テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
🎼🍵視点
こさめちゃんが退院してからみんなで火葬することになった。
たった5週間しか一緒にいられなかった命。
でも5週間も一緒に居られた命。
こさめちゃんを選んで来てくれた子。
だから大切に家族みんなで送り出してあげる。
🎼☔️「ポロポロ泣」
🎼🌸(サスサス)
🎼👑(……俯く)
🎼📢「こさめのところに来てくれてありがとうな」
🎼🎮(…)
みんな思うところはあるだろう。
悲しい。寂しい。何もしてやれなかった悔しさ。
それでも俺が思うことは1つ。
🎼🍵「ほんとうにありがとう。」
数日後。
こさめちゃんは赤ちゃんを見送ってから3日間は元気がなく、部屋に閉じこもってしまった。
でも、その2日後にはケロッとしていて少しずつ外へ出るようになった。
いるまちゃんのコンビニについて行く。みこちゃんの病院の付き添いで着いていく。
たった短時間の外出だけど、成長しているみたいだ。
みこちゃんは副作用が強まり、ベッドから起き上がることもできない日が多い。
何するにも付き添いか必要不可欠で、お風呂へ入るにも誰かが見ていないといつ倒れてもおかしくは無い状況だった。
赤ちゃんの1件を通してらんらんがより一層みこちゃんを気にしているみたいで、大学から一直線で家へ帰ってくる。
もちろん、もう誰一人として身近な人を亡くしたくはない。
そんなことを考えていた
🎼🎮「すち…ちょっといいか?」
🎼🍵「うん…?」
🎼🎮「ほら、こさめ。」
🎼☔️「すち兄、」
🎼🍵「どうした?」
🎼☔️「こさめ、また学校行きたい…」
🎼🍵「!!!!」
🎼🎮「だとよ。ほらすち兄ちゃんさんの答えは?ニヤニヤ」
🎼🍵「もちろん!いいよ!でもこさめちゃん大丈夫?」
🎼☔️「大丈夫ではない。怖い。でもずっと引きこもってるだけじゃ赤ちゃんに怒られちゃう…」
🎼🍵「わかった!じゃあ明日試しに行ってみよ!無理そうだったら全然早退してもいいし!」
🎼☔️「ありがとう!」
🎼🍵「頑張ろ!てか、なっちゃん。」
🎼🎮「なに」
🎼🍵「すち兄ちゃんさんってなんだー!」
🎼🎮「ギクゥッま、まあ。ね?ニコ」
🎼🍵「笑って誤魔化すな!」
お母さん、お父さん。俺ら兄弟はみんな育ってます。
どんなトラブルがあろうとも協力して無事に生きています。
コメント
1件
こさめちゃんになんも起こりまんように🙏(起こりそうやけど…