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彼の横顔はとても穏やかで、吸い込まれそうになるほど見蕩れてしまったのをよく覚えている。
いつしか、私はそんな彼に惹かれるようになっていたんだろう。


それを皮切りに交際が始まり、今の関係に至る。


「私、いますごく浮かれてる…本当に、ありがとう。愛してる…」


彼はその言葉を聞くと、箱から指輪を取り出して私の左手の薬指に嵌めてくれた。


私はその幸せに涙を零した。


彼はそんな私を抱き寄せ、耳元で囁いた。


「俺こそ愛してるよ、玲那ちゃん」


その言葉で再び涙が頬を伝ったが、それは喜びからくる嬉し涙だった。


それを見兼ねたのか、彼は私を抱き寄せたままキスをしてくる。


そんな彼の温もりを、鼓動を、その身に深く刻みたいと思う一心で、私もそれに応えるように彼の首に腕を回し、その愛を享受した。


ベッドが軋み、いつの間にか彼に組み敷かれている状況ができ上がる。


「玲那……」


名前を呼ばれると、互いの息遣いが重なるほど彼の顔が近付く。


期待で体を疼かせると、彼は焦らすように、私の首に顔を近付ける。


そして首筋を舐めるように這わせていき、首元をハムスターのように甘噛みしてくる。


思わず声が漏れてしまい、慌てて口を抑えると彼はどこか安堵したように私を見上げたあと、意地悪そうに笑った。


「我慢しないで」


そう言うと今度は鎖骨の辺りに吸い付いてくる。


その刺激に体が跳ね上がりそうになるが、彼に押さえつけられているため身動きが取れず快感だけが募っていく。


そうして私たちは愛を確かめ合うように性交に没入した。


やがて彼の唇が胸元へと降りてきて、服の上から私の胸の形を確認するように触れてくる。


「……っ」


直接触れてこないもどかしい刺激に耐えられず身を捩ると、今度はブラを上にたくし上げられて乳房が露わとなる。


彼はそのまま顔を近付けて先端を口に含み、飴玉を転がすように舐め回してくる。


「あっ……ん……」


その甘い快楽に声を漏らすと彼は嬉しそうに笑ってさらに激しく責め立ててきた。


そしてもう片方の胸にも手を伸ばし、同じように愛撫してくる。


やがてその行為は激しさを増していき、彼は私の胸に吸い付きながらスカートの中に手を入れてきた。


そして下着の上から秘部に触れられる感覚があり、私は恥ずかしさで顔を背ける。


すると彼はそんな私に追い打ちをかけるように、下着の中に手を侵入させてきて直接愛撫を始める。


そこはもう既に湿っており、彼はそれを確認した後、ゆっくりと膣内へ指を入れてきた。


最初は一本だけだったが徐々に本数が増えていき、やがて三本の指で中を解すように動かされる。


その刺激に体が反応し、ビクビクと震えてしまう。


そんな私を宥めるように彼は何度もキスをしてくれて、私はすっかり蕩けてしまった頭で彼の名を呼ぶことしかできなかった。


やがて彼のモノを受け入れる準備が整うと、彼は自身のズボンを脱ぎ始めた。


「…挿れるよ」


彼は私の両足を肩に乗せて、ゆっくりと挿入していく。


「んっ……あぁっ!」


彼のモノが入ってくる感覚にアクメって


そのまま奥まで入ると、今度はゆっくり引き抜かれてまた押し込まれる。


それを繰り返される度に快感が増していき、次第に激しくなっていくピストン運動に体に電流が流れるほどの悦びを覚えた。


事後、彼が私に覆い被さり抱き締めてくると同時に私に残ったのは犬が舌を出して喘ぐような荒い息だけ。


唐突に賢者タイムに突入して、私は気まずさから少し顔を逸らしてしまう。


しかしそんな私を見て彼はクスッと笑って、優しく頭を撫でてきた。


そして私の頬を両手で包み込み、額同士をくっつけてくる。


目の前には彼の顔があり、お互いの瞳が交差している状態だった。


彼の瞳は慈愛に満ちていて、それを見ると安心して自然と笑みが零れる。


そんな私を愛おしそうに見つめる彼の表情はとても穏やかなものだった。


その優しい眼差しに心奪われていると突然唇が重なり合う感触があったかと思うとすぐに離れてしまい名残惜しそうに、私は切なげな表情をしてしまった。


すると彼は愛おしそうに私の頬に手を添えたあと、今度は触れるだけの口付けをしてくれた。


それが堪らなく嬉しくてつい口角が上がってしまう。

そんな私を見て彼もまた微笑んでくれたのだった。


それから数ヶ月もしないうちに私たちは同棲を開始した。


そんな中、彼はある提案をしてきた。


それは結婚式についてだった。


そのワードを出されて改めてこの人と結婚するんだという実感が湧き驚いたが、同時にとても嬉しかった。


そんな私に対して彼はただ一言。


〈これから先の人生は玲那と歩んでいきたい、安心して。式場やドレスにはツテがあるから、たった一度の結婚式だし、最高の結婚式にしたいと思ってるんだ。だから近々見学に行きたいなと…思ってるんだけど、どうだろう?〉


それから数ヶ月後、私たちはたくさんの人達に祝福されながらバージンロードを歩いて無事に結婚式を挙げ、新婚旅行に行ったりと幸せな日々を送り続けていた。

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