「多分、アクアくん狙いの子他にもいると思うよぉ。
気をつけてね〜」
___________この番組、受けてよかったのか…?
一抹の不安を覚えるアクアだった。
(別時空)アクアのBLリアリティショー!
「なーアクア〜、大丈夫かよ?クタクタじゃん」
「うるさいな…」
やっと番組の収録が終わり、現在アクアは6人で焼肉を食べていた。
しかしまぁ、アクアは慣れない事(BL系恋愛)をしたばかりなので、本当にクタクタであった。
そんなアクアを、カズは揶揄うように呼びかけた。
カズをアクアは睨んでみせるが、カズが気にする様子はない。
「カズ、アクアは疲れてっからそっとしてやれって。それよりホラ、野菜食え、野菜!」
「いや、てめーが食べたくないモン押し付けてきてるだけじゃねーか!
俺さっきから野菜しか食えてねーぞ!ここ焼肉屋なのに!!!」
瑛二がアクアを気遣うようにカズに話しかける。(そのついでに自分の苦手なモノを食べさせていた。たくましい奴である。)
『でも、若い子の胃は凄いな…。胃もたれしないなんて最高じゃないか』
なんだかんだでアクアも焼肉を楽しんでいた…。
「さぁ〜て、帰るかぁ!」
「おー!じゃーな」
食事も終わって皆、解散の流れに変わっていく。
「ってか、アクアこっちなんだ!俺と一緒じゃん!」
「そうだな」
まさかのアクアとカズは帰る方向が一緒であった。
「いやぁ、今日は楽しかったな〜」
「そうか」
素っ気ない返事を返すばかりのアクアに、カズは話しかける。
「…なぁ、アクア」
「何…っ!?」
突然、カズはアクアの腰に手をまわした。
「何すんだよ…!離せ、」
「いいから黙ってろ」
ぐっとカズは腰を引き寄せ、アクアの頭の後ろに手をそえる。
「…カズっ、や、め」
唇が触れ合う、その瞬間。
「なーんてな!冗談だよ、冗談!
あっはは!焦っちゃって可愛いー」
急にへらへらと笑い出すカズに、アクアは え、という目を向けた。
「…は?冗談?」
「いや、アクアって撮影中結構慣れてなくて困ったりしてたろ?
だからこーやってやるんだよ的な感じで今やってみたんだけど…
あとまぁ、返事あんましてくれなかった時の仕返し〜
ってあれ?どうした?アクア」
カズがキョトンとしたのも束の間、
「………」
「いってぇ!?何すんだよ、アクア!」
無言でカズの頭を叩くアクアであった。
「あーもー、ごめんって!」
慌てて謝るカズは、アクアの耳が赤かった事に、気づくことはないだろう。
コメント
18件
こんなにコメント頂いて嬉しい!!ですが、大変です!ネタが思いつかん!!!!! もしよろしければネタ提供お願いします…🙇♀️(♡♡♡は難しいかもしれません ※主に文才ないだけです。すみません/ただ、ネタを頂いても、書けなかったり時間かかったりする場合があります。)