☃️side
どうしてあんなことになったのだろう。
いつからこの輪は狂い始めた…?
前まで…ずっと前まで
いや……
昨日まで、同じだったじゃないか。
🍆「っはぁ、すげぇ疲れた〜、!」
🐷「今までに無いくらいはしゃぎましたもんね」
🦍「それ毎年言ってない?w 」
🍌「毎年聞いてるよ、ほんとに」
☃️「1年に1回しか言わんのにww」
毎年、1年に1回だけ同じ場所で集まる。
勿論その他にもご飯だったり旅行だったりも行く。
でもこの“ 約束 ”だけは、何があっても変わらない。
変わらなかった、はずなんだ。
きっかけは些細なことだった。
🦍「だから、今年は無しにしようって…」
🍆「なんでそうなんだよ!! 」
🍆「理由を教えろって…!」
🐷「ちょっ、ぼんさ…!!」
🍆「毎年集まってただろ!?」
☃️「っ…冷静になってくださいぼんさん、!」
普段は強い口調じゃない、柔らかい雰囲気のぼんさんが、ここまで熱くなるなんて…、
後輩であるMENの言葉にも耳を傾けないのはおかしい。
ドズルさんも、何か変だ。
いつもは真っ先に説得してくれるのに…
🦍「理由、ですか…」
🦍「…言えません、」
部屋がしんと静まる。
誰も、何も発せずに。
🍌「…一旦、話を整理しよう」
今まで一言も発さず、空気と雰囲気を読んでいた彼が、口を開く。
🍌「ドズさんは言えない理由があって、今年の恒例会は無しにしたい」
🍌「ぼんさんはそれに納得出来ていない」
皆、おんりーの言葉に耳を傾けながらも、気持ちの整理を進める。
すると突然、彼はため息を零した。
そして、はっきり言った。
🍌「しょうもないじゃないですか」
☃️「え…、」
🐷「……、」
🦍「は…」
🍆「何、でだ…?」
🍌「というかまず、ぼんさんはなんで納得できないんです?」
🍌「いつもなら、“大人の事情ねw”って流すじゃないですか」
🍆「っ…それは、!!」
🍌「ドズさんも、らしくないですよ」
🍌「そんなに余裕が無いの、いつもと違いすぎません?」
🦍「っ…」
🍌「あと、MENも」
🍌「自分の意見を主張しないなんて、珍しいね?」
🐷「それは…そうかもな、」
🍌「この場なのではっきり言わせてもらいます」
🍌「みんなは、」
🍌「何がしたいんですか?」
☃️「っ…」
☃️「仲間割れッ…?」
どうして、こんなことになったのだろう…
あのとき…僕が何かを言っていれば、!
何か…違ったのだろうか、
集まることが…出来たのだろうかッ…!
あのとき、みんなの様子が変だった。
いつもと違う、別の世界線のみんなみたいで。
正直、あの場に居るのが怖かった。
プルルルルル…
絆がバラバラになった翌日。
一通の電話がやってきた。
コメント
14件
確かにいつもと違うけどQnがやけに正論言ってんのもいつもと違うのでは…?(( 4年の絆(?)に崩壊の危機が…
やっべ… qnがど正論すぎるw
ノベコン延長ありがとうございますすぎる🙇🏻♀️🙏🏻 にこちゃん様様ですね(((