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びび
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舜ちゃんの描き方をよくわかっていません
真っ白の城壁が見えてくる。今日からここが俺の家なのか。あまりにも大きくて胸焼けしそうだ。
王子さまは何で俺を買ったのだろうか。頭を捻ってみるが、自分が以前助けた人魚だ、と気付いたのかもしれない。
喋りかけるタイミングを見計らっていると、向こうから話しかけてくれた。
「あのさ、もしかしてドジだったりする?」
耳を疑った。そんな美しい顔面からそんな罵倒が出てくるのかと、ここ10年で一番驚いた。
「はぁ?せめてアホって言ってくれん?」
咄嗟に返事をしてしまった。これでは喧嘩を買ったみたいだ。
「アホも大概だと思うけど」
そういって君の口に笑顔が宿った。この状況で笑いが出るのはどうにかしていると思う。そうだ、君はおかしい。
なぜなら男の人魚を買う時点で君はおかしいのだ。女の人魚は食用や愛玩用として売れていくこともあると聞く。
しかし、男だとどうだ。肉もパサついて美味しくない。体もがっしりしている。よっぽどの物好きじゃ無い限り、金を出さないと思うのだが、
目の前で微笑んでいるコイツは、物好きということだ。
「よし舜太、風呂に入ろう。」
「へ?」
目の前の男から繰り出された言葉は単純ながら理解に苦しむ内容だった。
「いや、王子様に体洗わせるわけにはいかんし、俺人魚やし」
「王子じゃなくて柔太郎ね。文句は受け付けないよ。」
王子___柔太郎は水槽から俺を持ち上げた。お姫様だっこという形だった。暴れて拒否を示してみたりもしたが、抵抗も虚しく風呂場に着いた。
少し、いやちょっとだけ、恥ずかしい。
コメント
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第3話読了!冒頭の「アホって言ってくれん?」からの軽快なやり取り、一気に好きになったわ。王子が一番最初に気付いててくれてるんじゃなくて、罵倒から入るの、しかも笑顔で返すのずるいな。お姫様だっこで風呂に連行される流れも、恥ずかしがりつつ抵抗虚しくて草。柔太郎の「文句は受け付けないよ」の締めが王子らしくてカッコいいやん。2人の会話テンポが良くて、この先どう転ぶか楽しみすぎる🔥