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私は学校で友達がたくさん居る。
なんて嘘だ。
そんなわけないに決まっている、いつも一人ぼっちだ、今日も誰とも話さず学校が終わる、まわりには仲良い人のグループがあるが私にはグループがない、私は中学を卒業した後、親の都合で引越し友達がいないのだ、一人で居る学校は退屈だ、すぐに時間は過ぎるが話す相手が居ないから心細くなる。
私は毎日一時間は保健室で休んでいる、教室に居ても苦しいだけだからだ、ストレスを溜めるよりマシだろう。
私は保健室の扉をゆっくり開けて中に入った。
「また来たんだね」
保険室の先生にも、はあ、とため息をつかれる、そんな時私はいつも無言になっている。
「サボりなら帰って、ここは体調悪い人が来る場所だから」
いつもこんな感じで疲れるから私は無言でベッドに入る、先生の声を聞く暇なんてない。
「いい加減にしてよ」
先生はそうボソっと言う、丸聞こえだって。
『しんどい』
教室に戻っては、また?、サボり?、みたいな声が聞こえる、私に向けて言っているんだろう、陰口と言うのか?私はこれがいじめなのかいじめじゃないのかは分からない。
いや、いじりか、いじめといじりは違う、でもそのどちらかとするといじりだ、私はいじりを受けている。
『独りぼっち』