テラーノベル
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深夜の医務室。
窓から差し込む月明かりが、ベッドで横たわるいふくんの青い髪を静かに照らしていた。
僕は、いふくんの大きな手を両手で包み込むように握り、
その温もりを何度も、何度も確かめていた。
🤪.彡「……ん……ほとけ、っ…?」
いふくんがゆっくりと目を開ける。
僕は溢れそうになる涙を必死に堪えて、無理に笑ってみせた。
💎.彡「っ、…よかった。……いふくん、気がついたんだねっ、…」
🤪.彡 「……っ、そんな顔すんな。……これくらい平気や。」
いふくんは、痛む肩を動かそうとして顔を歪めた。
僕は慌ててその肩を抑える。
💎.彡「ダメだよ、動いちゃ! …ごめんね、。僕のせいで、いふくんが傷ついて……。僕が、あんな化け物だから…っ、」
――僕は、これ以上の隠し事は嫌で、
自分の正体をいふくんにすべて打ち明けた。
スパイとして育てられたこと、感情を殺す訓練を受けてきたこと。
そして、首の後ろに埋め込まれていた「チップ」のこと。
💎.彡「……僕は、誰かを守るために作られたんじゃない、。誰かを効率よく殺すために作られた『道具』なんだ。……そんな僕が、いふくんの隣にいていいわけないのに、…っ、…」
僕の声が震える。
逃げようとする僕の手を、いふくんは力強く握り返した。
🤪.彡「……道具? ……笑わせんな。……こんなに震えて、こんなに泣いとる道具がどこにおんねん。」
いふくんが、真っ直ぐ僕を見つめる。
🤪.彡「お前が何者でも関係ない。…俺が知っとるお前は、お菓子が好きで、うるさくて。…でも誰よりも優しい『ほとけ』や。……それだけで十分やろ。」
僕は、いふくんの胸に顔を埋める。
トクン、トクンと規則正しく刻まれる鼓動が、僕の耳に直接伝わってくる。
💎.彡「……ねぇ、いふくん。僕、おかしいの…。……今、胸の奥が、焼けるみたいに熱くて、苦しい、…」
僕は、自分の胸をぎゅっと掴んだ。
💎.彡「母国じゃ、こんなこと教わらなかった。…苦しいのに、もっと近くにいたい。……、それにいふくんが他の誰かと笑ってると、胸がチクチクするの、…。……僕、どうしちゃったんだろ、…」
いふくんは一瞬だけ驚いたように目を見開いて、少しだけ顔を赤くして視線を逸らした。
🤪.彡「っ、…俺に聞くなや。……俺だって、分からへん。……お前がいなくなってしまうんやないかって思ったら、心臓が止まりそうになった。……こんなに誰かのことで頭がいっぱいになるなんて、俺も初めてや…。」
僕たちは、お互いの顔を見合わせた。
「恋」という言葉は知っている。
けれど、今僕たちの胸を焦がしているこの猛烈な熱量が、本当にその言葉一つで片付けられるものなのか、
僕には分からなかった。
💎.彡「……名前なんて、どうでもいいね、…。」
僕は、いふくんの顔にゆっくりと手を伸ばした。
💎.彡「っ、…ただ、僕は、いふくんのことが……世界で一番、大切なんだっ。…いふくんを守るためなら僕は自分を捨てて、またあの化け物になってもいい、かなっ、…。」
いふくんが、僕の手を自分の頬に重ねた。
🤪.彡「…アホ。……自分を捨てるな。……俺が、お前の『理由』になってやる。……お前が、お前でおるための理由に。」
僕達の距離が、吐息が触れ合うほどに近づく。
「好き」という言葉さえ、今の僕たちには軽すぎて使えなかった。
僕はただ、この熱を、この鼓動を、いふくんに伝えたい。
🤪.彡「…。」
__ちゅっ……
不意に、静かな医務室の中に、優しいリップ音が響く。
初めて触れた唇の柔らかさに、僕の脳内が真っ白になる。
💎.彡「い、いふ、くんっ、…!?」
顔を真っ赤にしながら、でもどこか嬉しそうに彼の名前を呼ぶ。
🤪.彡「…可愛かったから、つい…?(笑)」
💎.彡「っ、…!…ばかっ、!」
🤪.彡「先輩にばかとかいうなばかっ!」
恥ずかしい気持ちでいっぱいになりながら、
嬉しくて、嬉しくて、涙が溢れそうになる。
___けれど、その甘い時間を切り裂くように、医務室のスピーカーが激しいノイズを上げた。
🍣.彡📢『――緊急放送! 全員、今すぐ講堂に集まって!』
ないちゃんの、切迫した叫び声が医務室に響く。
🍣.彡📢『――学園が、正体不明の武装集団に包囲された!
奴ら、本気でここを潰す気だ……! いむ、まろ! 聞こえてる!? 早く来て!!』
窓の外では、漆黒の装甲車が校庭を蹂躙し、サーチライトが夜の闇を切り裂いていた。
💎.彡「…っ…来たんだ。……僕を、消しに…。仕事が早いこと、…。」
僕は、唇に残ったいふくんの熱を惜しむように一度だけ強く噛み締めて、顔を上げる。
💎.彡「……いふくん。行こう。……これ、全部片付けたら……続き、しようっ…?」
🤪.彡「…さっさと片付けて、続きしたる。…俺等の時間を邪魔したんや。あいつら潰す。…でも、無理はすんなよ?」
💎.彡「…うんっ、!…いふくんもねっ、?」
___裂かれたはずの絆。
それを血を流してでも守り抜くと誓った二人の間に、
残酷だった夜を塗り替えるほどに鮮やかな、一輪の花が咲こうとしていた。
やばいやばいやばい。筆がのった (???)
いいんじゃないですかこれは。上出来では(((
上出来だったら…たくさんはーとくださいっ、…!
上出来じゃなくても、、、はーとください、っ…☆
おつてんっ!
コメント
7件
え?うん、最高の何物でもないけど????
い゙ぶぐん゙(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`) ゑ?普通に泣く(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
この作品ほんとに大好きです🫶🏻応援してます🫣