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~森出口付近~
ホノル「そろそろつきますよ。」
ラミア「ホーノちゃん!どっちが早く倒せるか競争ね!」
…
ホーノ「あぁ分かった。」
ホノル「そうやって先に行かれても困るんですが。前もありましたよね?まぁいいです。とりあえずこれ渡しときますね。」
ホノルは3人に白いペンダントのようなものを手渡した。
ホノル「身につけておけば闇属性を軽減してくれる。幹部は大抵闇使ってくるから持っておいて損はない。」
ラミア「お高いやつじゃん!しかも買ってあったならもっと早くくれればよかったじゃん!」
ホノル「これは昨日作ったものです。アルカさんが用意した素材の中に原材料が入っていましたので。原材料なら安く買えますし、不思議ではないですがいつ買ったのかは気になりましたよ?」
アルカ「ホノルさんの本に載ってたので町を出るときに買っておいたんです。」
ホノル「この辺りで一度拠点を、」
ラミア「避けてっ!」
アルカ「わぁ」
ラミアがアルカに飛びつき森の影から飛来した何かを避けることができた。
ホーノ「うぉぉぉぉぉ!」
ホーノが飛んできた方向に向けて走り、攻撃をする。が、魔法陣が現れ防がれた。
そのまま魔法陣から火球が飛ばされはじかれてしまった。
そのままラミアが魔法陣が消えた直後に切りかかったが空を切った。
アルカ(考えろ、相手は魔法使いで間違いないがホーノさんの攻撃をいともたやすく止め、ラミアさんが相手を認識できていない。このままだと少しずつこちらが削られていく。)
そのままホーノとラミアの攻撃は防がれ、回避されの繰り返し。そして反撃もすべて捌ききることはできず、体力も削られていった。
魔法使い「ぐはっ」
突如首から出血している魔法使いと思われる人型モンスターとホノルが現れた。
ホノル「うまくいきました。そろそろ毒も回ってきましたかね?動けないと思いますけど。」
勝った。
そう確信した瞬間、ラミアの足元に魔法陣が現れ、ラミアが拘束された。
魔法使い「少しずつむしばまれていき死に至る。では、またどこかで。」
ホノル(まずい、あれは術者が倒れるまで解けない。逃げられたら終わる!)
その時、魔法使いに白く光る液体が入った瓶が飛んできて、かかった。そして液体のかかった右腕が溶け、テレポートが不発になった。
アルカ「ホノルさん、研究道具と余った材料使わせてもらいました。」
呆然としている魔法使いをホーノが一撃で沈めた。
ラミア「ありがとうアルカちゃん、たすかったよ。」
アルカ「いえ、私じゃなくてホノルさんとホーノさんのおかげです。ホノルさんが活路を見出したし、倒したのはホーノさんです。」
ラミア「でも逃げようとした魔法使いを止めたのはアルカちゃんでしょ?」
アルカ「あれもホノルさんが研究していたペンダントを主体として森の植物を絞った液に溶かしただけです。ホノルさんのおかげですよ。」
ラミア「それでも投げたのはアルカちゃんだし、感謝してるの!」
アルカ「まぁ分かりました。どういたしまして。」
ホノル(少しは自信ついたと思うけど。でも謙遜ばっかりだし自分の功績を認めない。やっぱりもっと大きなきっかけが必要、か。でもとりあえずこれでお姉ちゃんは元気になるはず。)
ホーノ「というかなんでホノルは魔法使いに攻撃できたんだよ。ホノルも見えなかったし。」
ホノル「相手の姿消す魔法が範囲内を外から認識できなくするものだったから、いたはずの鳥がいなくなった時にそこに入って罠仕掛けて、かかったら後ろから毒ナイフで。」
ホーノ「よくそんなとこ気づいたな!」
ホノル「アルカさんも気づいてましたよね?魔法解除の少し前からこっちを見てた。」
アルカ「違和感を感じたのでみていただけですよ。」
ラミア「ついていけない!2人共どうなってんの?」