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らっだぁside
俺はみんなから好かれなかった。話そうとしても暴言を吐かれて 遊ぼうとしても暴力をふるわれて。それは俺が人外 だかららしい。
そんな暮らしにも嫌気がさして、おれは逃げ出した。とりあえず遠くへ
しばらく走って、足も疲れてきた頃。草むらから物音がした。
「ぅわぁぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「イダバー!?」
そこにいたのは、赤い髪の男だった。
「ぇーっと、君、誰?」
「…俺は、らっだぁ」
「らっだぁね!おれはレウクラウド!レウでいいよ!なんで人間がこんなところに…?」
レウ、さん?はおれの事を人間だと思っているらしい
あんな酷い生物と一緒にしないでほしい…
「人間じゃないよ。」
「え!?」
また暴言とか吐かれるのかな…
「仲間じゃん!」
、は?仲間?何を言っているんだ此奴。
「俺!黒いガスト!らっだぁは!?」
黒いガスト…、たしかに人間ではないらしい。固まった俺をみてレウさんが目の前で手を降る
「…?おーい!」
「…、青鬼だよ」
「青鬼!か、かっこい…!」
「え、かっこいいか?」
「うん!例えばその角とか…」
「まぁとりあえず置いといて!レウ…さんはなんでこんなところに居るの?」
「えっとね〜、秘密基地作ろうと思って!」
「秘密基地…いいなぁ。」
「君も一緒に作る?」
「っえ、いいの?」
「うん!全然!じゃあ、よろしくね!」