猫を拾った

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ご本人様たちとは1ミリも関係ありません

前回

病院行った

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ら「んーっ…」

起きて伸びをする

ら「あー…今日は配信するか…」

夕方くらいからしよう

猫は…まぁ、大丈夫だろ

夕方までは猫と遊ぼう

にゃあん

チリンチリンと音をたてながら

猫が来る

ら「ん？おはよう、ぺんちゃん」

なぁん

スリスリと、撫でろとしてくる

ら「んふふ、よしよし」

頭を撫でて、顎の下に持っていく

ゴロゴロ…

気持ちよさそうに喉を鳴らす

ら「あ〜…可愛い…」

こういうところを見ると

拾ってよかったと思う

一旦手を止めてリビングに行く

なぁぁん！

チリンチリン！

まって！

とでも言うように猫も着いてくる

リビングに置いてある猫じゃらしを手に取り

フリフリと軽く振る

にゃ！

ペシッ

と、手を出すが空振る

にゃ！にゃっ！

テシテシと、空振って

んにゃっ！

パシっ！

ついに捕まえてかじり出す

ら「齧るな〜」

カジカジと、かじり続ける猫を

ツイツイといじくる

んにゃあ！

ペシッ

と、軽くてを叩かれる

ら「んも〜…」

そのまま夕方まで遊び続けて

ら「お、もうこんな時間？」

PM19時

ら「配信するか〜」

と、手を止めて

部屋に戻る

んなぁ

猫が着いてくるが

入ってこないように部屋を閉める

ら「よーし」

ら「と、言うわけでねどうも皆さん

らっだぁです☆ﾋﾟｺﾝ」

リスナー『でた』

リスナー『動画用』

ら「うるさいうるさい」

ら「青鬼すんぞ〜」

リスナー『お、参加型？』

ら「そ」

カタカタとキーボードを打ち

コマンド確認をする

ら「ん、おけ」

ら「鬼決めま〜」

ら「しゃ〜い」

リスナー『ズル』

ら「してないしてない」

3…2…1

青鬼スタート！

ら「よ〜しいっぱいやるぞ〜」

リスナー『うーわ』

ら「あ、どうも」

リスナー『ぎゃっ！』

ら「待って〜」

リスナー『待たない待たない！』

ら「うぇーい」

リスナー『うわ”ぁっ！』

ら「よーし、もう1戦」

そのままかれこれ数時間

扉がカリカリと引っかかれ

にゃ〜

と鳴く声が聞こえる

やばい

リスナー『ん？なんか聞こえた？』

ら「え、気のせいじゃない？」

リスナー『え？でも、にゃーって』

なぁ〜！

カリカリ…

リスナー『やっぱ聞こえる？？』

ら「んも〜…」

んにゃ！

ガチャ…

ら「ゑ」

リスナー『扉開いた？』

リスナー『誰かいんの？』

ら「あっ！ちょっ！」

にゃあ！

リスナー『猫？』

リスナー『猫だな』

リスナー『え、猫飼ってんの！？』

ら「ちょ！」

んなぁ！

グリグリ

ら「あーもう！」

リスナー『なんか…』

リスナー『押されてんな』

ら「だ、ダメだよ今は〜…」

んなぁ！

チリン！

リスナー『ん？鈴の音？』

ら「猫ねぇ…拾ったのよこの子」

リスナー『え、捨て猫拾ったの？』

ら「そ」

ら「ほら、よしよし」

んなぁ〜…

リスナー『え、注射とか、去勢とかは？』

ら「注射はした、去勢はしてない、というか、しない」

リスナー『え、なんで？』

ら「えー？だってこいつしか飼う気ないもん」

リスナー『そんな理由かい』

ら「そ〜」

にゃう

ら「はいはい、ご飯ね」

ら「ちょっとあげてくる」

リスナー『いてら』

席をたち

リビングに出る

カラカラと、カリカリを飯缶の中に入れて

猫にあげる

カリ…カリ…

と、ご飯を食べているのを確認し

部屋に戻る

ら「ん、ただま」

リスナー『おかえり』

リスナー『続きするの？』

ら「あー…今日はこんくらいにするか」

リスナー『おつ〜』

ら「おっつぅ」

ピロン…

ら「……よし、大丈夫だね」

マイクや配信がちゃんと止まっているか確認をして、リビングに出る

ら「ぺーんーちゃーん？」

なぁん？

チリン？

名前を呼ぶと首を傾げながら

こちらを見る

ら「もー…ダメでしょー？」

んなぁ？

ら「めっ！だよ、めっ！」

んなぁう…

あんまり怒るのもあれなので

こんくらいにしておこう

ら「まぁ、今日はもう寝ようか」

猫を撫でながら言う

ら「おやすみ、ぺんちゃん」

なぁん

…続く