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赤side
赤『俺、パニック障害、で…っ 』
今日初めて話したはずなのに、
なぜか少し安心できて、いつもなら言えないようなことも、話せる。
桃『だからか、』
赤『そうです、』
『それで、教室が怖くって…逃げてきたんです。』
『そしたら、息できなくなって…それで…』
桃『ふ~ん、ならいつでもここに来なよ笑』
『俺、基本ここにいるからさ~』
赤『先輩は、話してくれないんですね。』
桃『ん~、お預けな笑』
赤『ずるいですよ笑』
桃『もう今日は戻んね~の?』
赤『戻ります、流石に怖いです…笑』
『まだ入学したばかりだし…』
なんだかんだ、今まで大人しくしていたから
サボってるなんてバレたら最悪だ。
桃『言い訳は?あんの?』
赤『ずっと考えてるんですけどね…』
桃『ん〜〜……』
『じゃ、桃先輩が怪我してて〜で!』
急に変なことをいいだす先輩。
本当に一瞬理解ができなかった。
赤『えっ……?』
桃『俺のせいにしとけ笑』
赤『そんな、悪いですよ…』
桃『ほら、行くぞ~』
赤『ぁ…!』
手を引っ張って連れて行かれた。
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