皆さんこんあき〜!!
主のあき缶です!!
大変お待たせしました……( ˇωˇ )
という事で
とある神の子の旅物語 第6章です!
それではどうぞ。
主な登場人物
クリシュナ→💙
アルメニア→🔥
セピナス→🐏
〜第6章 優しい記憶〜
🔥「そういやぁ気になってたんだけど」
「クリシュナと羊ってどう言う関係なんだ?」
🐏「誰が羊だ💢」
🔥「角が羊だから」
🐏「馬鹿かお前」
「いや間違えた。
馬鹿だなお前」
🔥「もっと酷くなってるじゃねぇかッッ!?💢」
💙 (:( ;˙꒳˙;):
🐏「はぁ……まぁいい」
「確かクリシュナとの関係だったな」
「一応仲間になった訳だからな」
「癪ではあるが
クリシュナとであった時の事を話そう」
🔥「一言余計なんだよな〜…」
俺は元々天界で過ごしていた。
天界では主に、
睡魔、天使、そして神と立場がある。
睡魔は実は下から2番目だ。
1番下は何かと言うと使いの天使。
つまり産まれたての天使だ。
長い年月を経て、それでも3分の1だけの使いの天使が天使になることが出来る。
天使になれば神の直属になったり、
天界の秩序などを整えることができる。
つまり権力者になれる。
だが睡魔は基本的立場が上がることは滅多にない。
それこそ使いの天使をより多く天使にする為、使いの天使を育てる教育機関がある。
その教師やらを睡魔が担当しているため、
多くの使いの天使を天使にした睡魔は神に認められ睡魔の中でも高位の存在になる。
だがごく稀に産まれたてそうまもない神の子の面倒を見る世話役を頼まれる事がある。
俺はその1人だった
神ヒュブリス
つまりクリシュナの父から当時まだ
幼かったクリシュナの世話役を頼まれた。
まぁ実際頼まれたと言うよりか命令されただ。
神に頼まれる
すなわち神に選ばれる。
そんな話を断れば天界では生きていけないだろう。
そんなこんなで、俺はクリシュナの世話役をする事になった。
最初は正直乗り気じゃ無かった。
神とはいえ幼子…
めんどくさい以外無かった。
ヒュブリス「この子がクリシュナだ」
幼い💙「…」
比較的大人しいか……
まだ楽な方で良かった。
そう思っていると
テティス「この子抱っこされるのが好きなの。」
「抱っこしてみる?」
ととある女神が言った
その女神の名はテティス
クリシュナの母であり心優しき女神だ。
その優しさから天界のほとんどから愛されていた。
実際俺も例外では無かった。
🐏「…はい」
テティス様に言われ幼いクリシュナを抱っこする。
クリシュナは少し人見知りなのか俺の服を掴みうつむいていた。
その力は弱く
そして思っていたよりも軽くて少しでも力を入れれば壊れそうなくらい弱々しく脆そうだった。
ヒュブリス「クリシュナを頼んだ。」
とだけ言い残しヒュブリスは颯爽と帰っていった。
テティス「クリシュナ、お兄ちゃんの言うことちゃんと聞くのよ。」
幼い💙「はい、お母様」
テティス「ふふっ」 (🤭
テティス「セピナス君。
クリシュナの事、可愛がってあげてちょうだい。」
とテティス様は優しく微笑みながらヒュブリスの後をついて行くように去っていった。
🐏「…」
幼い💙「…」
クリシュナは思っていたよりも人見知りで何も言わなかった為しばらく沈黙が続いた。
それに痺れを切らし、俺は
🐏「…何か買いに行くか?」
幼い💙「!!……うん。」
案外あっさりいった。
というかわがままを言わなさすぎて逆に心配だ。
そんな事を思いながら天界の商店街へ向かった
天界の商店街は案外地上の商店街と大差ない。
服や雑貨、 本やら食べ物。
様々だ
🐏「どこか気になるところはあるか?」
幼い💙「……」 (キョロ(・ω・ = ・ω・)キョロ
🐏(まぁそう簡単に見つからないか…)
(それにこの様子じゃ来たことが無いか)
🐏(あの人の事だ実の息子にも相当な態度をとっていたんだろ…)
幼い💙 (グイグイ>⊂(´・ω・`) セピナスの袖を引っ張る
🐏「どうした?何か気になるのがあったか?」
幼い💙「……あそこに行ってみたいです」
(本屋を指さし
🐏「!本屋か…」
「分かった行こう」
幼い💙 (パァァ!!✨
🐏 (…フッ 微笑
(案外愛着が湧くものなんだな…)
(カランカラン🔔
店員「いらっしゃいませ、どうぞごゆるりと」
幼い💙「わぁ!!」(✨
幼い💙「少し見てきます!」
🐏「あぁ、好きにしろ」
幼い💙 (タッタッタッ 早歩きで見に行く
🐏(俺も少し見て回るか…)
🐏 (📕パタン
🐏(そろそろクリシュナの様子を見に行くか )
🐏「いた…」
「良いのは見つかったか?」
幼い💙「あっはい!」
「こんなのがあって!」
🐏「これは……」
クリシュナが差し出してきたのは
少し長めの絵本でタイトルは……
『種族なんて』
簡潔に内容を説明すれば、
魔族の男の子が人間の女の子と仲良くなり、多くの人に反対されながらも
皆を説得し、
見事皆に認めてもらえる。
つまり友情に種族なんて関係ないという本だった。
🐏(らしいと言えばらしいのかもな…)
🐏「じゃあこれを買おうか」
幼い💙「えっ!?い…良いんですか?」
🐏「別に構わん」
「それに元々クリシュナの欲しいものを買う予定だったからな」
幼い💙「!!」 (パァァ✨
🐏「楽しかったか?」
幼い💙「はい!」
幼い💙「……あの…」
🐏「?どうした」
幼い💙「セピナスさんのこと…なんて呼べば良いですか…?」
🐏「……」
(だから俺の名前をあまり呼ばなかったんだな…)
🐏「別に好きに呼べばいい」
幼い💙「えっと…じゃあ… 」
「セ……セピ君??」
🐏「……」
「フッ…」 (クスッ
(ナデナデ 💙の頭を撫で
あぁ……これが…
愛しいという感情なのだろうな。
幼い💙「…セピ君?どうしたの…?」
🐏「いや…」
「弟のようだなと…」
幼い💙「…!僕も!」
🐏「?」
幼い💙「僕も…セピ君の事お兄様みたいで一緒にいて楽しいです!! 」
🐏「!!」
🐏「…それじゃあクリシュナ 」
「これからもお前の世話役として」
「お前の兄のとしていていいか?」
幼い💙「うん!」
「セピナスお兄様!!」
🐏「…」 (微笑
クリシュナ… 約束しよう。
この先お前のそばに居る事、お前の救いになる事、
絶対に
離さないこと。
🐏「こんな感じだ」
💙「懐かしな…」
🔥「なんか色々あったんだな〜」
「てか…世話役だったのか」
🐏「三男と言えどクリシュナは地上で言う坊ちゃんだからな」
🔥「まじか!?」
💙「うーん、まぁそんな感じかな……??」
🐏「クリシュナはもう少しわがままを言えるようになろうな」
🔥「それに関しては同意」
💙「えぇ…!?」
終わりです!
本当は少し過去振り返るだけだったんですけど
丸々一章使っちゃいました( ˇωˇ )
次回はようやく旅の1歩を踏む予定です
それでは
バイバーイ( ・ω・)/