⚠️注意⚠️
・rbtt (🐙🌟×🤝)です
・学パロ
・mbとttの付き合い描写有り
結構ttが未練たらたらな感じ
・キャラ崩壊
・wnさんお友達出演
tt side
tt「ゔぅぅ~~~… 」
昨日結構長く付き合っていた子と別れた。
向こうからの告白だったけど、人生初の告白だったから浮かれて、すぐOKしたし何ならこっちも好きになった。
けどしばらくしたらその子から話しかけてくることが減って、そのまま別れた。
wn「向こうも初彼だったはずなのに、バカだねえ。」
廊下の壁に向かっている俺の背中をさすったり叩いたり…
慰めているのか慰めていないのかよく分からないことをしてくるウェンくん。
tt「復縁したい………」
wn「これ言うのもなんだけどやめときな?」
tt「でもぉぉ………」
wn「時間やばいよ、テツ。苦しいのは分からなくもないけど次の授業の準備しな~?」
tt「…ん、ごめんウェンくん、ありがと。」
ウェンくんとは別のクラスだから、名残惜しいけどチャイムがなる前にそれぞれ教室に戻った。
次の授業は体育だった。
バスケらしい。
先生がグループになってゴールシュートの練習って言うから集まったら、たまたまるべくんと同じグループになった。
rb「イッテツやっぱ元気ないですね、」
よほど顔が死んでいたのか、心配してくれた。
るべくんも俺らが別れたことは知っているので余計にだろう。
るべくんは俺の顔を覗き込んできた。
その顔があの子に似ていた。 いや、前々から少し思っていたけれど。
tt「ぅ…わ似てるぅ…」
rb「…またそれです?似てるみたいな話…」
tt「似てるんだもん~………!」
rb「どこかですか、別に俺あの人と親戚なわけじゃないんですけど…」
tt「顔!目元ちょー似てる!」
rb「はぁ、?あ、イッテツ順番ですよ」
るべくんに言われてはっとして前を向く。
ボールをゴールめがけて投げたが、全然入る気配も無しに地面に落ちた。
るべくんが見事ゴールにシュートする姿を見る。
るべくんが戻ってくる時にるべくんの顔を見上げた。これまた似ている。
tt「うわぁぁ…似てる…」
rb「…そーですか」
tt「え、ちょっとるべくんその髪耳にかけてくれる?」
rb「え?ぁ…はい。」
tt「似てるぅぅぅ~、!」
rb「…w」
ゴールして戻る度にるべくんに何かお願いをする。
口元手で隠す仕草して、とか俺の事見上げて欲しい、とか。
tt「お願い復縁してぇ…」
rb「言う相手間違ってる、w」
tt「良いじゃんもう結婚しよ」
rb「wwwそこまで?w」
tt「うん、結婚しよ」
rb「良いですよwww」
うわぁ…笑った顔も似てる…
rb「…イッテツそんなに復縁したいんですね」
tt「そりゃ、こっちからしたら初の彼女だったからね、大切だよ?」
tt「あ~ぁ、忘れられるか復縁できるか、どっちかしないかなぁ。」
rb「ふぅ~ん…失恋した乙女みたいで笑える」
tt「いやいや、何言ってんの、俺は乙女だよ。」
rb「こわ」
体育の時間中はずっとるべくんに引っ付いて、復縁してくれって言ってた。
似てるからさぁ……まぁ流石に冗談だけどね!
辛い時でも、るべくんといるのはやっぱ安心感があるし、楽しい。
帰りはるべくんと俺がそれぞれぼっちになったので一緒に帰ることになった。
2人で並木を横目に歩く。
tt「はあ~~~悲しい」
rb「まだ言ってるんですか」
tt「まだって何!?別れて2日目だよ??!慈悲は?!!?」
何気に俺の心にぐさぐさと刃物を突き立ててくるるべくん。
こっちは傷心してるんだけどなーーー!?
rb「そんな辛いなら、復縁マジック教えましょうか?」
tt「……へ、?復縁マジック、?」
rb「完全な復縁とはいえません。ここはあくまで現実で、魔法なんて基本は使えませんから。」
彼は何を言ってるんだろうか。
復縁マジック、……復縁できる、おまじない…みたいな、?
そう考えたら心が揺らいで、考える前に口が動いた。
tt「………。 教えて?その、マジック」
rb「、もちろん 」
rb「イッテツ、俺のこと見て彼女に似てるって言いましたよね。」
tt「?まぁ…。」
rb「体育の授業中、俺に復縁してって言いましたよね。」
tt「段々脳みそバグってきちゃって…」
rb「じゃあ、俺と付き合えば、それは復縁じゃないですか?イッテツは俺と彼女を重ねてるんですから。」
tt「………?な、何言ってるのるべくん…」
rb「イッテツ、好きです。彼女なんて忘れて、俺と復縁しましょう?」
るべくんがそう言って俺の手を取る。
見つめてくる顔は、あの子とは違うるべくんの顔。
重ねてる…そうだね、重ねてた。
そっくりだったから幻想でも見れたらってるべくんを見ていなかった。
久しぶりにちゃんと重ねずにるべくんを見た気がする。
tt「……、」
rb「…イッテツ、ダメですか、?俺はちゃんとイッテツが好きですよ、男なんて関係ないくらい。」
rb「まぁ別に、今決まらないなら今度でいいですよ」
tt「…、これがるべくんの言う、復縁マジック、?ってことだよね…?」
rb「そうです」
……1人の人間に執拗に引っ付くのは良くない。分かってる。
そもそも、俺が嫌だったからあの子は別れたいと言ったんじゃないか。
tt「…いぃ、よ。付き合お、るべくん…」
rb「!…良かったですね、復縁マジック成功ですよ。」
tt「んや、…」
tt「俺、ちゃんと、ちゃんとるべくんを見て言ってるの、!!」
俺は本当にあの子が好きでるべくんと重ねてたのか。
…違う。
俺は、俺は……
tt「俺、るべくんが好きだから、るべくんの代わりにあの子に執着しちゃったんだ、っ…」
rb「…え、じゃあ…それって、」
tt「るべくんが…俺のこと好きなわけないって…思って、それならせめて、そっくりなあの子で満たそうって……!」
rb「…なーんだ、最初っから、両片思いじゃないですか、w」
tt「う、ゔぅう……ごめんるべくん~~~ッッ…泣」
rb「何かですか、俺はイッテツと付き合えたので。今なら何でも許せますよ。」
tt「いやッ、あの子、とぉッ…るべくんっ、勝手に重ねててぇっ、 泣」
rb「俺をちゃんと見てなかったって話ですか?良いですよ、結果的には逆でしたし。ていうか泣きすぎ。ほら、泣き止んでくださいイッテツ」
優しく目元を撫でて涙を拭いてくれるるべくん。
確かにあの子にそっくりだけど、多分もう重ねることはないし、重ならない。
泣き止んだ後は手を繋いで、寄り添って歩いた。
リクエストありがとうございました~~
コメント
8件
甘ァい…︎(◜𖥦◝ )、 心が浄化された気がする… っぱこれがなきゃ始まらんよな(???)
ぐぅぅぅ~‼ 疲れた心に染みました
はあぁぁ...😢😢😢最高すぎます︎。。