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ひろあきの弁護士バッジは、からさんのお手製ダンボールバッジとは違って一応本物である。それは非常に名誉あるバッジなので、大切に取り扱わなければない。なくすなんて以てのほか。


しかしひろあきは一度、それを再交付してもらったことがある。

弁護士がバッジを再交付してもらう理由は主に紛失だが、ひろあきは別にバッジをなくすようなうっかりさんではなかった。

では何故再交付などしたかというと、しょうへいの手によってバッジを乳首ピアスに改造されてしまったからである。


それ以来ひろあきはなんと、スーツではなく乳首に弁護士バッジをつけているのだ。しかも二つ。

銀行の窓口でも裁判所でも、僕です僕が弁護士ですと証明する際、ひろあきは恥じらいながらも必ず胸元をはだけ、両乳首にきらめく弁護士バッジを見せる。

そしてそれを見せられた者は、バッジがダンボール製でないかを慎重に調べる。引っ張ったり、つついたり、ねぶったりして、ようやくそれが本物であると認めるのだ。

乳首が世界一弱いひろあきは、公衆の面前で乳首を責められ、羞恥と快楽で何度もメスイキに達する。

すると年がら年中ちんぽを欲しがるアナルが余計にヒクつくので、そのへんにいた男を適当に誘惑してトイレでハッテン、今度はちんぽでメスイキである。

そんなこんなしているうちにホモが殺到し、襲われることを希望しているひろあきは集団レイプされるのだった。

メスイキに次ぐメスイキが日常化した今、弁護士でいる限りメスイキからは絶対に逃れられない。


事務所に戻るやいなや、ひろあきは乳首に弁護士バッジをつけるメリットについて同僚二人に熱くプレゼンした。

見てください、これが僕の弁護士バッジです、いいでしょう、こんなふうに乳首につけていれば絶対に無くしませんし、なによりとっても気持ちがいいですよ。

からさんはひろあきのガンギマリ具合にドン引きしてアイスを落とし、しょうへいは「俺そこまでヤバくないんで」と鼻で笑った。

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