受け取ってから部屋に向かう。
部屋に入ってから、ラウールが口を開いた。
🤍「ここ、三日前に泊まってたっていう人の部屋だって、さっきの人言ってたよね」
💜「そう。ここが、最後に被害が出た部屋。だから痕跡が残ってるとしたら、この部屋が一番だと思う」
🤍「じゃあ、見てみるね」
ルーペを取り出して、部屋の中を見ているラウール。深澤も渡辺も、邪魔にならないところからその光景を眺めている。
一通り、隅々まで部屋の中を見て回り、ベッドのところまで戻ってくると、ラウールが息をついた。
🤍「結果から言うね。異能の痕跡、あったよ」
💜「え、どこ?」
🤍「ベッド。それも枕の辺りに集中してる。それから、枕から天井に向かっての痕。で、天井で切れてる」
💙「……それホラーじゃねえか」
🤍「血っぽく見えたら僕も怖かったよ。でも、今回のはキラキラした光でできてるから、そんなおどろおどろしくないよ」
💙「あれ? 前に見た異能の痕跡って、青っぽく光ってなかったか?」
🤍「あのね。人によって違うって言ったでしょ。みんなも色とか見え方とか模様とか、全っ然、違うの。指紋とか顔と同じ。僕は、その指紋認証とか顔認証みたいなことをルーペでしてるから、同じ痕跡だってわかるってわけ」
💜「じゃあ、俺のは?」
🤍「ふっかさんのは、紫とスチールブルーが混ざった不思議な色。しょっぴーのは青くて、花びらが浮かんだ水みたいだよ」
💜「おお。なべっぽい」
💙「やっぱ花びらなんだな」
🤍「異能の特徴が出やすいからね。あとは、マテリアの色で決まる。まあ、マテリアの色って、どの属性だからこれ! みたいなのがないから、その人の持ってる色みたいなものになるんだろうね。だから、僕もいっつもみんなのアイテム作る時、その色にしてるでしょ?」
💜「そういや、千里はマテリアの色が見えるって言ってたな。そっちは異能じゃなくて、生まれつきの能力の方だけど」
🤍「ああ、だから白のお兄さんって呼ばれたんだ、僕。そういえば、ふっかさん、千里に会いに行ったんだよね? 元気だった?」
💜「平気そうだったよ。まだ万里ちゃんは目覚めないけど、もうすぐ願いが叶うんだって喜んでた」
🤍「そっか……でも、願いが叶ったら、芙蓉の成就に繋がるんだよねー。なんか、複雑」
💜「わかる。万里ちゃんは目覚めてほしいけど、芙蓉の願いは成就させたくないからなー」
はあっと、ラウールと深澤がため息をついた。
💙「あの女、さっさと倒せばいんじゃね?」
💜「なべができるならどうぞ。止めないよ。でも、それをやった後のことって考えてる? 誰が傷ついて、誰が哀しむのか」
💙「……やっぱやめとく」
💜「そうなっちゃうの。芙蓉の厄介なとこは、そこ。願いを叶えるってこと自体は悪いことじゃない。でも、結果的に悪い方に傾く可能性がある。だから、現状は何もできないってこと」
🤍「芙蓉に会って、芙蓉の願いを直接訊くしか、もう方法はないんだよねー」
言いながら、ラウールは窓から見える、どこまでも広がる青空を見つめた。
ホテルスタッフで、眠り姫シンドロームの対応をしたスタッフに話を訊きたい事を支配人に告げると、支配人は現在働いていて、且つ、今日も出勤しているスタッフだけを別室に連れてきてくれた。
それでも、駆け付けただけ、寝ているのを発見しただけ、という者が圧倒的に多かった。寝たまま起きないという眠り姫シンドロームの内容とも合致する。
「あの。最初に被害に遭ったの、私の友達なんです」
一人の女性スタッフが手を挙げた。
🧡「ほんまに?」
💛「その方は、ここのスタッフですか?」
「そうです。今日は休みだけど、あれからもずっと働いてますよ。あ、寮に住んでいるので、会いに行きますか?」
💛「お願いします」
その女性スタッフの案内で、ホテルから少し離れたところにある寮に向かった。
そこはいわゆる社員寮というよりも、綺麗に整備された集合住宅街。三階建ての低層住宅が、緑の多い敷地に間隔を空けて数棟並んでいる。淡い色合いの外壁に、各部屋のバルコニーまで付いている。
そのうちの一棟の外階段を上がって二階に行き、四つ目のドアのチャイムを押した。
中にいたのは、20代前半くらいの若い女性。
「どうぞ、入ってください」
女性スタッフに家の中に招かれ、ここまで案内してくれたスタッフはホテルへと戻って行った。
リビングのダイニングテーブルに通され、椅子に座る。
💛「すみません、突然。眠り姫シンドロームのことについて、お話を伺いたいんですが」
「支配人から聞いてます。特務調査局の方だって。といっても、私が憶えていることはほとんどないんです」
💛「それでも、分かる範囲でお願いします」
「わかりました。あの日、私は夜勤だったんです。夜勤は三名で一棟を見るんですけど、交代で休憩を取るようになってて。仮眠室で寝たところまでは憶えてるんです。でも、そこからは何も分からなくて、気付いたらこの部屋にいました。眠ったまま起きないから、寮に運んでもらったみたいです」
💛「寝ている間のことは、全く?」
「はい。あ、でも、なんだか楽しかったような気はします」
🧡「楽しかった? なんか夢でも見とったんかな」
「そうかもしれないです。ぼんやりと、ああ、楽しかったなって、そう思っただけですから。その時は気付かなかったんですけど、元気だったので次の日から仕事に復帰したんです。そこで異能が使えなくなってるのが分かりました。私の異能、《マテリア鑑定》っていうんです。その人が持ってるマテリアの色はもちろん、異能の特徴がわかるようになってます。といっても、そこまで詳しくは分かりませんよ? 異能名と、どんな異能かっていうのが少しだけ。幽体離脱ができる、とか、花を咲かせる、とかそのくらいです。別に何かに使うわけでもなく、ただ、異能力者を見ると分かる程度なので、なくなったからって何も支障はないんですけど」
💛「だから、そのまま仕事を続けているんですか?」
「そうですね。元々、私が異能を授かったのってここ四、五ヶ月くらいなので。特に不便は感じませんし、見えたからどうっていうものでもなかったので」
💛「なるほど。わかりました。お時間を取っていただいて、ありがとうございます」
「いえ。何かのお役に立てれてれば良かったです。調査、頑張ってください」
🧡「ありがとうな」
最初の被害者である女性スタッフの部屋を出て、岩本と向井はホテルに向かって歩き始めた。
🧡「異能、なくなっても気にせんこと、あるんやね」
💛「まあ、あの人の異能の場合、特別何かに使うってこと、なかったんだろうな。人の異能の特徴が見えても、そうなんだ、くらいで済ませられる人だったんだよ。これが阿部だったら、違ったんだろうけどな」
🧡「阿部ちゃんは欲しそうやな、あの異能。むっちゃ研究しまくると思う。なんでこの異能でこの色なんだろう……とか、ずーっとやってそう」
💛「だろ。だから、授かった人によるんだよ。その異能をどう使うか、必要なのかって」
🧡「俺はもう無理やもん。今、なくなったら困る。咄嗟の時に重力で浮いたりとか、岩でガードしたりとか、反射やもんな」
💛「そ。俺も、キャンプとかで使うことある」
🧡「あ、照兄、楽しとる」
💛「いいだろ、ちょっとくらい。でも、それくらい異能って、俺たちの生活の中に溶け込んでんだよ。だからこそ、なくなったら困るし、つらい。今の人がたまたまそうじゃなかっただけで、今回の眠り姫シンドロームの被害に遭って、大変な思いをしてる人はいるだろうな」
🧡「せやね。なんとしても、犯人、見つけんと!」
💛「まあでも、現状はここまでかな。あとは、阿部が俺らの情報から何か読み取れればいいんだけど」
遠くに見えるグランドリゾート茜波の姿が目に映った。
部屋で、ベンチソファに座ってオコジョふーちゃんを膝に乗せながら、ホテルからもらった紙の資料に目を通している阿部。キッチンに立った宮舘が阿部に声をかける。
❤️「阿部、なにか飲む? ここ、いろんな種類の紅茶あるよ」
💚「え、ほしい。何があるの?」
❤️「えっと、ダージリン、ペパーミント、オレンジブロッサム、ローズヒップ。あ、ハイビスカスシナモンもあるね」
💚「舘様のオススメは?」
❤️「リラックスと集中力アップならダージリン、リフレッシュしたいならペパーミント、不安や緊張を和らげるならオレンジブロッサム、疲労回復と貧血予防ならローズヒップ、同じく疲労回復と、目の疲れならハイビスカスシナモン。今の阿部なら、ハイビスカスシナモンがいいんじゃない? ずっと、紙とかタブレット見てるから」
💚「じゃあ、それがいい」
❤️「では、ハイビスカスシナモンで承りました」
💚「ふふっ。ありがとぉ」
そう言って、また資料のページを捲った。
顎に手を当てて、何かを考えるような素振りを見せながら、じっと見つめている。だから宮舘は邪魔をしないように、それでいてサポートをする為に、棚からハイビスカスシナモンのティーバッグを手に取り、お湯を注いだ。
少しして、シナモンの香りが漂ってくる。色味も綺麗だ。紅茶のカップを持っていってテーブルの上に置くと、また阿部が「ありがとう」と言ってくる。
宮舘はもう一度キッチンに向かうと、自分用のローズヒップティーを淹れ始めた。
宮舘は自分の紅茶のカップを持ち、阿部が座っているベンチソファの後ろ側に置かれているダイニングテーブルの椅子に座り、阿部の様子を眺めている。
ふと、テーブルの上に置かれているタブレットが目に入った。裏返しに置かれているそのタブレットには見覚えがある。
❤️「そのタブレットって……」
💚「ああ、これ? そう、柊さんの」
阿部が持っているのは、マットな質感のチャコールグレーのタブレット。右下には柊の葉を模したであろうギザギザとした葉形のガラスが小さく埋め込まれている。
💚「めめには見せてたけど、こうやって使うの、初めてだったね」
❤️「外で使ってるの、ラウールが作ったのしか見たことなかったから」
💚「だね。ファントムのところから帰る時、ふっかがさ、帰り道わかんないから穴が開いた天井から出ようって言い出したじゃん。俺たち、誰も入口から入ってないからね。それでふーちゃんに乗ってる時に見つけて、そのまま持って来た。約束、守ってくれたんだなって思ったから」
❤️「約束?」
💚「そう。柊さん、俺の行動パターンを記録してるって言ってたから、興味沸いて、見たいって言ったら使ってないタブレットあるからどうぞって」
❤️「……そっか。また、仲良くなったんだ」
💚「なんかね、話が合ったんだよ。柊さんは一貫して、俺に危害を加えるつもりはなさそうだったし。律儀な人だったよ」
❤️「だろうね。ちゃんとタブレット用意してくれるって、相当だよ」
💚「だよね」
言いながら、阿部がタブレットに装飾されている柊の葉にそっと触れる。その表情に、その触れ方に、宮舘は思った。阿部の中で柊は、敵ではないのだろう、と。
阿部がコントロールルームで人質にされた西矢の時もそうだった。自分たちは必死に、阿部の救出のために動いていたというのに、当の本人は犯人の西矢と仲良くお喋りをしていた。いつも通りの阿部すぎて、最早、驚きすらなかったのだけれど。
芙蓉のことも、阿部は敵と認識してはいない。だからこそ、宮舘も阿部の判断を信じた。本当に危険な相手に対して、阿部は容赦をしないから。
巻き込まれた誘拐事件の時の犯人も、瞬時に制圧したと聞いている。銃を持っていたから。夕星の分身体も、阿部自身の手で消滅させている。LOTに襲われた時だって、一人は阿部の回し蹴りで倒していたという渡辺の証言もある。
明確に敵意を向けてくる相手には、全く容赦はないのだ。
だからこそ、そうではない者に対しての警戒心は薄く、普通に接するからこそ仲良くなる。
その結果が、芙蓉が阿部を助けたというところに繋がるのだろうと思う。
❤️「そういえば、目黒と柊ってさ、街で偶然会ったって言ってたよね」
💚「そう。連絡先交換してるんだよ。なんか意気投合したらしい」
❤️「すごいな」
💚「ね。俺の話題で盛り上がらなきゃ別にいいんだけど、なんか複雑……」
阿部の行動について研究していた柊と、普段から阿部をよく観察している目黒。そこで妙に噛み合ってしまったということだった。
💚「……あれ?」
不意に、阿部が声を出したので、宮舘はカップを置くと、紙とタブレットを見比べている阿部の方に向かった。
❤️「どうしたの?」
💚「いや。警察からの事情聴取の資料と、ホテル側の資料、違うところがある」
❤️「え?」
阿部の背後に立っていたのだが、ベンチソファをぐるっと回って阿部の横に座ると、宮舘に見えるようにそれぞれの資料の場所を指さした。
書かれているのは名前と年齢と異能の詳細。そして、眠り姫シンドロームになった日付けと、その時の状況。
💚「よく見て。ホテル側の資料には、一人客って書かれてる。でも、本人の証言だと、子どもといたことになってる」
❤️「ホテル側が、宿泊人数を把握してないわけないね」
💚「でしょ。だから多分、本人の方が違う。でも、そんなことある? 一人で来てるのは明らかなのに、子どもといたって」
❤️「まあ、まずありえないね。でも、嘘でもないんでしょ?」
💚「そうなんだよね。何度か訊ねたけど、一貫して同じ答えだったって、事情聴取にも書かれてる……一体、なんで……?」
顎に手を当て、眉間に皺を寄せる阿部。
思っていたよりも、事件はもっと複雑に絡み合っているのかもしれない。
調査を終えて全員が戻って来たのは、およそ二時間後。
三班それぞれが調査した内容を報告し、阿部がタブレットに書き込んでいく。そして更に、阿部が気付いたことを共有する。
💜「つまり、被害者は一人客が多め。阿部ちゃんの方で確認できたのは?」
💚「ホテル側の資料だと、七人。その内の四人が、警察の事情聴取では子どもと一緒だったって証言してる」
🩷「15人中7人て……ほぼ半分じゃん」
💚「そうなんだよね。ただ、この一人客について、年齢も性別もバラバラ。異能自体にも特異性や共通点は見つからない。あと、照たちが聞いた証言の中に、楽しかったような気がするってあったでしょ。被害者の中で、夢を見たような気がする、何か楽しいことがあったっていう証言は10人」
💙「そっちも多いな」
💚「うん。だからこそ、引っかかる。異能の消失なんて、結構ショックだと思う。それなのに、残ってる感想は『楽しかった』。これ、異常だと思う」
💜「そこは同意見だね。ラウが見た痕跡もそんな感じだったし」
🤍「ああ、天井から枕まで血が流れてるみたいな痕ね」
🧡「なにそれホラーやん!」
💙「俺もおんなじこと言った」
💛「犯人がやってることと、被害者がされてることと、被害者本人の認識にズレがあるってことか?」
💚「そうだね。そういう見方でいいと思う」
💜「うん、まあ、なんとなく事件の大まかなとこは見えたかな。これ以上は、今の段階だと調査できないからね」
深澤の言葉に、佐久間と向井の目がキランと輝いた。
🩷「ってことはー?」
💜「次の眠り姫シンドロームが起きる三日後まで、ホテル満喫するぞー!」
🩷「っしゃー!」
💛「先に部屋に荷物、運んどけよ。今回は、部屋割りは自由。好きに使っていいぞ」
🤍「じゃあ、僕、海が見える部屋がいいな~」
💚「めめもそっちの方がいいよね? 夜、星見たいでしょ」
🖤「うん。あ。阿部ちゃんも最近、星見てるって言ってたから、一緒の部屋にする?」
💚「いいよぉ」
🩷「うおっ! 康二、見ろよ、この部屋! なんかすげー広いし、部屋に木、あんぞ!」
🧡「ほんまや! さっくん、ここブランコもあんねんけど!」
🩷「マジか! もうここしかねえな!」
💙「涼太、どこにすんの? 隣にする」
❤️「翔太は佐久間と康二の隣じゃない方が良さそうだから、この雲の部屋にするよ」
💙「じゃあ俺、その隣のとこな。あ、なんか床、よく見たら花畑っぽい」
💜「照はー?」
💛「俺どこでもいい」
💜「あ、ここ照、好きそう。森みたいで」
💛「ホントだ。じゃあ、ここにする。ふっかは?」
💜「俺も一緒にするわ。照とは何かと打ち合わせもあるだろうし」
こうして部屋が決まり、それぞれの荷物を運び始めた。
ほむぺ⋆*
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めかぶぷりん
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