ピーポーピーポー_____
無慈悲な、
でも温かい救急車の音が
この街に響き渡る。
あの音は誰を運んで行くのだろうか。
そんな想像をして、
俺は暗闇に沈んでいく。
え、?
何で沈む、?
真っ暗で、何も視えない。
暗闇が身体に纏わりついて、
身動きが取れない。
暗い
怖い
淋しい
独り
悲しい
置いて行かないで、
ねぇ、
独りにしないで______
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