前書き
※注意事項はよくお読み下さい。
(あらすじに記載しております。)
もう10月ですよ。
リアル世界なら文化祭とか終わってますよね。急いで進めます。
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夏休みも明け、遂に二学期が始まった。
3年生の教室
gr「あ”ぁ”ー夏休みが明けてしまった…。」
朝一に自分の席で項垂れるgr。
em「でも今年は楽しく過ごせました。」
課題を出す為の整理をしながらemが返事をする。
gr「せやなぁ、勉強と両立出来たのは初めてな気がするぞ。」
em「それはそれは、いいことですね。」
gr「ハァ〜…。ま、頑張るしかないやんな。」
em「でもこれからは体育祭や文化祭がありますよ。」
gr「あー、せやったな。生徒会でもなんかやらないとだしな。」
em「あ、そーいえばそうでしたね…。」
gr「HAHAHA…。」
一方2年生の教室では…
ut「あー!夏休み終わったぁぁああ!!」
開口 一番、教室には友人以外誰も居ないからと全力で叫ぶ。
kn「うっさ。朝から元気すぎやろおま。」
tn「耳キーンなったわ。慰謝料請求したる。」
ut「いややめてぇ?!」
zm「www でもut大丈夫やで!これからは体育祭とかがあるやで!」
ut「はっ?!そーやん!活躍して女の子にモテるチャーンス!」
kn「足速くてモテるのは小学生までやろ。」
tn「まーやる気あるだけええんちゃう?」
kn「せやなw」
他の2年生の教室
sh「rbr〜、文化祭何する〜?」
shoが既に黒板に文化祭の出し物候補が書いてあるのを見つけ、rbrに聞く。
rb「あぁ、黒板に書いてある候補か。なんでもええねんけどな〜。shoは何選ぶ予定なん?」
sh「俺はカフェかな〜。やってみたい。」
rb「執事メイド喫茶か。まあ定番っちゃ定番やしな。」
sh「そーそー。1番はあれかな〜。」
rb「ふーん、俺も何か考えとかなな。」
そして1年生の教室では…
sy「ふゎぁ〜…。ねっむ。」
相変わらず朝から欠伸が止まらない。
ci「ねーねーsypくんのクラスって出し物何すんのー? 」
ひょっこり目の前に現れたciにまだ慣れずに驚く。
sy「うわびっくりした。出し物ぉ?あぁ、文化祭か。さぁ?何か適当にゲーム系のでも出すんちゃう?」
ci「それならさ!俺ら一緒に回らん?」
sy「んーまぁ、どうせ一緒に回る相手も居らんし…。ええで。」
ci「やった!当日が楽しみやな〜!」
sy「せやね。」
教室が賑やかになり、活気が帰ってきた。
それぞれが夏休みを満喫し、また次の行事に備えて忙しくなっていくのであった。
放課後の生徒会室
gr「と、言う訳で生徒会での文化祭出し物を決めるゾ!」
机を軽く叩いて勢い良く立ち上がる。
tn「ガチか〜、無しって選択肢は?」
怠そうにしながらtnが問いかける。
gr「無い。強制や。」
tn「あっ、強制なんすね…。」
zm「無難なのは演劇なんちゃう?」
em「でも演劇だとして何やります?」
そうemが生徒会メンバーに質問した時、
kn「やっぱ風紀に関するのが1番やろうな。」
ut「ええやん、生徒会と言えば!やよな。」
sh「じゃあ先生も交えてとかなら皆楽しめるんちゃう?」
rb「俺は何も無い で。」
sy「俺らの学年でも楽しめるようにやったら先生交えてはいいですね。」
ci「確かに!担任の先生とか出てたら笑っちゃうかも。」
背後から続々と声が聞こえて意見が出されていく。
tn「ほなお前らも強制参加な。」
tnの一言でまたそれぞれが不満や文句を垂れ始めた。
ut「えぇー俺らもやるん?!」
ci「俺らは意見出してるだけで生徒会じゃないっすよ!」
sh「おかしいやろー!」
kn「そうやそうや!」
rb「優しさを仇で返すな!」
sy「出る必要はないやろ!」
不満たらたらな声で必死に抵抗する。が、それも正論で虚しく散るのであった。
gr「そちらは意見を出したから協力してくれる、つまりは参加してもいい、ということになるよな?」
ut「うぐっ…。」
sy「流石に正論には勝てませんぜ、ut。」
gr「じゃあ協力するっつーことで頼む!んで、改めて生徒会メンバーとして舞台を成功させようではないか!」
kn「勝手にメンバーにすな!」
rb「しゃあない、手伝ったるか〜。」
tn「ま、どんまいやな。」
gr「では早速皆で何をやるか決めるゾ!」
全員で話し合いをし、次々に演劇のテーマ等が決まっていく。
gr「よし、大体決まったやろ。em、最終確認を頼む。」
em「はい、まず演劇のテーマは…」
決まった内容を確認し終え、その日の生徒会活動は終わるのであった。
ci「わっ!もうこんな時間?!すみません、先に失礼しますー!」
時計を見てciが焦って帰宅準備を始める。
sy「ciじゃーな。」
ci「うん、また明日!」
そのまま挨拶だけして飛び出して帰って行ってしまった。
ut「あいつなんかあるん?」
sy「今日は用事があるって言ってましたね。すぐ終わると思ってたら、こんなに長くなるとはって感じでしたけど。」
ut「ふーん、ciも大変やね。」
kn「ほな俺も帰るわ!utも帰るやろ?」
ut「おん、流石にもう帰る。」
sy「お疲れ様でーす。俺も帰りますね。」
sh「俺らも帰ろ。」
rb「そうしよか。」
ぞろぞろと皆部屋を出て行き、4人だけがその場に残る。
zm「…emさん、一緒に帰ろ!」
em「あ、そうですね。帰りましょうか。」
zm「2人ともまたな!」
tn「おう、気ぃつけて帰りやーよ。」
em「お疲れ様でした。お先に失礼します。」
gr「おうよ。お疲れ。」
2人が部屋を出て、tnとgrの2人きりになる。
tn「あぁー、疲れた。」
gr「帰るか?」
tn「流石に、帰りましょーや。」
gr「あぁw、帰ろう。」
そうして部屋の中が空っぽになり、心弾ませながら帰路に着いていくのであった。
コメント
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文化祭✨ 劇楽しみー!