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#爆豪勝己
うんの
46
「ーなあ、えむ」
「何?どうしたの?」
「ごめんな。俺、座長なのに、こんなことになってしまって。本当はな、おれも類も寧々も気づいてたんだ。えむがずっと笑顔を作ってること。そして、病気なんじゃないかってことも。でも俺たちはえむに踏み込まなかった。それでこんなことになったんだ。もっと踏み込んで話していればこんなことにはならなかったかもしれない。だから、ごめんな、えむ」
司はえむに深く頭を下げて謝った。それに続いて寧々も類も頭を下げた。
「私たちもごめん。もっと聞いてたら、えむが辛い思いをしなくて済んだかもしれないのに、。」
「もー、みんな!謝らないでよ!それに、話さなかったのは、わたしのためなんでしょ?なら、尚更謝らないでよ!むしろ、”えむのために、やったのだ!感謝しろ”って言って欲しいな!」
「あはは、えむ。その笑顔も嘘でしょ?えむの顔色を伺いすぎて、わかるようになっちゃった。私たちの前では泣いてよ、えむ。私たちはその涙もちゃんと受け入れるからさ」
すると、その言葉を聞いたえむが涙を流し始めた。
「ー!本当は、本当は!ずっと、ずっと話したかったの!病気のことも、余命のことも!でも、話したらみんなに迷惑をかけちゃうんじゃないかって不安になって、怖くって!だから必死にバレないように隠した。でも、ずっと話したくて。嘘をついてるのが苦しくて!あと、少ししか一緒にいられないのが、たまらなく悔しくて!もっと、もっと、ショーをやりたかった。もっとみんなと話したかった。もっとみんなと笑いたかった!」
「そうか、えむ。そうだったんだな。そんなに辛い思いを抱えて俺たちと一緒にいてくれたんだな。」
寧々が優しくえむを抱擁した。
「えむ、今までよく頑張ったね。えらいよ、本当に。もう、えむは一人じゃないよ。私たちがいるからね。それに、まだショーはできるよ。だってえむはまだ生きてるんだもん。それに、えむにとって人生はショーなんでしょ?なら、最高のエンディングのしようよ!」
「うぬ!そうだな!最後の瞬間まで俺たちは一緒だ!俺たちはワンダーランズ×ショータイムだからな!一人が困ったら全員で助ける。だから、えむ。これからは俺たちを全力で頼れ!本気で迷惑をかけに来い。それでえむが満足して逝けるなら、俺たちはそれを受け止めるぞ!」
「本当に?」
「あぁ。おれは。えむに未練を残したままこの世を去ってほしくないのからな!」
「ー!ありがとう!司くん、類くん、寧々ちゃん!わたし、みんなより早く空にいっちゃうけど、これからよろしくね!」