⚠️注意⚠️
・MOBあり
・お互いの呼び方勝手に変えてます
・似非関西弁
Broooock視点
やぁ!みんな〜
突然だけど、僕の加入してるギルドのメンバーを紹介するよ!
まずNakamu!
Nakamuはギルドリーダーで
氷魔法の使い手だよ
しょっちゅう、やらかしもしちゃうけどw
それはそれで面白いしw
完璧で的確なヒールもしてくれるし!
いつもまとめてくれるから助かってる
次きんとき〜
Nakamuと僕の幼馴染で水魔法の使い手!
優しいけど…怖い。爽やかだけど…怖い。
面白いけど…怖い。歌上手いけど…怖い。
うん、これ以上は言わないでおく…、、
お次きりやん!
シャークんと幼馴染で光の使い手
いつも叫んでるけど優しいとこもあるの、
母性本能みたいな…w
シャークん〜
きりやんと幼馴染の風の使い手、シャークんもヒールも出来るの!
戦闘面ではこのギルド1番の実力の持ち主
ちょっと抜けてるとこもあるけど、そこ含めて全部シャークんって感じ!
最後スマイル!
この子はほんと凄いの、半年前に森で倒れてるの見掛けたシャークんとNakamuが拾って来た子、
闇魔法の使い手なんだけど、上級者で、出身が教会らしく、目の色が感情によって変わるらしい
あ、!僕は炎の使い手だよ〜
Nakamu、きんときと幼馴染!
カランカラン♪
あ、依頼者かな?
br「はーい」
br「Nakamu〜!依頼者!」
nk「了解〜きりやん行こ〜」
kr「うい、」
nk「あ、どうぞお掛け下さい」
nk「本日はどう言った御依頼でしょうか?」
??「此処にスマイルという闇魔法の使い手が居るだろう?」
nk「まぁはい」
??「そいつを5000万エメで売って欲しい……」
……。
kr「…はい……?」
nk「嫌です。お断りします。!」
??「聞き違えたのか…?」
??「5000エメじゃないぞ?5000万エメだぞ?」
nk「お断りします、!!」
nk「意思は揺るぎません、いくら大金と言えどお金で仲間は絶対お売り出来ません!!」
??「チッ……また来る……」
カランカラン♪
そいつはそう言い残して去って行った
br「なんだアイツ…」
nk「スマイルー?どうせ見てたんでしょ?」
nk「アイツに見覚えある?」
sm「知らない…」
nk「目が緑色ですけど?」
緑色は恐怖の感情を表す色
つまり、スマイルは先程の奴に恐怖を抱いている
sm「気にすんな、無視しとけ」
shk「その声色で俺らが納得するとでも?」
sm「……。」
kn「大丈夫だから話してみろって」
sm「…大丈夫じゃないから話してみない…」
nk「俺らだよ?大丈夫だって」
sm「……あした…」
nk「ん?」
sm「明日気が向いたら話す……」
バタン。
そう言い残し、スマイルは自室へと入って行った
br「ねぇ〜wそれ一生気が向かないやつじゃーんw」
kr「はぁー…w」
nk「スマイル?何があるか分かんないから、明日までは待つけど、明日になったら話せよー?」
sm「……。」
部屋から返事は無い。明日まで約8時間、
一日の3分の2を終えた今、
残りのその8時間で仲間を危険に晒すなんて…
僕達は考えもしなかった_______
時刻は早朝2時
外は冷え切った空気の中、僕達は暖かいベッドの上に身を収めていた
2階からの微かな物音に気付く訳も無く……
nk「スマイルが居ない……!!!」
なかなかダイニングに降りて来ず、きりやんに出動命令を降されたNakamuが焦り散らして降りてきた
みんなで見に行けばそこはもの抜けのから
ベッドの上には枕だけが残され、デスクの上には5000万エメが入った麻袋
昨日来たやつの仕業だという事は直ぐに分かった
ぬいぐるみを抱いて毛布に完全にくるまって寝るタイプの寝方をするスマイル
恐らくまぁ毛布ごと攫われたのだろう
kn「落ち着いてNakamu…大丈夫だからさ?」
nk「うん…」
kr「シャークんサーチ出来そう?」
shk「多分行ける」
シャークんの手からきらきらとした緑色のモヤが出てくる
それは彼の周りを一周してから、一点に集中して形を作る
shk「…みっけた」
nk「どこ!?」
shk「ここから北北西方向に733.2km進んだ先の…」
br「先の?」
shk「なんだここ…ボロいけどめっちゃ発展してる」
kr「形とか分かんない?」
shk「かたち……」
shk「ぁ…!!」
kn「分かった…?」
shk「教会だ……これ……」
kr「ッ…!教ッ…会……?」
shk「教会の…地下の…研究所!!」
shk「きりやんに座標テレパシーした」
shk「行けるか…?」
kr「はぁ?舐めんな俺だぞ?」
kr「行けるに決まってるっつーの!」
kr「すぐ向かうから早く準備しろお前ら!」
てな訳で、今準備してまーす
食料、ポーション、救急キット…
あとなんかいる???
あ、寝袋〜〜♪
これは必須だよね〜
あ、あと枕…
nk「Broooock荷物多……w」
kr「いくら何でも多過ぎだろw」
br「いいのー!!」
kn「急ごきりやん、何があるか分かんない」
shk「早いに越したことないし」
kr「了解、Nakamu俺の事ヒールしといて」
nk「了解」
きりやんはね、特定の場所に光速移動出来る能力持ってるの
だけど体力を大分消費しちゃうからギルド1番のヒールの腕を持つNakamuが隣に付く
kr「行くよっ、離しちゃだめだからね?」
nk「わかってる」
kn「全員しっかり捕まってるよ」
nk「俺も準備おっけー」
kr「おけ、行くよ?」
kr「ムーブ・スーパールーミナル」
nk「ギガ・ドープパワー」
視界が眩しい光に覆われ、思わず目をつぶる
次に声を掛けられ、見上げればそこはもう協会の真ん前
kr「ふぅ〜……」
kn「HPとMP大丈夫そ?」
kr「Nakamuがいたから、全然平気」
kr「シャークん、NakamuのMP回復してあげて?」
shk「了解、メガ・ドープパワー」
kn「後はこん中がどうなってるかだな…」
nk「スマイルなら出来たけど他は誰も出来ないから、注意して行くしか無い」
そう、建造物とか地形とかの中を透過で見れるのは闇魔法のスマイルだけだから
どうしよっかな〜って感じ、でも急がないと
昨日のアイツ見た感じ何してるから分かんないから
スマイル視点
ー時遡りー
パチ
sm「ん…んん……??」
肌に触れるふわふわとした感覚は変わらないが、気管に感じる息苦しさと気温の低さで目を覚ます
目を開けてもいつものようなカーテンの隙間から差す白い日光の光は感じず、薄暗い肌寒い部屋で朝を迎えた
あぁ…昨日のヤツか……
くそ…もう少し危機感を持つべきだったかとりあえず囚われた事は把握した
少し探索でもしてみようかと上半身を起こそうとしたが、その行動は不可能だったようで……
カチャッ
腰部分にがっちりとまわされた金属製のベルトのような物
それが俺が乗っている台と一体化している
ガチャ
??「やぁ、お目覚めか?」
部屋に響き渡る低い声
sm「チッ……今更なんの用だ…”牧師”」
牧師「分かってるくせに…w」
sm「とっくに諦めたと思っていたが…?」
牧師「私は一度求めた物は手に入るまで追う」
sm「神の教えをこんな風に使って……」
sm「いつ呪われても知らねぇぞ…」
牧師「ふん、呪われる前にお前を処理すれば良い話だ」
sm「また随分と脳筋な思考だな」
牧師「いいだろ、まぁまだ話続けてもいいぜ?」
牧師「お前と会うのも十何年ぶりだし、」
sm「そうかよ」
牧師「さて、俺らの目的は分かってるだろ?」
牧師「昨日お前らの食料庫に俺が開発したナノボムを撒き散らした」
牧師「お前は効かないだろうがアイツらの身体は処理出来ないだろ?」
牧師「このスイッチ押されたくなければ……」
牧師「…さっさとそのカプセルに入れ」
sm「チッ……」
きんとき視点
kn「シャークん、ここの角の奥敵居る?」
彼は風魔法の使い手、奥の道の微かな風の音を聞き取って、敵の在否を判断する
shk「大丈夫、居ない」
kn「了解、」
nk「きんとき、その先の防犯カメラショートさせて」
kn「任せんさい」
kn「ウォーターボール…!」
俺の出したウォーターボールは監視カメラの死角を通り、内部に入り込んでショートさせた
kn「おっけ、顔は映らないけど侵入はバレただろうから急ご」
カメラなんて物水かけりゃ1発ですよ
「「おい!カメラがショートした!!侵入者だ!」」
br「HAHAHAw馬鹿が居る、もろバレやんw」
shk「話聞く感じボス以外は雑魚っぽい」
kr「なら意外とすぐいける…?」
と、油断の一言をかましたその時……
『ザッ…ガサッザッ…』
牧師『全メンバーに告ぐ』
牧師『作戦の準備が完了した、研究チームは全員実験室に集合』
牧師『あと、侵入者が入った様だが無視して構わん』
牧師『…コイツの方が先に処理出来る』
『ザッ……』
お互い皆青ざめていた
けど、目の輝きからして完全にスイッチが入ったようだ…
nk「まーた実験台にされてんの……?」
br「ほんとすぐ狙われるんだから」
kn「言い聞かせてこよ、」
kn「スマイルは俺らの仲間だって」
kr「ほんと…、手のかかる奴……w」
_______White tails
利益なんて物より、”仲間”
nk「実験室だって!」
shk「ここだ!足音がいっぱい聞こえる」
なんとも重要そうなセキュリティに囲まれた部屋
場所はここで間違い無いだろう
光魔法かつ、理系のきりやんにセキュリティを分解して貰って…中に入る
カタカタカタ……
ビーッビーッ
機械音が止まない真っ暗な部屋……
近くの人影と手を繋いで全員居る事を確認し、また1歩部屋を進もうとしたその時
パチ、と電気が付けられる
牧師「……来ると思ってたよ」
全員「…ッ___!?」
部屋のど真ん中で余裕そうな表情をした昨日の客…
今はもう完全に敵だがな
br「スマイルはどこ!」
nk「スマイルを返せ!」
牧師「居るじゃないかw」
shk「は…?」
牧師「君達の頭の上に…w」
そんな事を言われたら誰しも上を向く
俺らの頭上にはポコポコと音を鳴らす金属製の円盤
何かと思い遠ざければ…
nk「スマイル…!!」
そこには呼吸器だけ着けられて全身培養液に浸かったスマイルの姿が…
まだ意識はある様でこちらを薄らと見つめている
その瞳の色は………”紫”
強い、嫌悪の色
スマイルの周りにはもう何本もの管やメカがうねうねとスタンバイしている
kr「お前ッ…!何する気だよ!?」
牧師「いい質問だねぇ、話が進めやすくて助かるよ」
牧師「俺らの狙いはアイツの能力だよ」
shk「能力ッ…」
俺らもスマイルの能力がどれだけハイレベルで、その分どれだけ狙われるのかは知っている
牧師「現時点でのデータではアイツと同レベルの能力の持ち主は居れどアイツより上の能力は存在しない」
牧師「そしてそれを手にするためのスイッチは俺の手元にある」
そう言ってそいつは2種類のスイッチをこちらに見せる
牧師「どっちを先に押そうかな?w」
と、笑って赤と青の2つのボタンを交互に指を乗せている
一見ただの色違いにしか見えないが、ソイツが青のボタンに指を乗せた時だけ、培養液の中のスマイルが全力で首を振っている
牧師「ははっw滑稽だw」
牧師「こんな奴が世界最強の力の持ち主だと思うと愉快で仕方が無いwww」
牧師「そう、青のボタンはお前らの体内にあるナノボムのスイッチだよw」
全員「はッ…!?!!」
牧師「まぁ焦るな、コイツが望んで無いようだし、これは押さないでやるよ」
そう言ってそいつは青色のボタンを近くにあったビーカーに入れた
するとみるみるうちにボタンは溶けた、
恐らくトルエンとか酢酸エチル辺りが入っていたのだろう
となると、もう片方の赤いボタンは……
牧師「そう、こっちあのメカを起動させるスイッチだ」カチ
nk「おいッ……!?!!」
俺らに手を出される前に即座にスイッチを押した
その瞬間、カプセルの中でスタンバイしていたメカ達が一斉にスマイルに飛び付いた
sm「…あ”あ”あ”あ”ぁ”ぁ”ッ、!!」
sm「ゴホッ……んぐッ…ゴホッ…!」
ビリビリ、バチバチ
と聞くだけで痛くなるような音を発しながらスマイルから能力を吸い取っていく機械
nk「Broooock!俺の氷溶かして!!」
br「了解ッ!!」
nk「アイスボールッ!!」
Nakamuの手から氷の球がいくつも放たれ、カプセルを凍らせる
br「フレイムバレッド!!」
それに続いてBroooockが氷を溶かす
がしかし、中の様子は変わる事も無く
kr「きんとき行って!!」
心の中で彼に了解をし、揺らめくスマイルに向けて魔法を放つ
kn「ビックウェーブっ!!」
俺の足元から水が湧き出て1つの大きな波になり、スマイルのカプセルに向かって突っ込ませる
パキ…ピキピキ…
一点を集中して大量の水が流れたため、流石のカプセルも耐えきれず、破損した
が、メカ自体は死んでいない
ぐったりとしたスマイルを何本もの管で支えていて
宙ぶらりんとしている
まるで操り人形のように…
sm「はぁッ…ゲホッゲホッ…」
培養液の影響か、あんな状況にも関わらず、ずっと意識を保っているスマイル
牧師「そのメカはそう簡単には破壊出来ない」
ビービービービー!
突然、けたたましい音が部屋中に響き渡った
牧師「ははwタイムオーバー…w」
牧師「コイツの能力は完全に吸い取らせてもらったw」
そいつはメカの中から錠剤を取り出し、水無しで飲み込んだ
牧師「おぉw」
彼の身体は紫のモヤで覆われ、霧のように姿を露にした
牧師「これこそが、私が人生をかけて求めた力…」
牧師「低レベルなんて相手にもならないw」
牧師「後先考えずに低レベルの癖にこんな能力の持ち主を仲間に迎え入れた事を後悔するがいい…!!www」
nk「うるさい…ッ!!」
br「返せよッ!俺らのスマイルをッ…!!」
牧師「少なくとも、お前らのレベルじゃ不可能だなw」
??R「じゃあ俺らには簡単だなwww」
??R「じゃあ俺らには簡単だなwww」
全-n「…!??!?!」
突然にして頭上から降ってきた声
聞き覚えのありそうな声
牧師「だ、誰だッ…!?」
牧師「人感センサーは反応して無いぞっ?!」
??A「そりゃそうだよ、有能な闇魔法がこちらには居るからね」
sm「ぉ…ぉせぇょッ……ゲホッ」
??S「すまんって」
??U「派手にやられとんなぁw」
??C「向こうが馬鹿なだけでしょw」
??全「この教会出身がスマイルだけな訳…w」
??全「…俺らを敵にしちゃったねぇ??www」
トスッと軽やかに俺らの前に現れた人影…
rd「よー?ワイテルズ」
ut「マジで久しぶりやんね」
tm「ほら、挨拶は後ね」
cn「ともさん、あの管切れますか?」
tm「おけ!じゃあ下で誰かキャッチして」
shp「俺が行きます、!」
知ってる……、彼らは知ってる人達…
らっだぁさん、鬱先生さん、ショッピさん、ともさん、コンタミさん、
よくお世話になっている兄弟ギルドの方々だ
どういう繋がりでこのメンバーが急に集まったのかは分からんが…
tm「ジュエルカッター、アメシスト!」
ともさんの手からアメシストの結晶が飛び出し、スマイルを繋ぐ管を引き裂く
shp「よっと…やば、お前また痩せたな」
sm「…ぅっせぇ……」
牧師「誰だお前らは!?」
rd「…スマイルと同じここの教会出身だよ」
tm「属性は皆違うけど全員上級レベルまでいってる」
牧師「は?この教会の上級レベルはコイツだけだぞ?」
ut「一般的にはそう公開されている」
牧師「…何……?」
rd「元々ここの実験台は俺ら含めて6人だった」
rd「そんで7年前ここが攻められた時次合う時だけ決めて6人別々の方向に散って逃げたわけ」
ut「そこまでは良かったんよ」
shp「このバカ、途中で俺ら6人の実験データ燃やす為に引き返したらしい」
そう言って腕にハマってるスマイルを呆れたような目で睨むショッピさん
rd「そんで燃やした後、お前らに見つかって顔見られたんだろ」
rd「そん時は得意の闇魔法で逃げてワイテに助けて貰ったらしい」
牧師「はぁ…?!」
cn「ホント『はぁ!?』って感じだよね…w」
ut「ほんまに、こっちが冷や冷やするわ…」
rd「Nakamu!俺も氷!組もうぜ〜!」
nk「え、あ、…はい!」
ut「Broooock〜俺達も炎で組もうじゃねぇか!」
br「w了解でーす」
shp「シャークんさん、俺も風なんすわ、」
shk「マジすか、組みましょ」
tm「コンちゃんときんときさんは合わないよね、」
tm「んじゃ俺、きんときさんと組む」
kr「え、俺光ですけど…コンタミさん闇ですよね?」
cn「これね〜、光と闇お互いに弱点でもあるけど、お互いに美点でもあるからHP、MP減るけど凄い力出るんだよ」
kr「へぇ、じゃあ…宜しくお願いします」
cn「よろしく〜」
牧師「今頃人数が倍になったところでこの力は止められないw」
牧師「不毛な行動はやめるべきだ、w」
全?「それはどうかな…w」
らっだぁさん達はお互いでアイコンタクトをとった
rd「アブソリュート・ゼロ…!」
rd「時は凍った!今……!」
rd「Nakamu、氷槍行って!俺が押す」
nk「了解です!アイスランス…!」
rd「アイスバレッド…!!」
威力の高い氷槍を氷弾で押して速度を増してる
牧師「そんな安直な魔術が効くとでも?」
牧師「ダークカッター」
攻撃した2人に向けて闇刃が放たれる
…がしかし、
それは2人を素通りし、明後日の方向に飛んでいく
牧師「ッは…!?」
牧師「何故効かない!?」
rd「だってそれスマイルの能力でしょ?」
rd「スマイル優しいから、」
rd「スマイルが仲間だと認識してるものには効かないようになってるんだよ?w」
牧師「はぁッ!?」
ut「ここで行かせてもらう、Broooock俺の後に爆発いけるか?」
br「余裕っすよ〜任せてください!」
ut「いくぞ!フレイムエリア」
ut「行くんだBroooock!」
br「エクスプロード!」
牧師「ふッ…!!!」
相手は必死にシールドで耐えている
shp「シャークんさん!俺らは補助で!」
shk「オーケイです」
shp.shk「…エアプレス!!」
牧師は2人が出した強風に身を押さえ付けられ、動けない状態になった
そこをすかさず俺らで付け込む
tm「きんときさん俺の次で押して!」
kn「了解です!」
tm「ジェム・スローイングナイフ!」
kn「リニアウォーターッ…!!」
ともさんが投げた彩り豊かなナイフを水圧の高い魔法で後ろから押す
kr「…乱光刀!!」
cn「…ダークランス!」
俺らに続いて2人も攻撃を仕掛ける
コンタミさんの闇槍を乱光刀でマッハ単位のコントロールするきりやん
牧師と俺らの攻撃の傷に入り込んで更に傷を広げて、毒素が染み込んで行く
牧師「私はッ…何を、求めてッ……」
牧師「あ”あ”あ”ぁ”ぁ”ぁ”ッ……」
悲鳴を上げながら牧師の身体は闇に溶かされ、
血の一滴も残さず消滅した_______
そんな事はお構い無し、壁に寄りかかって座り込んでいるスマイルに駆け寄る
nk「スマイルッ…!」
nk「…スマイル?」
br「倒したよ?大丈夫だよ…?」
そう呼び掛けてもスマイルは俯いたまま、
rd「スマイル…?」
sm「……。」
スマイルは手の平を上にして体の前に出した
br「何?スマイル?どうかした…?」
sm「俺…」
やっと発されたスマイルの声は消えてしまうぐらい震えていた
kn「…どうしたの?」
sm「俺…今ッ…絶望してる……」
全-sm「……。」
sm「なのに…何でッ……」
スマイルはガバッと顔をあげて俺らを見上げる
……。
……彼の言いたい事がわかった
今絶望してると言ったスマイル、絶望ならばその瞳は青と緑の絶望を表す色になるはず…
だが…今の彼の瞳は…”紫”
つまり……
rd「能力が…消えた……」
ぽつりと呟かれる、その…真実。
tm「そっか…嫌悪の紫の状態の時に能力を抜かれたから……」
その時の瞳の色になった…と……
shp「やったw、俺とお揃いやん…w」
sm「…ぇ……?」
rd「俺とともさん混ぜてもその色なるな」
tm「なるね、w」
cn「じゃそこに鬱先生混ぜてちょっと黒くなれば俺の色になるね」
ut「無理やり過ぎやろ…w」
ut「でも似合ってんで?その色」
tm「うん、嫌悪の紫じゃないね」
tm「”スマイル”の紫色だよ?それ」
nk「ちょっと〜?w一応俺らのスマイルなんで!」
br「良いとこ取りしないで貰えます〜?」
kn「俺らもそのセリフ言いたかったな〜w」
shk「全部持ってかれたw」
kr「ちょっとぐらい後輩に譲ってくれても良いじゃないすか〜」
ut「お”ぉん?やんのかぁ?」
rd「元々は俺らのスマイルだし!」
nk「今は!!!俺らのスマイルですー」
cn「えぇ?勿論今も!俺らのスマイルですけど?」
br「所属は僕らのWhite tailsです〜」
shp「出身は俺らと同じや〜」
sm「……ッわかったわかった」
sm「わかったからw」
nk「でもさぁ!!?」
sm「ハイハイ、みんなの俺で良いから、」
sm「さっさと帰るぞ…!//」
そう言い終わる前に階段の方へ歩きだしたスマイル
何かちょっと照れてね?アイツw
shk「みんなのスマイル…。」
kr「w…」
kn「みんなの…スマイルw」
nk「何か…wうん…w」
外に出ると、天に日は無く、うそうそ時のオレンジの光が俺らの頬を照らす
shp「スマイル、能力失って大丈夫なん?」
sm「あぁ、別に能力失った訳では無いし」
cn「あれ?大丈夫だったの?」
sm「魔術は無いけど…」
全-sm「…??」
sm「…仲間、っていう…最強の能力持っ…てた」
全-sm「……!?」
は、なんだコイツ…デレ期…??
全-「……。」
rd「え、何後輩らしい事言ってんの??w」
ut「スマイルからそんな言葉が聞けるとか…」
cn「そもそもスマイルの脳内でそんな感情を抱けたのか」
nk「めっちゃらしく無い事言うじゃん…!」
br「えw…デレ期…??」
kr「スマイルのデレ期…?w」
sm「…」
kr「お”わぁッ!」
大してバカにしてもいなかった気がするがスマイルの癪に障ったのか腹部に強烈な蹴りを食らったきりやんそりゃそうだろ
スマイルに「デレ期?」って聞いて
「うん、デレ期!構って!」
っていう答えが来るとでも??そんな素直じゃねぇよアイツ
まぁそれがスマイルなんだけどねw
END
コメント
13件
マジで今まで見た小説の中で一番好きです...
初コメ失礼します!最近この投稿見始めたんですけど、全部神過ぎて全て尊死させてもらいました!スマさんはやはりてぇてぇッスね!俺らっでぃとスマさんの絡みが好きなのでガチで見れて嬉しいです!長文失礼しました!
もうなんか凄すぎて…ヤバい… 語彙力が…死んだ… とりあえずスマさんはてぇてぇってことか!(?)