道枝side
康二くんと手、手…繋いでる。
やばい。顔真っ赤…
康「ついたで。手、はなすな」
駿「うん…」
はなしてほしくないな…ほんまは。
康「よし、寝るかっ!」
駿「えっでもまだお風…呂」
おふろっ!?
えまって。寂しいとか言っちゃったけどお風呂どーするん!?恥ずかしい…
康「明日仕事あんの?」
俺が恥ずかしがってるのも気づかず康二くんは余裕で話してる。
長尾にも嫌われ、康二くんにもフラれるなんて…泣きそう。
駿「…明日は、オフです」
康「じゃあお風呂は朝でええよ。入りたかったらええけど、どーする?」
駿「だ大丈夫です」
康「そーか。オレソファーで
寝るで、みっちーベッド行き?」
駿「えっ、いやいや、康二くんベッドで寝てください。俺はソファーでええので」
康「えー?あ、ほな一緒に寝よや。ぎゅーして」
駿「!?」
最後のは余計ですよっ
俺心臓もつかわからへん…
駿「あの、俺、寝相がアクロバットなので…ぎゅーはやめときましょ…?」
嘘でもない言い訳をして、なんとか説得した。
康「まいジャニで言ってたな。そーいやあ、あはっ」
康二くん、俺を元気づけようとしてくれてるんや…
こういうところも、大好きや。
長尾のこと…ショックやけど、康二くんの前では笑っていたいな。
駿「あはっそーですよ」
康「……」
駿「?」
康「ごめん。やっぱダメ。ムリや」
駿「なにが…?」
康「ムリに笑わへんで?オレ、みっちーに安心してほしくて、笑かそうと思ったけど、ダメや。みっちーがムリして笑ってんの、見てられへん」
康二くん…。
康「みっちーはさ、顔にでやすいんよ。ピュアやから。だからその分…空元気だしてんのとか、バレバレなんよ…ごめんな。オレの前では、泣いてええから、悲しんでええから」ぎゅっ
駿「__はい」
康二くんはずるい。
いっつも優しい言葉かけてくれて、めっちゃおもしろくて、みんなから愛されてて。
一緒にいるだけで安心する。
駿「…グズングズン」
あれ?なんで泣いてるん…俺。
もう、長尾に迷惑かけられへんから、関わるんやめるって、さっき決めたやろ…っ!がまんするんやっ!
でもっでも…っ!
駿「康二、くん…」
康「なに?」
駿「__泣いて、いいですか」
康「ふっ、ええ言うたやろ?いっぱい泣きや?」
駿「…グズンッグズッ長…おっ。グズッおかしい…やん。なんで……なんで話しちゃいかんのっ?関わっちゃあかんのや…っ」
康「トントンせやなぁ」
駿「俺は長尾のこと、大切で、大好きやのに…」
長尾は違うん?
駿「わぁぁーんっ!やだよっ話せないのやっぱい嫌やっ!うゎぁ~んっ!」
康「みっちー…」
向井side
みっちーがこんなに悩んで、苦しんで、悲しんでいるのに、オレはなにもできひんのか?
助けてあげたいけど、謙杜はいま、話すことを拒んでる。
オレが首つっこんだらダメな状況やし…
ごめんな、みっちー。
何も、できんくて。
オレはただ、朝まで一緒におることしかできんかった。
コメント
9件
あのーすいません。じーこはめめと付き合う予定で大丈夫?(何言うてんの みっちーは謙社と付き合う予定で大丈夫?ハッピーエンドになる予定で大丈夫そ?
康二君優しすぎん⁉️